　ずっと入院してるぽちゃん。

　もう何回輸血したんだろう…

　もう何回あちらとこちら（お空と酸素室）を行ったり来たりしたのか…

　電話が鳴るのが怖い、

　メールが来るのが怖い…

　もう、すべてが獣医さんからの連絡なんじゃないかと一日中びくびくしている。

　溶血性貧血のぽちゃん。

　先週の金曜日に先生からいただいたメール。

　「タフ」って言葉…

　恐ろしい。

　タフ＝死

　正直なところ、今回の入院では

　もうダメなんだな…って覚悟してた。

　今年１月に悪化して輸血したときは２回で回復した。

　でも今回は３回やっても悪化する一方…

　もうぽちゃんのカラダは限界なんだなって感じた。

　だから

　「免疫グロブリン使ってください。このまま死んでしまうより、何かしてあげたい。そしてそれが苦しくないならやりたい。」

　とお伝えし、その準備としていま服用中のお薬を倍量に増やすこと、必要があれば再度の輸血を行うこととした。

　で、月曜日。

　もう会えないかも…と思いつつお見舞い。

　そんなに顔色悪くない気がする…

　でも数値は最悪…

　「たぶん、免疫グロブリンやったら死んじゃうと思う…あんまりやりたくない。」

　先生から断られてしまった。

　そうか…そんなに悪いのか。

　ただ、最後のときはひたすらダルくて

　しんどいわー…って感じらしい。

　痛いとか苦しいは無いみたい。

　それならば免疫グロブリン止めよう。

　穏やかに行かせたい。

　安楽死も何も無いそうだ。

　今このままで眠ったまま行けるらしい。

　だったらいいよ…これで。

　ただね、ひとりで行かせたく無いなあ。

　うちで看取りたい。

　まだまだ若いぽちゃん。

　ステンレスの酸素室で、だれにも看取られずに行かせるのはあまりに辛い…

　でも無力なわたしは先生におまかせしてぽちゃんを置いてくるしか無いのだ。

　それから毎日、電話が怖くて仕方なかった。

　そして、今朝。

　スタッフさんから電話が。

　ぽちゃんのいいお知らせが獣医さんから届きますよ！って！！！

　えーーーーー！！！

　ウソでしょ😱😱😱

　で、先程届いた先生からのメール。

　いやいやいやいやいや🤚🤚🤚🤚🤚

　これ、信じていいの？

　ぬか喜びじゃない？？？

　ぽちゃーん！！！

　こんな奇跡ある？？？

　あんた😾えらいねえ！！！

　ほんと、おりこうさん！

　いやまだ予断は許さないけど。

　すごいすごいすごいすごい！

　生きられるんだ、まだ。

　ありがとう、ぽちゃん！

　ありがとうございます、先生！！

　うれし泣き😭しちゃったよ。

　まだ、生きたいよね。

　さあ、がんばっておうちに帰ろう！！

ぽちゃんについて。