イギリスの青年の一代記の第二部。
1939年~1942年を描いています。
時代の世相の取り込み方はさすがに熟練技です。
本作は同じ時期を他視点で描かれているのですが、本編においては各視点の状況が異なり、同じ場面を多視点で描いて交錯するようなトリック叙述はなかったです。
ただ、登場人物多すぎで、視点が変わるたびに誰だっけと思い起こすのが大変でした。
三崎ワールドで展開される長編ファンタジー。
ネタバレまではしませんが、「道守」が出てきたときに、これまでの三崎ワールドと完全にリンクできたみたいでうれしかったです。
本作のポイントの職業は「影無き者」と「隧道士」です。
三崎ワールド用語の意味を想像して理解するのも面白さの一つだと思います。
ネタバレまではしませんが、「道守」が出てきたときに、これまでの三崎ワールドと完全にリンクできたみたいでうれしかったです。
本作のポイントの職業は「影無き者」と「隧道士」です。
三崎ワールド用語の意味を想像して理解するのも面白さの一つだと思います。
白鳥、田口コンビの医療ミステリー。
エピローグ的な作品です。
Aiが主役でもなく、事件は単純なミステリーでした。
ただ、東城大を去った過去作品の主役級がそろうエピソードは、シリーズファンなら涙ものです。
エピローグ的な作品です。
Aiが主役でもなく、事件は単純なミステリーでした。
ただ、東城大を去った過去作品の主役級がそろうエピソードは、シリーズファンなら涙ものです。
英国の貧民層出身のハリー・クリフトン一代記の少年、青春篇。
大河小説の一部ならそれなりに完結しないとドラマ化が難しいと思います。
完全に次回へ続く的な終わり方では第一部というのはいかがかな。
でも、展開自体はさすがに面白いです。
大河小説の一部ならそれなりに完結しないとドラマ化が難しいと思います。
完全に次回へ続く的な終わり方では第一部というのはいかがかな。
でも、展開自体はさすがに面白いです。
貧しい家庭に生まれた少年の小説。
アーチャーいうところのサーガです。
今回はクリフトン年代記一部とあるので、大長編になりそうです。
アーチャーのサーガの原点は「ケインとアベル」ですが、この作品は集大成となるようです。
構成としてはほぼ同じ年代(上巻では1920年から1936年)を何人かの登場人物の視点の章に分けて描いてます。
これまでの作品でも二人の主人公の視点で交互に描かれることで、一つのエピソードのいろんな側面を描くことを得意としてきていた作者だけに、それをさらに多視点に進化させた試みと思います。
なので、一つの謎の真相がだんだん明らかになって行ったり、伏線が巡り巡って回収されたり、さすがです。
主人公の波乱万丈な少年時代もお得意の成長物語として、盤石な出来です。
舞台がイギリスなので、魔法を使わないもう一人のハリーの成長物語ともいえますかね。
アーチャーいうところのサーガです。
今回はクリフトン年代記一部とあるので、大長編になりそうです。
アーチャーのサーガの原点は「ケインとアベル」ですが、この作品は集大成となるようです。
構成としてはほぼ同じ年代(上巻では1920年から1936年)を何人かの登場人物の視点の章に分けて描いてます。
これまでの作品でも二人の主人公の視点で交互に描かれることで、一つのエピソードのいろんな側面を描くことを得意としてきていた作者だけに、それをさらに多視点に進化させた試みと思います。
なので、一つの謎の真相がだんだん明らかになって行ったり、伏線が巡り巡って回収されたり、さすがです。
主人公の波乱万丈な少年時代もお得意の成長物語として、盤石な出来です。
舞台がイギリスなので、魔法を使わないもう一人のハリーの成長物語ともいえますかね。
タイムリミットサスペンス転じてリーガル復讐劇。
通常なら無実の死刑囚が救われるのですが、時間切れで、読者を悲劇のどん底に引き込んでしまいます。
悲劇になってしまった後悔だけで終わらないのが、グリシャム流のエンターテイメントです。
不謹慎かもしれませんが、悲劇に対抗した人々が悲劇を礎に生き生きと復興していく展開はわくわくしてしまいました。
通常なら無実の死刑囚が救われるのですが、時間切れで、読者を悲劇のどん底に引き込んでしまいます。
悲劇になってしまった後悔だけで終わらないのが、グリシャム流のエンターテイメントです。
不謹慎かもしれませんが、悲劇に対抗した人々が悲劇を礎に生き生きと復興していく展開はわくわくしてしまいました。
無実で死刑執行直前でそれを阻止する人たちのタイムリミットサスペンス小説。
それぞれの立場で死刑執行の直前における行動を群像劇的に描きながらも加速するスリルはさすがです。
結果は下巻に持ち越しなので、冗長な小説だったかどうかのジャッジメントはそのあとで。
それぞれの立場で死刑執行の直前における行動を群像劇的に描きながらも加速するスリルはさすがです。
結果は下巻に持ち越しなので、冗長な小説だったかどうかのジャッジメントはそのあとで。
シリーズ47巻目。
帯にもある国民的人気シリーズ、自分はミステリー界のサザエさんです。
今回も石津や晴美の活躍はいまいちでしたし、ホームズもマスクのヒントはちょっとありえないと思いました。
ミステリー的にも登場人物が限られているので消去法から大体推理できちゃいました。
でも、人情的なところは相変わらずで、罪を憎んで人を憎まずの精神は健在です。
帯にもある国民的人気シリーズ、自分はミステリー界のサザエさんです。
今回も石津や晴美の活躍はいまいちでしたし、ホームズもマスクのヒントはちょっとありえないと思いました。
ミステリー的にも登場人物が限られているので消去法から大体推理できちゃいました。
でも、人情的なところは相変わらずで、罪を憎んで人を憎まずの精神は健在です。
白銀世界が舞台のアドベンチャー小説。
悪役があまりにも間抜けすぎる点以外はさすがのエンターテイメントです。
東野さんらしく炭疽菌なんかを小道具に、人情的な話も絡めて、息をつかせぬ展開でした。
悪役があまりにも間抜けすぎる点以外はさすがのエンターテイメントです。
東野さんらしく炭疽菌なんかを小道具に、人情的な話も絡めて、息をつかせぬ展開でした。
夢破れ故郷に戻った女子の1年間の帰郷青春人情小説。
直前に読んだ作品が重松作品の中で自分の嫌いな設定だったので、口直し的にもガッツリ読めました。
特に「エラジンさん」の章は、重松さんの真骨頂で泣けます。
不器用で、要領が悪く、ただただ一生懸命で、真剣な人を描いたら、さすがです。
主人公のレイコさんも、家族も友人もみんないい人で、やっぱり故郷はいいなと思いました。
直前に読んだ作品が重松作品の中で自分の嫌いな設定だったので、口直し的にもガッツリ読めました。
特に「エラジンさん」の章は、重松さんの真骨頂で泣けます。
不器用で、要領が悪く、ただただ一生懸命で、真剣な人を描いたら、さすがです。
主人公のレイコさんも、家族も友人もみんないい人で、やっぱり故郷はいいなと思いました。
