もっと勉強しなくては!作戦第一弾として、

遅ればせながら、日本だけでなく中国のニュースを見なければ、と思い立ちました・・・おそっ

でも、私のつたない中国語力では、新聞もテレビのニュースも理解不能。

どうしたものか・・・


はっそうだそうだ、あれがあった!

CCTV、中国中央电视台の英語チャンネル!!

なんでもっと早く気付かなかったんだろう・・・。


早速つけてみました。ぽちり


おりしも今日は9月18日。

中国では81年前に満州事変の発端となった柳条湖事件が起こった、

日本による侵略の象徴ともいえる日。

ニュースでは繰り返し戦時中の日本軍の映像や、

瀋陽で行われている記念式典の様子が流れていました。


それと交互に、今現在起きている問題についてのニュース。

ゲストコメンテーターとして、なにやら英語の堪能な中国人大学教授が登場し、

男性ニュースキャスターと対談。

この大学教授がずいぶんと饒舌な方で、

デモや暴動はすべて日本がしでかしたことの結果であること、

釣魚島は明朝時代から中国の領土であったこと、

この度国連に提出した書類の実物をカメラに向けながら

こんなに証拠もそろっているのだ!と、

熱を込めるあまりどもりまくりながらしゃべっていました。


どうやらこの方は以前、中国の釣魚島調査委員会的な組織(正式名称はわかりませんが)の

委員長を務めた方らしく、キャスターが無理やり割ってはいらねばならないほど

あれやこれやとものすごい勢いで話していました。


当然日本のテレビでも、いかに尖閣諸島が日本の正当な領地であるかを

色んな知識人が語っていて、それを見ている日本人は当然そうなのだろうと信じる。

同じようにこのニュースを見ていた中国人はこれが真実なのであろうと信じる。


一方的な情報をうのみにしてはいけないと知りつつも、

わざわざ歴史的文献や過去の外交の経緯 を自力で調べあげるのは大変な作業。

私自身も含め、どうなのかなぁと迷いつつも、

自国のニュースをなんとなくそのまま信じてしまうケースが少なくないと思います。


この問題において中国と日本どちらが正しいのかということではなく、

人の考えというのはこうも簡単に流されてしまうのだという事実。

(いや、きみが特に流されやすいんじゃ?っていう突っ込みは甘んじて受け止めます土下座




瀋陽にある九・一八歴史博物館での記念式典のニュースの時には、

こともあろうにそこを訪れていた日本人観光客にマイクが向けられました。


「このような事実があったということは日本では教えられていないので、

 ここにきて知ることができてよかったです。」


・・・よくできました。

納得いくいかないは別として、この状況でマイクを向けられたら、

ごく普通の日本人ならこのくらいの事を言うのが精いっぱいだと思います。

正直かなりこわいです。



次にマイクを向けられた中国人の中学生とみられる女の子:


「とても勉強になりました。私たちは歴史から学ばなければなりません。

   中国はもっと強くならなければなりません!」


・・・わお。


戦争の歴史から学ぶものといえば、日本の小学生以上ならまず

「もう戦争は二度と起こさぬよう、平和な世の中をつくりましょう」 ではないかと思いますが、


この中学生女子の言わんとするところは

「次に戦争をするときには中国は大国として日本なんかには負けません」

ということと受け取れます。

教育の違い、そして今の中国の愛国教育の成果を見せつけられました。




余談ですが、私は80年代前半の数年間、

父親の仕事の都合でソ連の現地校に通いました。

教室にはもれなくレーニンの肖像画が飾られ、

連日いかに彼がすばらしい指導者であるか教えられました。

3年生になると、成績優秀者から順番に「ピオネール」という共産主義少年団への

入団が許され、入団式を経て紅いスカーフを首に巻くことになります。

その年初めの入団式で上級生にスカーフを巻いてもらい、

誇らしげに帰宅した私に、母は「よかったね」といって写真を撮ってくれました。


アパートには盗聴器がしかけられていたらしくうかつに変なことを言えなかったというのもありますが、

学校で教えられた思想をなんの疑いもなく信じて、本当に嬉しげにスカーフを巻いて帰宅した娘に、

「それは違うよ」とは言えなかったのだろうと思います。



教育の責任の重さ。

それを指示する政府・・・。




私はCCTVデビューに最悪の日を選んでしまったかもしれない・・・ガックリ








フリーライターをしている大学時代の友人から心配のメールがきました。


彼は現在は香港在住ですが、

長いこと中国各地に滞在して現地の人々と積極的に交流をとってきました。

異文化に対して一方的な偏見を持たず、

また自分自身の文化に対しても第三者的な目線から語ることのできるめずらしい人間です。


そんな彼のいうには、今回の中国と日本の問題、

欧米メディアではそこまで大きく取り上げられていないそうです。

まぁそれはそうだと思います・・・勝手にやってくれって感じでしょうね・・・。

でも彼が気にしているのは、その内容。

どちらかというと中国政府がなにを言った、中国国民がどうした、ということが多く、

日本側の声があまり聞こえてこないというのです。

必ずしも中国側に肩入れしているということでもなく、単に日本発の情報が圧倒的に少ない。

一般国民の意見も、中国人の意見は微博などから沢山見つかるけれど、

日本人の意見は探してもあまり見つけられない。


それで、上海に住む一日本人として、私が何を感じているか知りたい、ということだったので、

ここ数日間の私の体験や個人的な感覚を書いて送りました。

主にこのところのブログの内容と同じようなことです。


すると、これはなかなか面白い、ということで、彼のブログにそのまま載せてくれました。


ココ http://www.isidorsfugue.com/2012/09/the-impact-of-chinas-anti-japan.html


勢いにまかせて書いたので、誤字脱字だらけ・・・ちゃんと直してから載せてって言ったのに!


私は勉強不足で政治的なことには恐れ多くて意見などできないけれど、

いち日本人主婦の見たもの、感じたことが この大きな出来事の小さな一側面として、

彼のブログの読者の方々に受け取っていただけたらと思います。


でもやっぱりもっと勉強しようと思います・・・土下座



さびくろさんばっ ニホンのシンブン、もっと安くして~お








スクールバスで下校してくる子供たちを迎えにいきました。


案の定、学校は明日あさって休校が決まりました。


お友達と遊びたいという子供たちを、今日はやめておきなさいとなだめながら、

マンションの敷地をななめに横切って自分の住む棟へ戻るまでの間、

内心 誰にも会いませんように、と祈っていました。


無事棟の前までたどり着き、2段の階段を上がっていた時

ドアを開けてくれた門衛さんのトランシーバーから、少し離れたところにいるらしい別の門衛さんの声が。


「そいつら日本人?」


中国語があまりお上手ではないわたくしでも、はっきり聞き取れました。

ニュアンス的には、「そいつら」なのか、「その人たち」なのか、「その方々」なのか、定かではありませんが。(三つ目ではないことは確かだ・・・)


一瞬血の気が引きましたが、聞こえないふりをしていつも通り「謝謝」といって中へ入りました。


この門衛さんは、さいきん上海にでてきたばかり、といった雰囲気の、若くて素直そうな青年で、

いつも「謝謝」と言うと「不用謝」と返事をしてくれていましたが、

今日は無言で笑顔もありませんでした。


以前何かの時に少しだけ話をしたことがあり、

私がカタコトではあるけれど多少中国語が理解できる、と知っていたからかどうか、

彼はその場ではトランシーバーには返答していませんでした。



正直、今日のこの出来事が、私にこの数日間で一番の恐怖感を与えました。


用心してなるべく外に出ないように、くろたろうの散歩もマンションの敷地内だけで、と

気をつけていましたが、当然敷地内にも中国人は沢山いる。

ここに住んでいる中国人は裕福であったり、国際結婚夫婦であったりして

比較的冷静に状況を見ている人が多いと思いますが、

門衛さんやそのほかメインテナンスなどの仕事をしている人達の中には、

必ずしもそうでない人がいても不思議ではないということ、

今更ながら気づきました。


もちろんそういった人達がマンションの敷地内で

いきなり殴りかかってくるとか何か危険行為に及ぶということはまずないと思います。


でも実際さっきトランシーバーの声を聞いただけで、私は本当に怖かった。

部屋に戻ってからもしばらくは耳から離れなかったし、

子供たちともほとんどまともな会話ができないくらい、心ここにあらずでした。


12歳から13年間を過ごしたアメリカでも、人種差別的な言葉を浴びせられたり

あからさまに見下したような態度を取られたりということは何度もありました。

自分はそういうことに対してはかなり免疫がある方だと思っていたけれど、

今回のこの恐怖感はそのどれとも違うものです。


もっと理屈の通じない、得体のしれないものへの恐怖心というのか。


自分の打たれ弱さにほとほと情けなくなりますが、

こんな思いをするのはいや。

ならば一歩も家から出ずに身を守るのもひとつの方法と思います。

多大な精神的エネルギーを使ってまで

立ち向かったり慣れたりしなければならない対象ではないから。


「なにか助けが必要な時は電話してね」とメールをくれた中国語の先生、

いつも通り部屋をきれいにしてくれたアイさん、

日本人学校のバスの運転手さんやバスアイさん、中国人職員のみなさん、

今朝ぱぱちゃんをのせてくれたタクシーの運転手さん。

沢山の優しい中国人のみなさんに感謝しつつ。

OOO_カメメダル_コア




さびくろさんばっ  
しっっっっぽっっっっっラブラブゆらゆらゆらゆら








領事館をゴールとしたデモは、もう紅い皆様も解散、帰路につかれている頃でしょうと

ぼんやり思っていたら。


聞き覚えのある野太い声・・・

それもかなり最近聞いた・・・

今日聞いた・・・

今朝聞いた・・・


ま、まさかっ ダダだっしゅ 窓


どど~~~ん歩く歩く歩く歩く歩く
さびくろさんばっ

わ、我が家の真下に紅い方々がぁ~~~~ムンクムンクムンク

(ブログに載せるためにデータを小さくしたらぼけぼけになってしまいましたあせる





さびくろさんばっ

日の丸が破られてる・・・aya


数時間前、遠くの交差点を横切るのを見たときはまだ余裕のあったぱぱちゃんも、

眼下に広がる異様な光景に、ちょっと息をのみました。


デモに参加してる人々、野次馬で集まってきている人々、周りを固める異様な人数の公安、

そして身動き取れなくなった車で、あたりは騒然。


とりあえずお約束の毛沢東さんの肖像を掲げるひと。

オリンピックの開会式サイズの国旗を振るひと。(明日筋肉痛だろうなぁ)


横断幕に書かれた、「釣魚島は中国のものだ」 は分かるとして、

この後におよんで「小日本」だの差別用語を使っているのは正直ぞっとしましたがーん


ここ黄金城道は普段はのどかな歩行街で、車が入れないため、

特に週末は家族連れやワンコたちで賑わう場所。

多くの日本人や韓国人ほか外国人と、比較的富裕層の中国人が住んでいます。

日本食のスーパーも数件あります。

お店が襲われたのではと心配になって

スーパーお向かいのマンションに住んでいる友人にメールで聞いてみたら、

やはり物を投げつけられていたそうです。

なにも知らず秋晴れの中お散歩中だった日本人もいたはず。

あぶないです。


まさかの虹橋路→領事館→古北路南下→黄金城道→伊犁南路北上→虹橋路右折コース。

それも、ご丁寧に公安が誘導していたとのこと。

歩行街だから交通整理しなくてよくて丁度いいと思ったか??

ちなみに紅い方々の後方にも数十人の公安がぞろぞろとついて歩いていましたが、

なにに注意するでもなく、たばこでも吸い始めそうなだるさ加減。


紅い方々の中にはお金をもらって参加しているサクラさんもいるそうで、

いったいこの中のどれだけの人が本当に状況を理解して

「愛国」精神でこのような行動におよんでいるのか、疑問です。

本当に憎悪の念を持っている人も実際にいる、その一方で、

身の回りには、まったく気にしないよ、我们是友好的!と言ってくれる中国人もたくさんいます。


政府に対して多少の不満はあれど、自分の半径5メートルの生活さえ満たされていれば

気にしなーい、という中国人富裕層の利己主義が、ある意味救いであったりもするんでしょうか・・・。


でも我々日本人の多くにとっても、「とにかく早くおさめてくだせぇっ」っていうのが正直なところでは

ないかと。

この小さな島の所有権を得ることが、どれだけ私たちのこれからの生活に影響を及ぼすのか、

「こんなことならあの時なにがなんでもあのシマを取っておいてくれれば良かったのに!」

なんて数十年後に思うことになるのか、今の私には正直わかりません。


でもとりあえず今現在の身の安全がなければ、我々庶民に未来はごぜぇません江戸時代



さびくろさんばっ

紅い方々に倒されたらしき寿司屋(日本人客はほとんど来ないであろう台湾系オーナーの店)の

ノボリ幟 をかたずける警備員さん。ご苦労様です。

これによって被害を被るのは、台湾人オーナーと、中国人店員&お客さんです。



いずれにしても、ニュースで聞くだけでなく実際に目の前にデモを見てしまった今、

恐怖心はかなり強くなりました。

この週末の日本人子女サッカーチームは

ムスメ(小)が所属するチームをはじめ軒並み練習中止になりましたし、

ムスメ(大)の通う日本人経営の塾も水曜日まで休講の連絡がありました。

ぱぱちゃんはすでに二度タクシーの乗車拒否にあっています。


しばらくはできるだけ外に出ず、引きこもり生活を送ろうと思います。




さびくろさんばっ

ニンゲンってけんか好きだね・・・見ワンmomo聞かワンmomo言ワンmomo













通達によると、今日は日本領事館デモがある。

そろそろやってる頃かなぁとぼんやり思っていたら。


台風16号の強めの風にのって聞こえてくる野太い声・・・


見ると、遠く虹橋路に、東から西へと伊犁南路を横切る人のかたまり歩く歩く歩く歩く歩く

                                           (注:色はイメージです)


中国国旗や、黄色い文字でナニヤラ書かれた紅い垂れ幕がたくさん。(何が書いてあるかは明らかです)

ナニヤラ叫びながら、おーおー、と声を上げています。(何を言っているかは明らかです)



さびくろさんばっ


危険のおよばない12階の窓から、紅い皆様歩く歩く歩く歩く歩くを丁重にお見送りし、

 (注:色はあくまでもイメージです)


「案外人数少なかったね」なんてナメた感想をつぶやきながら

窓を閉めようとしたぱぱちゃんの手て

                     やじるし



さびくろさんばっ


窓、しまってないしはてなマーク

「取っ手、とってドキドキ」 なんて、頼んでないしはてなマークビックリマーク


ねじが緩んだとか、部品がそっくり外れたとかいうのではなく、

金属製(であってほしい) の取っ手部分が途中で もげている、というのか、折れている、というのか・・・

れれ、劣化、ですかムンクの叫び!?


確かこのマンション、築6-7年・・・。


むぅ。中国。いろんな意味で、奥深い・・・panda.panda.panda.