老犬シェルター設立9ヶ月...
初めてシェルターから虹の橋を渡る子を送り出しました。
右『希』まれちゃんです。
左『望』のぞみちゃんと2匹で、ガリッガリのボッサボサ状態で飼い主がセンターへ持ち込んで来ました。
シェルター入所当時は無気力、無感情
明日にでも死んでしまうのではないか...
という状態でした。
シェルター入所当時の希。
二匹が一日でも長く幸せにシェルターで過ごせる様にというボランティアさん達の思いから二匹は『希望』と名付けられました。
1月17日...希ちゃんが亡くなりました。
1月18日...皆で長楽寺にて葬儀。
ボランティアさん達からの沢山のお花に囲まれて虹の橋を渡りました。
不謹慎なのかな...
私は悲しくありませんでした。
ただ、ただ、『頑張ったね』と最後に頭を撫でてあげました。
シェルターに来る子達は貰い手のない病気の老犬達ばかりです。看取り覚悟でお願いします。とセンターからやってきます。
シェルターが無ければガス室送りでした。
その希がシェルターに来て、沢山のシェルターボランティアさんに介護して貰い。
こうして沢山の愛情に囲まれ犬生を終える事が出来たのです。
とても安らかな寝顔でした。
悲しむシェルターボランティアさんもいました。当然です。
毎日、一日でも長く生きて欲しいとシェルターに通い介護してたんですから。
悲しむボランティアさんを見た時に...
私は元の飼い主に腹が立ってしょうがなかった...
僅か何ヵ月でも死を惜しんで涙する人。
15年も飼ってて自ら殺処分に連れてきた飼い主。
希のこの何ヵ月は本当に幸せだったと思う
だから、悲しくありませんでした。
『良かったね。』
皆の希望に応えてくれて、
『頑張ったね。』
でした。
葬儀が終わってからの望ちゃん。
帰ってご飯も完食。
新しいフカフカベッドで寝ていました。
『希望』...
私達は入所した時のあなた達から今のあなた達を見て沢山の希望を貰ってるょ。
私の大好きな写真↑↑↑
シェルターの子達がボランティアさんに公園に散歩連れてって貰った時の写真。
左から2番目が希ちゃん。
一番左のひばりは今はシェルターボランティアさんのお家で家族となり幸せに暮らしています。
一番右の文太は今、癌と闘って頑張ってます。
右から2番目が望ちゃん。
希の分まで頑張って行きます。
これからもファミーユシェルターの応援、ご支援を宜しくお願いします。