わん吉の『過労死・過労自殺－労災申請

04Oct
- 「過労死企業名公表」裁判終了－開示認めなかった２審判決確定
  はいさい！　わん吉です。過労死を出した企業名の開示を求めた裁判。最高裁は原告側の上告を棄却、これにより「不開示決定は適法」と判断した大阪高裁判決が確定しました。原告の寺西さんは、１審・大阪地裁の第１回口頭弁論（2010年1月26日）意見陳述の中で『過労死や過労自殺をさせるのは企業犯罪。社会的批判にさらされるべきだ』、『過労死や過労自殺をさせた企業には何の社会的制裁もない。公開によって若い人の企業選びに役立つ』と企業名公表の意義を訴えていました。1審・大阪地裁では、原告の訴えが認められ、企業名の開示を命じる判決（2011年11月10日）が言い渡されています。そして2審・大阪高裁では、、、国が控訴した2審において、主な争点とされたのが次の３つ。　　（１）個人が特定されるおそれがあるかどうか　　（2）企業の利益を害する恐れがあるかどうか　　（3）行政の適正な事務遂行に支障を及ぼすおそれがあるかどうか2012年11月29日、大阪高裁は企業名を開示とした決定は “適法” として、1審判決を取り消しました。開示の影響は「会社に過失がなくても否定的に受け止められ、ブラック企業と評判されることもある」、「被災者の個人情報が特定できるおそれがある」、「企業側が労災の調査に協力しなくなって労基署の業務に支障が出るおそれもある」との判断からでした。最高裁もこの判断を支持。個人的には、予想通りの結果となりました。「公表すべき」と思いながらも、被災者・ご遺族が特定されるおそれが生じるようなことは避けて欲しい、、、　複雑な思いがずっとありました。「企業名公表」は重要なことです。でも、被災者・ご遺族の平穏な生活を守ることも、比較することなく重要なことなのではないでしょうか。
26Sep
- 見逃さないで！　身体からの、心からのSOS
  はいさい！　わん吉です。「過労死大国、日本」とまで言われてきた我が国ですが、現在、中国は日本を抜いて「過労死大国」となったと言われています。9月24日発行の中国紙・今日早報には、「中国では毎日1600人余りが過労死しており、その9割が働き盛りの年代だ」とする記事が掲載されていました。当該記事の中で “過労死の10大兆候” が掲げられていましたが、この他にも突然死など心臓に何らかの問題が生じて亡くなったような事案では、聴取の中でよく耳にする兆候があります。それは「むくみ」です。腎臓機能が低下するとからだのむくみが起こりやすいというのは、よく知られているところですが、心臓機能の低下でも、からだのむくみが見られるのです。医師ではないので専門的なことは解りませんが、簡単に言うと、心臓の機能低下によって血液を押し出すポンプの力が弱まるため、滞った血液中の余分な水分がからだに浸み出していってしまうのだとか。ただ、この時点で “むくみ” を感じ取っていても、周りも、もちろん本人も、このむくみに危機感までは抱かれないことの方が多いのです。その証拠に、ご遺族からの聴取で「そういえば！」という話として出てくることが多いのです。「息子と久しぶりに会い、隣り合わせに座っていた時、筋肉質だった息子のからだが異様にぷよぷよしていた」－と話された母親もいらっしゃいました。家族や友人が気付く兆候もあります。でも、やっぱり最初に何らかの兆候に気付くことができるのは自分自身なのだと思います。そして、何らかの兆候は、身体に表れることもあれば、心(精神）に表れることもあります。過労死・過労自殺（過労障害）を防ぐには、自分自身からのSOSサインを見逃さず、気が付いた時にすぐに対応してあげることが大切であり、自己にできる防衛なのではないでしょうか。見逃さないで！　身体からの、心からのSOS、、、　　*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
03Sep
- 9月8日シンポのご案内／岡山　「恫喝」～消された保険医資格～なぜ増田聰子医師は自死したか？
  はいさい！　わん吉です。本日は、シンポジウムのご案内です。労災適用の過労死・過労自死ではありませんが、私達の身近な存在のかかりつけ医など、地域医療を支える医師達の身の上に実際に起きている「個別指導問題」をテーマとしたシンポジウムです。シンポのテーマは、『なぜ増田聰子医師は自死したか？　保険医への「恫喝」の防止策を考える』　です。私達は、病院で保険診療を受けた際に、診療に要した費用の一部（通常３割）を窓口で支払っています。残りは患者が加入している保険者に対して医療機関等が請求するのですが、この診療報酬を発端としたとんでもない事件が起きていたのです。開業医や医療機関が保険によって医療を行う場合、その医療内容が適正であるか、保険医に請求する医療費が正当なものかを行政が指導を行っています。個々の医師に対する「個別指導」と、多人数を集めて行う「集団指導」がありますが、この「個別指導」が問題となっているのです。『すべては患者の為』そうして行ってきた治療や投薬が仇となった、、、医師の行なっていた治療や投薬が保険診療のルールに則していない、「患者主体の保険診療」ではなく、「ルール厳守の保険診療」を行なえと、、、「指導」という名のもとの「恫喝」。患者から愛され、必要とされてきた医師達。命の大切さを誰よりも知り、命を守ってきた医師達が、なぜ自死しなければならなかったのでしょうか。保険医資格の取消、医師登録の取消、、、行政の在り方とはいったい何なのでしょうか。私も関係者からいただいたDVD、富山個別指導事件の真実が書かれた『開業医はなぜ自殺したのか』 (※既に絶版）を読んでみましたが、あまりにも理不尽すぎる「個別指導」の実態に衝撃を受けました。医療関係者の方のみならず、ご興味のある方は是非ご参加されてみてはいかがでしょうか。参加申し込みは９月５日（木曜日）まで。参加申込書、会場案内は、下のアドレスにアクセスしてください。★参加申込書、会場案内はこちら（↓）　※締め切りは９月５日　　　　http://goo.gl/sWB2zH
02Sep
- 『名ばかり取締役』に労災認める／沖縄労働局
  はいさい！　わん吉です。審査請求で「名ばかり取締役」に労災認定です。沖縄労働局の労働者災害補償保険審査官が、約４年前に急性心筋梗塞で死亡した県内の教育サービス関連会社取締役部長の男性(当時40代) を、過重労働が原因として労災認定していたことが分かりました。　男性は、業務に関わる引っ越し作業中に突然意識を失い、転倒。搬送先の病院で死亡されています。那覇労働基準監督署は昨年７月、「労働者性」を理由に労災を認めなかったといいます。この決定を不服としてご遺族が行った審査請求では、男性の勤務実態が調査され、「労働者性」が認められました。通常、企業の取締役は労災保険が適用される「労働者」とはみなされません。しかし、「名ばかり管理職」と同じように、肩書きだけで実態が伴っていなければ「労働者」とみなしてしかるべきです。記事を見る限り、最低限の調査をしただけでも “労働実態は労働者” であったことは確認できたはず。那覇労基署に対し、「取締役」という役職名に最初から判定ありきで進めていた姿勢を感じずにはいられません。だからこそ、労基署時点で労災申請する際には、書面作成が重要になるのです。すべてが重要であることは勿論なのですが、その中で最も認定を左右するポイントは何なのか、その点をしっかりと押さえ、戦略的申請書類作成を行っていかなければ認定に近づけることはできません。このケースで言えば、ポイントは「労働者性」です。「取締役」とは名ばかりで、その実態は「労働者」であったと揺るぎない証明が必須です。労基署の担当官が初めて申請書類に目を通した時、このように直感すべく申請書類であったか否かによって、大げさなようですが進む道が変ってくるのです。担当官に、“ここは重点的に調査して確認しなければならない” と認識させる申請書類　でなければ駄目なのです。労災申請する際には、『認定基準』を手元において、自身の事件では何がポイントとなってくるのか見極めながら、申請準備を進めていくようにしましょう！
28Aug
- 東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度過労死等発生事業場監督指導結果（最終）
  はいさい！　わん吉です。前２回にわたってお知らせしたとおり、東京労働局、管下18労基署（支署）が平成24年度に実施した『過労死・過労自殺など過重労働による健康障害を発生させ、労災申請が行われた事業場に対する監督指導結果』が発表されています。その内の一部を取り上げてきましたが、ラストは監督指導実施事業場（93事業場）の法令違反－「労働時間管理の状況」と健康診断等の実施状況についてご紹介します。皆様の勤務先では、労働時間はどのような方法で管理されていますか？最近では、「ＩＤカード」を使用して、出退勤時刻や社員食堂利用状況等、様々なデータを一括管理している企業も多くなってきました。また、実際の労働時間を（ある意味）いかようにも申告できる「自己申告」も多く見受けられます。「自己申告」は、いわゆる名ばかり管理職や長時間のサービス残業が頻繁に行われている企業に比較的多いようにも感じています。つけることができる残業時間を規制し、その時間以上は申告しないよう指示されていることも決して少なくないようです。また正確とも思える「タイムカード」も、月の半分近くが手書きであったりと適正に打刻されていない場合もあります。このような場合、労災認定に大きな影響を及ぼす労働時間の立証に非常に苦労することにもなってしまいます。１）労働時間管理の状況「自己申告」によるものが最も多く、「タイムカード」がその後に続いています。２）被災労働者の発症前１年間の健康診断（※）及び事後措置の実施状況　　※採用後１年未満の者は雇入時の健康診断を含む　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*１－有所見者に対する事後措置　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　①医師等からの意見聴取　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　②勤務軽減措置　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　③保健指導の実施健康診断を受診した被災労働者77人中、何らかの所見が認められた32人に対し、事後措置を講じた事業場は19ありましたが、何も講じなかった事業場も41％にあたる13事業場ありました。また、事業者には、長時間労働（目安時間あり）により疲労が蓄積し、健康障害のリスクが高まった労働者（申し出による）　に対して医師による面接指導の実施が義務付け（時間数によっては努力義務）られていますが、過重労働による健康障害を発生させた時期に医師による面接指導制度を導入していなかった事業場は、全体の57％にあたる53事業場あったということです。　　　　　　　　※各表－厚生労働省東京労働局発表平成25年8月16日　　　　　　　　　　　　　『過労死・過労自殺など過重労働による健康障害を発生させた事業場に　　　　　　　　　　　　　　対する監督指導結果について』より
23Aug
- 東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度過労死等発生事業場監督指導結果（その2）
  はいさい！　わん吉です。昨日の続き、、、昨日もお知らせしたとおり、東京労働局、管下18労基署（支署）が平成24年度に実施した『過労死・過労自殺など過重労働による健康障害を発生させ、労災申請が行われた事業場に対する監督指導結果』が発表されています。その中で、今日は監督指導実施事業場（93事業場）の法令違反状況についてご紹介します。当該発表によると、全体の90％にあたる84事業場で何らかの法令違反が確認され、50事業場には、1か月の時間外労働が100時間を超えるか、2か月乃至6か月の時間外労働が平均して月80時間を超える労働が認められたという事です。１）法違反の状況（労働基準法関係）「労働時間（法32条）」違反が最も多く、サービス残業など、不適切な労働時間管理が多く認められます。　　※■印－事業場規模10人以上に適用（対象事業場80）２）労基法32条（労働時間）違反－67事業場の違反内容私も顧問先の三六協定の届出をし忘れていて、慌てて届出したことがありました。　(ﾟ＿ﾟi)それまできちんと届出していたので大丈夫でしたが、届出なく残業等させたり、届出した上限を超えて残業させることのないよう、常に労働時間には気を付けて管理しておかなければいけません。
22Aug
- 東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度過労死等発生事業場監督指導結果（その1）
  はいさい！　わん吉です。今日も大気が不安定な模様。昨日の雷雨も凄かったです。ただ、雨を待っているところにはなかなか降らないようで、、、上手くいきませんね！さて、今年も『過労死・過労自殺など過重労働による健康障害を発生させた事業場に対する監督指導結果』が発表されました。当該結果は、東京労働局、管下18の労働基準監督署（支署）が平成24年度に実施した、過労死｛脳・心臓疾患（脳出血、心筋梗塞等）｝・過労自殺｛精神疾患（うつ病等）｝など過重労働による健康障害を発生させたとして、労災申請が行われた事業場に対する監督指導結果を取りまとめたものになります。本日より、数回に分けてご紹介したいと思います。まず、監督指導が実施された93事業場について、次の３項目別にその内訳をご紹介します。これにより、平成24年度の東京における労災申請の実態が把握できます。　　１）業種別内訳　　２）規模別内訳　　３）被災労働者の従事業務別内訳１）業種別内訳「交通運輸業」が最も多く、「ソフトウェア・情報処理業」がその後に続いています。２）規模別内訳「10～49人」が最も多く、「100～299人」がその後に続いています。人件費をかけられない中小では、1人当たりの業務量が多くなっていることが推測可能です。３）被災労働者の従事業務別内訳「自動車運転者」が最も多く、「システムエンジニア」がその後に続いています。私が担当した事件も、この中にカウントされているのかと思うと、、、そういえば、ご相談を受ける中で「警備員」も多いように感じていました。この内訳をみて納得です。　　　　　　　　　　　　　　※各表－厚生労働省東京労働局発表平成25年8月16日より
09Aug
- 厚労省、いわゆる「ブラック企業」対策強化－９月に全国4000事業所立ち入り調査実施へ
  はいさい！　わん吉です。いわゆる「ブラック企業」対策強化へ！厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等が社会で大きな問題となっていることを受けて、取り組みを強化することを８日付で発表しました。具体的には、本年９月に集中的な取り締まりを実施。この中には、過労死等事案を起こした企業等について、再発防止の取り組みを徹底させることも含まれています。取り組みの柱は以下の3点で、この柱に沿って具体的な対策を行っていくという事です。　　１　長時間労働の抑制に向けた、集中的な取り組みを行います　　２　相談にしっかり対応します　　３　職場のパワーハラスメントの予防・解決を推進します具体的に見ていくと、　　１については、　　　（１）若者の「使い捨て」が疑われる企業等に対し、重点的な監督指導を実施　　　　　本年９月を「過重労働重点監督月間」として、集中的な取組を行う　　　　　　　※ 重点確認事項－３６協定違反、賃金不払残業、長時間労働者に対する医師に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よる面接指導等・健康確保措置指導など　　　（２）過労死等j事案を起こした企業等について、再発防止の取組を徹底させる　　　（３）重大・悪質な違反が確認された企業等については、送検、公表する　　２については、　　　（１）９月１日（日）に、若者の「使い捨て」が疑われる企業等に関する『電話相談』を実施　　　　　　　※ 電話相談（フリーダイヤル）　０１２０－７９４－７１３　午前９時～午後５時　　　（２）９月２日以後も、相談や情報を受け付け　　　（３）新卒応援ハローワークでも相談体制を強化　　３については　　　　　パワハラにより若者を使い捨てにすることをなくすべく、労使をはじめ関係者に幅広く　　　周知・啓発10月以降、実施結果が発表されるのでしょうか？
06Aug
- 「認定基準」に変わってから、精神障害の労災認定率はアップした？
  はいさい！　わん吉です。精神障害の業務上・外を判断する基準として行政が用いている「認定基準」。「判断指針」から「認定基準」に変更されて２年弱、果たしてその認定率はアップしたのでしょうか？まず最初にお断りしておきますが、国は何も統計を発表していません。行政側からの情報提供があった訳でもありません。あくまでも、実際に申請手続きを行っている関係者間情報レベルでのお話になります。「判断指針」から「認定基準」に変更されて、最も業務上・外判定に影響を及ぼすこととなったのが「労働時間」です。「判断指針」では、過労死（脳・心臓疾患）のように明確な時間数基準が定められていませんでした。ゆえに、極度の長時間労働があったとしても、業務上・外を左右するような重視されるべく時間とはなり得ませんでした。しかし、「認定基準」には明確な時間数基準が規定され、極度の長時間労働があった場合（具体的には発病直前の１か月におおむね１６０時間を超えるような時間外労働があった場合など）には、「特別な出来事」として取り扱われることとなり、業務以外の心理的負荷要因や個人側に何らかの要因がなければ労災と認定されるようになったのです。「長時間労働がある場合の評価方法」が規定されたことによって、精神障害の労災認定率はかなり上がったという情報です。その一方で、こんな情報もありました。認定基準をクリアしていないものはスパッと切る、つまり業務外判定にされる。長時間労働も同様で、少しでも時間数が規定数に満たないものは「強」評価しない。今まで以上に「認定基準」を重視し、従う傾向にあるというのです。その分、申請してから労災認定までの期間が短縮されてきているというのですが、、、さらに、司法においても「認定基準」を重視する傾向が、、、　そんな情報もありました。もし、司法において「認定基準」を最重要するようなことになれば、「認定基準」をクリアできなかったがために行政で労災認定されなかった事件は、司法でも認定されないことになる訳です。決してこんなことがあってはなりません。「認定基準」に変更されてから、実際のところの現状は定かではありません。しかしながら、行政レベルで「認定基準」重視の傾向が強まったというのは個人的にはうなずけるところです。１２月頃には、もう少し詳細なお話ができるかもしれません。都道府県レベルの申請・認定状況の詳細情報が入手できるといいんですけれどね！
05Aug
- 過労死問題を追及するマスコミ記者魂－第7回中島富雄賞授賞式
  はいさい！　わん吉です。昨日、「過労死をなくそう！　龍基金」中島富雄賞授賞式が東京スカイツリ－に近いすみだ産業会館ホールで開催されました。中島富雄氏は㈱すかいらーくに25年間勤務し、2004年8月15日に過労死で他界されました。龍基金は会社交渉で得た解決金の一部を原資として富雄氏の妻である中島晴香氏が設立されたもので、過労死の絶滅をはじめ労働者支援等の活動を行うだけでなく、過労死や過労自殺をなくす運動に貢献した団体や個人を富雄氏の命日である8月に毎年表彰しています。冒頭、晴香氏が挨拶の中で述べられた「（過労死・過労自死は）自分の身にふりかかってこなければ、理解されない」という言葉。ご遺族の想いのすべてがここにあると感じずにはいられませんでした。今年で第7回となる中島富雄賞授賞式。会場には、選考委員のお一人である福島みずほ元社民党党首もお見えになり、参加者は会場を埋め尽くす約１５０名。ワタミ過労死事件の経過報告・動画の上映・ご遺族からの報告にも非常に関心がありましたが、私が参加を決めたのは、毎日新聞記者東海林智氏の記念講演があったからでした。そして、期待は裏切られることはありませんでした。「人が働いている」という事がグズグズにされている。「人が働いている」社会ではないから、何が起こってても不思議ではないのだと、、、「労働は商品である」という考えの具現化が、、、１時間の講演では足りないお話ばかりでした。中島富雄賞を受賞された３名の記者達のお話も非常に興味深いものがありました。過労死問題を新聞記事で取り上げていくことの難しさ、、、　それでも、これからも記者魂に私は期待していきます。家族会代表の寺西さんのお話も重たいものがありました。仕事にやりがいを感じている夫に「辞めて」とは言えなかったと。「働いている者の意識を変えることも必要」だと発言されていらっしゃいました。過労死・過労自死問題は、決して他人事ではありません。でも、多くの方は自分には関係ない世界の話だと思っています。おそらく、大切な人を失われたご遺族でさえ、失われる以前は全くの無関心だったのではないでしょうか。関心があったとしても、「亡くなる」とまで思うことはなかっただろうと思えるのです。新聞記事や雑誌、テレビ等で、過労死・過労自死をテーマにしているものがあったなら、少しだけ関心を持ってみてください。何がなんだか解らなくても、近づいてみることで大切なことに気付かされることもあるから！昨日の授賞式、考えさせられることが沢山ありました。そして、沢山の宿題を持ち帰ってくることとなった半日でもありました。帰りがけ、ビルの８Ｆから見た東京スカイツリーは素晴らしい眺めでしたよ～
23Jul
- 「過労死防止基本法」制定の実現に向けて、紙媒体と並行して【100万人ネット署名】が開始されました
  はいさい！　わん吉です。“ストップ！　過労死” あたなにできること、そして、明日の自分を、大切な人を守るために過労死・過労自殺から大切な人を守るために「過労死防止基本法」制定を実現するための100万人署名が行われています。2013年7月19日現在の署名総数、44万4521筆です。そして、昨日、紙媒体とは別に、100万人オンライン署名が開始されました。一人でも多くの方にご賛同いただければ、それだけ法律の制定に近づけることができます。このブログをご覧いただいている皆様方の中で、この “100万人ネット署名開始” をご紹介いただける媒体をお持ちの方は、是非とも「こんなことやっているよ～」と拡散しちゃってください！もちろん、友人や職場で話すのだってOKです。すでに紙の100万人署名にご協力いただいてる方も、100万人ネット署名は可能です。【ネット署名】へのご賛同、宜しくお願いいたします。　m(_ _ )m　★【ネット署名】過労死・過労自殺から大切な人を守るため,「過労死防止基本法」の制定を！　　　　　　http://chn.ge/1agaDCQ 　←リンク先はこちら　　“ストップ！過労死” 実行委員会　HP　　　　　　http://www.stopkaroshi.net/
22Jul
- 昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と…　その４
  はいさい！　わん吉です。本日は、先週からの続きで、最終になります。過労死でご主人を亡くされた馬淵さん、今の過労死の実態を、ご主人を亡くされた25年前と比べてどうのように見ていらっしゃるのでしょうか。「社員がリストラなどで減り、1人が抱え込む仕事量が増えている。しかも、仕事ができる人に集中する。そして、パワハラがエスカレートする。社員や企業内労働組合は何も言わない。サービス残業なんて、勤務の記録にすら残らない。これでは認定もされない。私には、実質的な殺人に見えるの。人が死んでいるんだから……」(※1）労災認定の基準などが緩和されているものの、実態は悪化していると言われます。企業という組織では、「自己で対処できること」と「自己で対処できないこと」があります。馬淵さんのご主人は、仕事のスキルが高く、業務が集中し、代わりの人材がいなかったことから３人分の仕事をしていたことが後から分かったと言います。『生前、馬淵さんの夫には仕事が集中した。3人分の仕事をしていた。言い換えれば、社員の仕事の量や担当する仕事、つまりは職務範囲、そして配置転換や人事異動、ノルマ（目標）、人事評価などを経営サイドが自由に扱える構造がある。　過労死を生む理由の1つは、ここにある。社員の仕事の量や担当する仕事にチェック機能が働かない。（以下、省略）』（※2）『現在は、大企業から零細企業まで、社員が担当する仕事の範囲や量、ノルマなどは経営サイドのやりたい放題と言える。それに社員が抵抗できないからくりもある。人事評価には、かつては「情意考課」、今では「行動評価」が盛り込まれている。つまり、「協調性」「規律」「積極性」「リーダーシップ」などである。これらの評価項目があると、はむかう社員を「協調性がなく、規律を乱す」として排除することもできる。（－中略－）一方で、社員の仕事の量や担当する仕事、そして配置転換や人事異動、ノルマ（目標）、人事評価などを経営サイドが自由に扱う構造は温存させる。ここに優秀な人に仕事が集中し、過労死になったとしても、誰も何も言えない構造がある。』（※3）過労死は自己責任。労働者に自己保健義務がある以上、自己責任がまったくないとは言えないのかもしれません。しかしながら、自己ではどうしようもできない組織の持つ闇に支配されていることもまた確かなのではないでしょうか。昨日の参院選、自民党の圧勝でした。景気回復を優先させる一方で、さらに雇用環境を悪化させるような政策が軒並みです。泣き寝入りせざるを得ない過労死、過労自死事件の増加が懸念されます。※1、※2、※3－DIAMOND ONLINE　悶える職場踏みにじられた人々の崩壊と再生　　　　　　　　　　第1回 2013年7月9日『昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬ　　　　　　　　　　ふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と戦った妻の25年間』より引用　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　全文記事はこちら　　http://diamond.jp/articles/-/38529　　　　　
18Jul
- 昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇…　その3
  はいさい！　わん吉です。まだまだ前回から続いています。今日も、続きのお話です。「同僚等からの証言を得ることは難しい・・・」前回、こうお話ししました。おそらく、皆様もその理由を解っていらっしゃることと思います。『利害関係があるから…』十分すぎるほど理解していて、それでもやっぱり証言してくれることに期待して・・・絶望する、、、。配置転換、人事異動、人事評価等、企業には今も、そして将来に向かっても人事権を握られています。過労死・過労自死が発生した企業でこの先もずっと働いて行こうとしている者にとって、企業に目をつけられないよう行動することは当然の事なのではないでしょうか。一定の年齢ともなれば、再就職だって困難になります。自分の生活・家族は、最優先で守るべきもの！ご遺族に協力することが、これから先、自分自身の首を絞める出来事になりかねない・・・実際そのようなことはないとしても、雇われの身には常に無言の圧力がのしかかっているのです。「亡くなった者には申し訳ないけれど、この先を生きていかなければならない自分達の生活・家族を守るために企業側に立つしかない自分を許してくれ・・・・」と、全員とは言いませんが、仲間を失い、自分さえも偽ざるを得ない二重の苦しみに喘ぐ多くの同僚達がいることも知っておいていただけたらと、、、もし、あなたのご主人が、奥様が、お子様達が同じような立場に立たされた時、どうされますか？会社組織を意識することなく、「全面的にご遺族に協力してあげて！」と言ってあげることができますか？これが、遺された者に係る「証言」を取り巻くもう一つの現実です。「企業」そして「個人」次回は、馬淵さんの記事から・・・
16Jul
- 昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と…　その２
  はいさい！　わん吉です。今日は、前回記事の続きです。まず、今一度ご確認しておいていただきたいこと、それは、「労災申請において業務上災害であることの立証責任は、請求人側にある」という事。ご遺族からしてみれば、何とも理不尽としか思えないことでしょうが、これが現実なのです。ご家族の目が届かない職場業務を立証するためには、一緒に働いていた同僚達の証言が必要不可欠になります。しかし、この証言を得ることが非常に難しい…馬淵さんは言われます。『夫と一番仲がよかった人たちから、証言を得ることが最も難しかった。協力すると、会社から睨まれて非難がふりかかると思っていたのかな・・・』（※1）『あのときに痛感した。会社って、組織って本当に冷酷・・・。会社員が自己保身的になり、会社の上の人たちは社内のことを必死に隠そうとする。これは、世界の国々でみられること。だけど、日本ほどひどい国は少ないと思う』（※2）おそらく、多くのご遺族の皆様方が、この現実と向き合わされることとなるでしょう。裁判になった途端、音信不通になったり、証言を覆されるなどということもよくあることです。ただ、そこにはもう一つの現実が存在している、、、この記事はまだ続きます。「企業」そして　「個人」続きは、また次回・・・※1、※2－DIAMOND ONLINE　悶える職場踏みにじられた人々の崩壊と再生　　　　　　　第1回 2013年7月9日『昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！　　　　　　　夫の過労死をめぐって組織の闇と戦った妻の25年間』より引用*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆、、、、、、、、、昨日、湘南に夏本番を告げるお祭り、『浜降祭』が行われました。大小39基の神輿が各神社から未明に出発し、明け方海岸に集まります。神輿を担いだまま海に入り、禊を行う姿は圧巻です。わん吉もＯＬ時代、一度だけこの神輿を担ぎ、海にも入りました。観るのは楽しいですが、担ぐのは・・・　地獄、、、でした。今となっては、素敵な思い出ですが！●浜降祭2013/神奈川新聞（ｶﾅﾛｺ）2013年7月15日- 動画http://www.youtube.com/watch?v=Dx9jkfogOik&list=UUj38wAZw06_0A57U45djCCw&feature=player_embedded
12Jul
- 昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と戦った妻の25年間
  はいさい！　わん吉です。つい先日、ダイヤモンド社のDIAMOND ONLINEに掲載されたある記事が目に留まりました。ジャーナリスト吉田氏が書かれた記事で、『悶える職場～踏みにじられた人々の崩壊と再生』の第1回として、過労死が取り上げられていました。見出しは、『昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！　夫の過労死をめぐって組織の闇と戦った妻の25年間』読み進めていくと、ご主人を過労死で亡くされた馬淵さんの記事でした。現在70歳を過ぎた馬淵さんですが、今も精力的に過労死の問題に取り組んでいらっしゃいます。「過労死」という言葉が社会に認知されていない時代から、過労死問題と闘い、現在に至るまで現実を見続けてきた方なのです。　裏の裏まで．．．　馬淵さんのご主人が亡くなられたのは1988年7月2日。帰宅途中に心臓発作を起こし、帰らぬ人となったそうです。でも、そんなご主人の突然の死に、『涙が出なかった。泣けないのよ・・・。　泣けるのは、まだ余裕があるからだと思う』 (※1）と、、、そして、25年経った今、『私は許していない。私の心は、あのときに死んだの。遺族の心は、何十年たっても癒えない。彼は、殺されたのだから・・・』 (※2）と、、、記事に書かれていた馬淵さんの言葉。私には、過労死・過労自死ご遺族の声が重なって、張り裂けんばかりの大声となって聞こえてきました。この記事には、まだまだ続きがあります。「企業」そして「個人」の現実・・・突きつけられる現実を、次回に。※1、※2－DIAMOND ONLINE　悶える職場踏みにじられた人々の崩壊と再生　　　　　　　第1回 2013年7月9日『昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！　　　　　　　夫の過労死をめぐって組織の闇と戦った妻の25年間』より引用
14Jun
- 明日15日、全国一斉電話相談「過労死・過労自殺110番」実施
  　　　*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:　　　　　　　　　　　明日、６月１５日（土）　午前10時～午後3時　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全国一斉電話相談　　　　　　　　　　　　　「過労死・過労自殺110番」実施　　　　　　　　　　　東京は０３－３８３０－３７００（当日のみ）　　　　*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:　　　　　　　　はいさい！　わん吉です。今日は、「過労死・過労自殺」の全国一斉電話相談のお知らせです。明日、午前10時から午後3時（原則）まで、過労死110番全国ネットワーク所属の弁護士による全国一斉電話相談「過労死・過労自殺１１０番」が実施されます。相談は無料で行うことができますので、是非ご利用されてみてはいかがでしょうか。実施時間帯は地域によって異なるようです。各地域の相談窓口の詳細は、以下のHPでご確認ください！● 全国一斉電話相談：各地の窓口（過労死110番全国ネットワークHP）　　　　　　　　　http://karoshi.jp/soudan2013.html 　　
31May
- 『過労死防止基本法』制定を実現するつどい－第7回院内集会、6月6日（木）開催
  はいさい！　わん吉です。本日は、来週開催される第7回院内集会のご案内です。6月6日（木）、『過労死防止基本法』の制定に向けて７回目となる院内集会が衆議院第一議員会館で行われます。今回、未来工業株式会社創業者（現在は相談役）の山田昭男氏が記念講演を行います。「常識を覆すような企業経営で、社員を虜にしてきた方」です。『日本一社員がしあわせな会社のヘンな “きまり”』など、著書は売れまくっています。・営業ノルマ禁止・残業禁止・上司への「ホウレンソウ（報告、連絡、相談）」禁止・年間休暇140日（有給休暇除く）など、社員の幸せ、一人ひとりが自ら考える自発性を重視している企業なのです。高額セミナーでも行かない限り、まず、直接お話を聞く機会は得られないかと思います。ご興味がある方は、是非会場に足を運ばれてみて下さい。その他、POSSEの今野氏から、若者の過労死・過労自殺の実態が報告されます。運営者も若い方達ですので、同年代の目線から見た貴重なお話が聞けると思います。参加は無料ですので、是非ご参加されてみて下さい！第７回院内集会－「過労死防止基本法」の制定を実現するつどい　　【日　時】平成２５年６月６日（木）　１２：００～１６：００ (11:30開場）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※過去開催時よりも、開始時間が早くなっています　　【場　所】衆議院第一議員会館　地下大会議室　　【内　容】記念講演 ― 「過労死の防止と企業経営のあり方－未来工業の経験から」　　　　　　　　　　　山田昭男さん（未来工業株式会社取締役相談役）　　　　　　　　特別報告 ― 「放置できない若者の過労死・過労自殺の激増　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－労働相談から見る若者の労働現場の実態」　　　　　　　　　　　今野晴貴さん（NPO法人POSSE代表）　　　　　　　　その他、遺族の訴え、連帯あいさつなど　　【参加費】無料
29May
- 【平成23年度実績】労災保険の保険料、その使用用途は？各保険給付の給付総額は？
  はいさい！　わん吉です。関東地方は、今日にも梅雨入りしそうだとか。季節の移り変わりは、ホント早いですね～さて、意外と知られていない労働保険料（労災保険分・雇用保険分）の使われ方！とくに労災保険の保険料は企業が負担しているため、実際に保険給付等を受けたりしない限り、気に掛けることもないと思います。実際、下の金額を見て、皆さんがどう感じられるのか判りません。過労死（過労障害）だけの金額でもありませんし・・・ただ、「生きるために働く」－その現場で、これだけの金額を必要とする災害が発生している現実があることを知っておいていただきたいと。文中にもあるように「平成23年度は、約61万人の方に新規に療養補償や休業補償を行い、約23万人に年金支給した」そうです。当然ながら、労災保険給付は認定されて初めて支給される訳ですから、現実的にはもっと多くの方が被災されているのです。会社には会社の責任があります。そして、個人にも個人の責任がある。「自分で自分を守ること」を決しておろそかにしないで下さい。一日休む、半日休む、もっと言えば１時間休むだけでもいい、「たかが１時間、されど１時間」この時間が、生死さえ左右することもあるのですから。「自分で自分を守ること」自分でできること、やらなければいけないこと、大切なこと・・・　　ちょっと、テーマがそれてしまいましたね。　　　*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆　厚労省　HPより　　http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/hoken/seido/20120502.html
28May
- 平成24年度－労働保険審査会（再審査請求）裁決状況
  はいさい！　わん吉です。こまめにチェックしていたつもりでしたが、いつの間にか、昨年度の労働保険審査会事件処理状況がアップされていました。そこで今日は、平成25年3月31日現の「労働保険審査会（再審査請求）業務上外裁決状況」をご案内します。下の表を見てもお分かりかと思いますが、審査会で「取消」、すなわち「業務上認定」されることは本当に厳しいです。平成24年度は、裁決件数の内の「僅か1.5％」にも満たない。これは、ここ13年の内の「最低値」です。労働基準監督署で業務外認定された場合、この審査会で覆すことができなければ、後は裁判しかありません。そして、審査会で労基署判定を覆すためには、「新たな証拠提出」が必須です。だからこそ、何が何でも労基署段階で業務上認定を得ていただきたい！そのためには、「これでもか！」というくらい揺るぎない証言、証拠を収集して、労災認定請求を行ってください。　　('-^*)/★グラフについては、こちらをご参考に！　　業務上外の請求件数－その年度内の「業務上外」区分の請求件数　　当該年度内の裁決件数－過去請求分も合わせた「業務上外」区分の未裁決分の内、　　　　　　　　　　　　　　　　　　当該年度内に裁決（処理）を行った件数　　裁決：「取消」－原処分の取消、即ち、「業務上認定」とされた件数　　裁決：「棄却」－原処分の支持、即ち、「業務外認定」とされた件数　　裁決：「却下」－請求の不適法等とされた件数　　　　　　　　　　　　　　　　労働保険審査会労働保険再審査関係統計表 H25.3.31現　参考　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
04Mar
- 『過労死防止基本法』制定を実現するつどい－第６回院内集会、３月７日（木）開催
  はいさい！　わん吉です。本日は、院内集会のご案内です。3月7日（木）、『過労死防止基本法』の制定に向けて６回目となる院内集会が衆議院第一議員会館で行われます。自民党に政権交代したことは、基本法制定に向けて非常に厳しい風となりました。ここまできて、目の前は、厚く、高い、大きな壁に立ちふさがれてしまいました。だからこそ、今、院内集会を行う意味があるのです。『過労死防止基本法』がなぜ必要なのか！是非とも会場で感じ取っていただきたい－そう思っています。基調講演は、過労死事件の代理人として有名な川人博弁護士です。記念講演は、元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長の吉越浩一郎さんです。その他、ご遺族の方からの訴えもあります。大切なご家族を亡くされて間もないご遺族も、泣きながら声を振り絞って訴えていらっしゃいますので、是非、その声を聴いていただきたいと思います。参加は無料ですので、是非ご参加されてみて下さい！第６回院内集会－「過労死防止基本法」の制定を実現するつどい　　【日　時】平成２５年３月７日（木）　１３：００～１６：３０ (12:30開場）　　【場　所】衆議院第一議員会館　地下大会議室　　【内　容】基調講演 ― 「なぜ過労死防止基本法が必要か」　　　　　　　　　　　川人博弁護士(過労死弁護団全国連絡会議　幹事長)　　　　　　　　記念講演 ― 「過労社会ニッポンを変えるために」　　　　　　　　　　　吉越浩一郎さん(元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長)　　　　　　　　その他、1年間の活動報告、遺族の訴え、連帯あいさつなど　　【参加費】無料

「過労死企業名公表」裁判終了－開示認めなかった２審判決確定

見逃さないで！ 身体からの、心からのSOS

9月8日シンポのご案内／岡山 「恫喝」～消された保険医資格～ なぜ増田聰子医師は自死したか？

『名ばかり取締役』に労災認める／沖縄労働局

東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度 過労死等発生事業場 監督指導結果（最終）

東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度 過労死等発生事業場 監督指導結果（その2）

東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度 過労死等発生事業場 監督指導結果（その1）

厚労省、いわゆる「ブラック企業」対策強化－９月に全国4000事業所立ち入り調査実施へ

「認定基準」に変わってから、精神障害の労災認定率はアップした？

過労死問題を追及するマスコミ記者魂－第7回中島富雄賞授賞式

「過労死防止基本法」制定の実現に向けて、紙媒体と並行して【100万人ネット署名】が開始されました

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と… その４

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇… その3

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と… その２

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と戦った妻の25年間

明日15日、全国一斉電話相談「過労死・過労自殺110番」実施

『過労死防止基本法』制定を実現するつどい－第7回院内集会、6月6日（木）開催

【平成23年度実績】労災保険の保険料、その使用用途は？ 各保険給付の給付総額は？

平成24年度－労働保険審査会（再審査請求）裁決状況

『過労死防止基本法』制定を実現するつどい－第６回院内集会、３月７日（木）開催

見逃さないで！　身体からの、心からのSOS

9月8日シンポのご案内／岡山　「恫喝」～消された保険医資格～なぜ増田聰子医師は自死したか？

東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度過労死等発生事業場監督指導結果（最終）

東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度過労死等発生事業場監督指導結果（その2）

東京労働局発表－管下18労基署(支署)、平成24年度過労死等発生事業場監督指導結果（その1）

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と…　その４

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇…　その3

昼夜を問わぬ異常な激務を同僚でさえ見て見ぬふり！夫の過労死をめぐって組織の闇と…　その２

【平成23年度実績】労災保険の保険料、その使用用途は？各保険給付の給付総額は？