昨日のことです。

明治神宮にお参りに行きました。

お参りに行って晴れやかな気持ちになったので

かねてから行こうと思っていた

根津美術館に「燕子花図屏風」を観に行きました。


「燕子花図屏風」は2曲からなりますが、

一つは少し遠くに群生している様子。

立ってこの様子を見ると、ちょうど腰の少し下あたりにカキツバタが見えます。

お茶会にいらした方はカキツバタの群生を実感を持って感じるでしょう。


もうひとつは、腰をおろしてお茶を頂くと、

きっとカキツバタの中でお茶をいただく気分になるだろうと思いました。

カキツバタの花が多く描かれていて、

根元部分が描かれていないのです。

カキツバタの丈を考えると、腰を下ろした時には、花がメインで見えるように思います。

屏風の前に立ったとき、

人が少なかったので、屏風をひとりじめにできたからでしょうか。

自分がカキツバタの群生の中にいて、風が吹いたような気がしました。

カキツバタのブルーが優しくて、

小さな頃にカキツバタのスケッチに行ったこと、

イングリッシュガーデンで素晴らしい、ジャーマンアイリスの色のグラデーションに

感動したこと…走馬灯のように思い出しました。




難しい技法や活字にしたらややこしいことはよくわからないけれど、

鳥肌が立って、体をめぐる血の流れが早くなる作品は本当にすばらしい。


歴史の授業で使われるグラビアには、

必ず「燕子花図屏風」があって、いつか本物がみたいな…

そう思っていました。

夢が叶って嬉しい。

こんなに心や体がワクワク元気になれる作品を観ることができて嬉しい!


昨日は、シャンプーを買いに家を出たはずなのですが…

日々は予期せぬことの連続です。楽しいからいいけれど。