『初夜』イアン・マキューアン
を読み終わりました。
誰かと向き合う時。
こちらが全力で想って、持ちうる全てのものを
あげたとしても、相手からほんの少しでも反応が
ないといつかは限界がやってくるものではないでしょか。
はじめから限界を意識して向き合うのは違うけれど、
神様ではないし、
生きることに限りがある以上、限界の存在は適切に
受け入れようと最近は思うのです。
だからこそ、
やりたいことには必死でいいし、
努力は惜しんではいけないような気がします。
限界は追い詰められて感じることではなくて、
空からポーンと降ってきて、それをうまくキャッチできて
スカッと感じるものだから。
この物語は、
気持ちよくない「限界」の迎え方をした若い男女のお話でした。
自分を理解してもらう勇気。
相手に隙を与える勇気。
助けを求める勇気。
こまごました勇気が彼らの人生にあと一振りあったなら…
読んでいてそう思いました。
初夜の後の人生がお互いに不幸すぎないのはよかったです。
でも、女性の人生の方がキラキラとしていたのは、納得がいきました。
彼女は自分の夢に揺らぎがありませんでしたし、
最終的に自分の弱さに正直で、きちんと助けを求めていましたから。
人生はよくも悪くも望んだようになるなと確信しました。
わたしは…好きなことをして、大好きな人と、子供に恵まれて
どんどん幸せになりたいです。