童話や物語には、

多くのひとが持つ共通のイメージもあるけれど、

掘り下げていくとやはり思うことは様々だと思います。


『白鳥の湖』で小さな頃から

印象的だったのは、

明日誰か妃を決めなくてはならなくなった王子が

オデット姫を湖で見つけたときの王子の雷に打たれたような衝撃の様子です。


大人になってもこのシーンはやはり印象的。

目標も見いだせず、

心から楽しめずに放蕩をする王子が、

オデット姫を一目見てから、輝きを得ていく姿。

お話のおしまいは悲哀だけれど、本当は幸せな終わりだったのではないかと思います。


放蕩を繰り返して、現実から逃げてきた王子ですが、

女王の「妃を決めなさい」という命を最後にはきちんと受け入れた王子だからこそ

王子はオデットに会えたと私は思うからです。


小さな頃、王子さまやお姫様はだれかと結婚するのが、

大切で避けられない役目だと思っていたいたので、

王子はきちんとやるべきことを決めたのだと思いました。


マシュー・ボーンの「白鳥の湖」は、

私にとって印象的だったシーンが本当に鮮明に表現されていました。


王子が輝くきっかけは、オデットに「生」の輝きを見出したからだと思うのです。

ボーンの白鳥は男性でした。

この男性が踊る白鳥たちは、雄しく野性的で「生」の輝きに満ちていました。

あの輝きを見たら、王子の胸が熱くならないわけがありません。

こちらの方がなるほどと、膝を打つほどしっくりときました。


ボーンの「白鳥の湖」を見ていて、

いい時代になっているんだなと思いました。

男性である王子が心を奪われる対象が女性でなくてもいいという点。

もちろん、しなやかに美しい女性のオデット姫も素敵だと思います。


もっと沢山書きたいのですが、

コーヒーが冷めてしまうのでこれくらいにします。

私のSHOP「ecru de maki 」を御存じでしょうか?

物語をモチーフにアクセサリーとお話を書いています。

今は、人魚姫を終えたところ。


今度は、白鳥の湖で取り組もうかと思っています。

不思議ですね。

そう思い始めた矢先に、友人からマシュー・ボーンの「白鳥の湖」

の評判を聞き、イモちゃんから

「男の人だけの白鳥の湖を見ようと思うの。」

と打ち明けられ、バレエを見に行ったのです。


それから、イメージにぴったりの白鳥の置物も見つけました。




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       翼がきちんと開きます。体のガラス部分も翼の感じがよくでています。

      表情のとても優しげです。



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   白鳥にはこのスプーンもついていました。

   この真珠の指輪は一目惚れで白鳥と一緒に買いました。

  指を包むようにセットされた真珠にうっとりです。