花を生けるたびに、苦々しくなる
私の中に潜んでいる執着の塊が湧き上がる
ほぼ着の身着のままで夜逃げをしたあの家に
お気に入りの花器や剣山、投げ入れの壺、20歳過ぎから使っている花ばさみ……
あの時は、緊急事態の時には、「生きる」には直接関係のないものだった
今になって「本当はあったのになぁ…」と悔しい、虚しい感情に囚われるのは
それだけ生活が潤い、落ち着き、心が穏やかになった証なのだ
そんな風に、そんなところに執着しているわたし、かわいいってはじめて思えた。
ありがとう。
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