アンギオを終え、次の外来は約二週間後でした。
それだけあれば、脳外科の先生たちみんなで治療方針を固められるとのこと。
いよいよ手術宣告か…。
と思い、二週間後に受診すると…。
「今日はご家族の方は来られていないのですか?」と、先生。
私の血縁と呼べる人は、一番近しい人で三つ違いの姉。
うちから車で約1時間のところに暮らしています。
「あ、はい、今日は誰も」
そういうと、先生は
「一度ご家族の方にお話をしておきたいんです。なぜかというと、手術中に仮に何かあったとしたら、○○(私の名前)さんは判断できないですからね」
ああ、前にもそう言っていたな、と思い、「わかりました、次回連れてきます」と答えておきました。
そして、肝心のアンギオの結果は。
以下、病状説明書より
脳血管造影では、右内頚動脈閉塞があり、右内頚動脈領域は、脳底動脈から後交通動脈を介して血液は供給されているが、血流が遅いことと、後交通動脈が細くなっている。
左内頚動脈狭窄はあるが、今のところは、右側よりも血流は良いようだ。
脳血流と予備能は両方とも低下しているが、右に脳梗塞が出たことも考えると、右側のバイパス手術を行ったほうがよい。
手術はバイパス(一本の浅側頭動脈と中大脳動脈吻合)、筋肉を脳表に置いてくる手術。
手術時間は7時間くらい、入院は3~4週間くらい。
術後に過灌流が起きる可能性が高く、これが落ち着くまで入院。
過灌流の症状は頭痛、一時的麻痺。
手術の合併症は、脳梗塞、感染などで、リスクは5%くらいで障害が残る。
1%くらいで死亡する。
希望があれば、手術します。
とのこと。
なんでも、本当は二本の動脈をバイパスするところだが、私の動脈が一本変なところを走っているらしく、傷が顔にかかってしまうため、一本だけのバイパスにしますとのこと。
こんなところまで、なんで人並みになれないのか…。
私的には、もう手術の覚悟は決めていたので、分かりました、と答えましたが、先生は…。
「それでは、次回までにどうするかを決めてもらい、次回はご家族の方もつれて…そうですね、4週もあれば考えられるでしょう」
…と。
私、ちょっと待った!
…と、言わせていただきました。
「先生、私もう、手術をお願いすることは決めています。家族も専業主婦なので、いつでも来れます。なので、もう少し早くに再診を入れていただけませんか?11月の予定もあるので…」
一回一回一か月待っていたら、どんどん手術が伸び、中途半端な時間ばかり過ぎていく。
私、11月にはやりたいこともあったし、そのために早く動けるようになりたかったし、職場にもはっきりしたことが言えない状況で迷惑をかけているので、言わずにはいられませんでした。
「ああ、そうですか。それならいつでもいいですよ」と、先生
「それでしたら、一週間後の外来に、家族を連れてきます」
と、私。
一週間後に姉を連れて、受診することになりました。
姉にもやもや病を患っていることを話したのは、つい最近(アンギオ入院の時に保証人になってもらうのに仕方なく話しました)。
姉はもやもや病という病気自体、知らなかった様子でしたが、そこは二人きりの姉妹。
気持ちよく、協力してくれました。
ということで、最終的に治療方針を決めるのに、もう一週間時間を与えられた私でした。
続く。