本作でもふたりのヴィランはバットマン以上に目立っている。いや、ジョーカー以上に目立っている、と言ってよいだろう。前作のジョーカーは登場したときから犯罪者だった。しかし、ペンギンとキャットウーマンは登場段階では不幸な境遇に置かれていた人間で、共感の余地を残す悪役として描かれています、
バートンに言わせれば、共感どころではない。「僕はバットマンもペンギンもキャットウーマン 全身タイツも大好きだし、彼らが生きている世界が好きだ。誰もが、すっかり混乱してしまった人物だ。だからこそ彼らは美しいんだよ」と、彼は語ります、
ペンギンは奇形に生まれてしまったため、赤子の頃に親に捨てられた過去を引きずっている。そのためゴッサムへの恨みは根深く、破壊行為によってヒネクレた欲求を満たそうとする。一方のキャットウーマンは、もともとは地味で目立たない存在である大企業の社長秘書で、社長の陰謀を知ってしまったため、窓から突き落とされて命を落とします、