コーヒーを2杯飲みながら、『波間の果ての約束』(ジュリー・ガーウッド)を読み終わった。

ハーレクインみたいな感じの話だった。作者は、今は80代の人らしい。

美人な料理人のヒロイン。お相手は、ハンサムなFBI捜査官。昔、ヒロインの命を救ってくれた人で、元水泳選手でスーパースター。

こういう物語の主人公たちは、大体が白人で美しく、ダイエットが必要なく、社会的地位もあり、金持ちで、理解ある友人たちに恵まれ、どん底っていっても失恋や失職ぐらい。

現実的には、そのうちの1つでも手にするために、たくさん努力しなければならない。昔は、だからこういうの読めなかった。自分との落差がありすぎて。

今は、少しずつ読めるようになった。ファンタジーとして、読めるようになった。ロマンス的な要素があると萌える!から。

この本のヒロインは、素直で可愛く、勇敢で好感が持てるとこもあったな(なんかひねくれてる私)。



面白かったーー。

湿地の中に立つボロ小屋で、ネグレクト状態で育ったカイア。街のおしゃれな女の子達とは違って、小さな時から自活せざるを得なかった。


成長して、知的で野性的な美しさを持つ彼女は、街のプレイボーイ、チェイスを惹きつけてしまう。プレイボーイなんだけど、カイアに惹かれるくらいだから、ところどころ、マトモなところがあって、カイアも好きになってしまう


それでもやっぱり、プレイボーイで…。ただ、作者は動物学者。力のあるオスは、たくさんのメスを惹きつけて、子孫を残そうとすることを、善悪を超えた自然なこととして描いてもいるように思う。善悪の問題でなくても、傷ついたり悲しんだりするものだということも。チェイスも、ただのプレイボーイじゃない。真摯で、カイアが望んだものはあげられなくても、彼なりの心を、カイアに傾けていたように思う。


人間の生を、動物として見てみると、自分が生きるためなら、命を奪うということすら、善悪を超えたことなんだと感じられた。どんなときでも、自尊心をもって生きようとするカイアがとても魅力的だった。

湿地という、すごく限られた世界で生きるカイアの物語が、とても壮大に感じられたのは、そのときそのときを全霊で生きている命というものを、描けているからだと思う。

近所でお祭りがあるこの土日。

ちょっと出かけると、浴衣姿の老若男女。

ハッピ姿の男性多数。ちょっと危険な雰囲気のある方がああいうのは似合う。わおーセクシー♪

恋の盛り上がるエネルギーだなあ。

その喧騒の中に身を置きたくて、1人で歩いた。なんかいいなー。

りんご飴、キウイ飴、クレープ、たこ焼き。

焼き鳥、焼きそばを買って帰る。

こういうの、中高生のときに、ダブルデート的に出かけてみたかった。無念。きっと緊張して、ワクワクして、思ったほど楽しくないのかもしれないけど、それでも経験してみたかった。

祭りは恋のエネルギーだな。
理屈ではなく人の心を動かすものが恋なのだと思う。対象が人でなくても。

心を動かしたくて、エネルギーを何かに捧げたくて、祭りがあるのだと思う。