あけましておめでとうございます
昨日より2023年の営業をスタートいたしました
本当は年末にブログをアップしようと思ったのに・・・
全然ブログを書かなくなってしまった
えっと
今更ながらに振り返る2022年
2022年は「あ~うれしいな」って思ったことが3つあったんです
私はこの仕事でわんちゃんと飼い主さんとの暮らしがより良く、より楽しくなるようにお手伝いがしたいと思っています
で、そこで大事にしているのがわんちゃんの気持ち
別に飼い主さんの気持ちそっちのけっていうわけではないですよ
ただわんちゃんが無理~、それ苦手~って気持ちを表現しているのに飼い主さんがそこに気づかずわんちゃんに無理をさせてしまっているのは耐えられないのです。私が。
特にしつけ方教室ではわんちゃんの気持ちが今どんな状態にあるのかの説明を入れて進めています
ここまでが前置き
とあるイベントで私が犬をハンドリングしている時に他の生徒さんが犬連れでイベントに遊びに来てくださいました
その生徒さんのわんちゃんは他犬との距離が近すぎるといたたまれない思いになりがち
そこをちゃんと理解してくださっていたので、私に気づいても会釈だけで愛犬が安定した状態でいられる距離を保ってくれました
本当にうれしさの極みです
自分が知っている人に出会った時、その人とあいさつしたいという思いから近づくという行動に出がちです
もしくは相手が犬連れだから犬好きさん同士交流したいな、同じ犬種だからお友達になりたいな(お友達同士になりたいと思っているのは人間の方ですよ)なんて思いから近づくという行動に出がち
そこで自分の犬の状態を見ない人、相手の犬の状態を見ない人の多いこと多いこと
犬の気持ち<自分の気持ち
の飼い主さんが多いのがさみしいなと思っていたので、この出来事は本当にうれしかった
レッスンでもない時に飼い主さん自身の判断で行動している。愛犬をストレスから守っている。なんて素敵な飼い主さんなんだ!と嬉しくて涙が出そうでした
同じ会場に他にも生徒さんがいらして、自分たちのスペースにちゃんとハウスを持ってきていました
犬が安心と安全を感じられるスペースの用意
犬の状態を考慮して今回は見ているだけという選択
素晴らしいでしょ!!
こういうとき「せっかくだから」という選択をしがちな飼い主さんの多いこと多いこと
「せっかく」ってなんですか?って思っちゃうんですよ
「せっかくだから」という選択をする飼い主さんは「犬の気持ち<自分の気持ち」なんですよね
犬の気持ちをちゃんと考えてくれる飼い主さんがもっと増えたらよいなと心底思うのであります
もちろんこの2つの事柄に関してはトレーニングするということも可能かと思います
少しずつ根気よくトレーニング
少しトレーニングしたらすべてが改善されるわけではありません
だから今の状態でできることを飼い主さんが選定していき、犬が心地よく過ごしていけるようにしていくことが必要なんです
もちろんこのまま回避していくことも選択肢の一つです
そこで忘れてほしくないのは自分がその状況を回避しているのだということ
回避する選択肢をしているのに「(困った行動が)なくならない」と口にするのは🙅
だって、練習もしていないのに困った行動がなくなるわけがない
ましてや回避する選択もしていないのに「(困った行動が)なくらない」というのは当然
行動は繰り返されたら上手になるだけです。飼い主さんにとって嬉しい行動も、困る行動も原理は同じですからね
ただね
やっぱり難しいってこともあると私は思う
前にインスタだったかに書いたけど、練習してもやっぱり私はピーマンが食べられない
無理なものは無理なのです
どんな調理法で出されようともわかってしまうほど苦手(ピーマン農家さん、ごめんなさい)
内向的な人がびっくりするほど社交的になれるかっていうと難しい気がしませんか?
望める完全体ではなく、その個体に合ったレベルがあるってこともわかってもらえるとうれしいなと思います
次は別件
しつけ方教室では飼い主さんがわんちゃんと暮らす時にお互いに暮らしやすいルールを教えていきます
その時はハーネスの脱着について
お散歩の時は毎回起こりうる問題
逃げ回ったり、暴れたりするのが毎回だと大変
だからハーネスを見たらこう動いてねって教えたい
逃げ回ったり、暴れたりするのは犬の感情としては「快?不快?」どっちだと思いますか?
もちろん「不快」ですよね
お散歩に行くこと自体は嬉しいけれど、ハーネスを身に着けるのは好ましくない
このすったもんだ時間が短縮出来たらお互いにハッピーが待ってる
犬に協力してもらうことが必要です
練習セッションを終えた時に飼い主さんから出た一言がまた感動的なんです
「ありがとう」
って
最高でしょ
飼い主さんは「犬はやって当たり前でしょ!!」って思ってないってことです
犬からの協力に感謝していることが感じられる一言にブラボーです
我が子も毎日歯磨きしていますが、終わった時には「ありがとう」と必ず言います
協力してもらえるおかげで楽に歯磨きができるからね
以上、2022年嬉しかった出来事でした
2023年も愛犬の気持ちに寄り添える飼い主さんが増えますようにと願い活動していきます
何卒よろしくお願い申し上げます