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スイ★スイ★スイタ

イギリスから帰国後の生活を綴ります


何もしない休日といっても、沖縄に行ったらぜひとも訪れてみたいところがあった。

そう、それは『美ら海水族館』!!行った人全員が「絶対に行くべき」と薦める水族館である。


何でも世界一大きな水槽の中でじんべいザメが2匹も悠々と泳いでいるらしい。大阪にも規模の大きな『海遊館』があって、学生時代、ここで生まれて初めてじんべいザメを見たときは「こんなに大きな生き物が世の中には存在するのか…」とあまりのデカさに驚いたが、あのじんべいザメが2匹もいるという水族館、これは絶対に行かねばなるまい。


ホテルの朝食は、焼きたてのパンにビネガードレッシングのサラダ、オーダーを受けてから作ってくれるオムレツにフレッシュジュース。たらふく食べていざ美ら海へ!!



美しい海を眺めながらだと、本当に気持ちが晴れやかになる。

長い運転もこんな景色の中だと全然苦にならないどころか、お互い自分が運転したいがばかりに喧嘩になる始末…。結局私が運転して1時間半後、水族館に到着。


平日だというのに、水族館の周りには沢山の人。

   


   


お決まりのパネルで記念撮影をして、水族館へ入る。

  




ワクワクしながら中に入ると、ヒトデや熱帯魚とじかに触れ合えるコーナーがあって大盛況。

見た目は固そうなヒトデだが、実際に触ってみるとゴムのような弾力だった。


  



  

美ら海水族館は沖縄らしさを感じるカラフルな熱帯魚がたくさんいて、宝石箱を想像するような美しさだった。

ちょうど、熱帯魚の食事タイムでお客さんたちはガラスに張り付いてすっかり熱帯魚の虜になっている。


ん?これは海草、いやゴミ?かと思いきや…



よく目をこらして見ると、実は立派な魚だった。

小さくても口を開けたり、キョロキョロと周りを偵察していたりして可愛い。


じんべいザメがいる水槽は、噂通りの大きな水槽で円柱の形をしているが、映画館のように段差のある椅子が置かれていて、皆そこに腰掛けてしばし海中にいる気分を味わっている。(ただあまりの人の多さに写真を撮るのを忘れていた…)

  

悠々と泳ぐジンベイザメに、もう釘付け…。


帰りは、ガイドブックに掲載されていた、前田食堂で肉そばをいただく。

プリプリの麺の上に塩コショウで香ばしく炒められたもやしと牛肉が山盛りに盛られてボリューム満点。
大満喫した一日だった。

   

9月にお互いに夏休みが取れたので、5日間沖縄へ行った。

私は大学の卒業旅行以来、夫は若かりし頃に日帰りで出張した以来(←観光は全くなし)で、今回はANAスカイホリデーを利用しての旅行となった。



10時に沖縄に到着し、空港を一歩出れば南国の美しい景色が目に入る。

  


         


今回の旅行のテーマは“なにもしない5日間”。

普段できないのんびりとした生活をしようということで、ホテルを色々探して今回お世話になったのは名護市内にあるカヌチャベイホテル&ヴィラ


            


噂には聞いていたが玄関を入ると…、予想以上のスケールに驚く。


  


タイプの違う棟がいくつもあり、ホテル内の移動はレンタルカートで移動すると聞いていたが、ここまで広いとは!!施設内には5つのレストランがあり土産物屋に加えてコンビニもある。もちろんプライベートビーチもあって、2つのプールにフィットネスクラブ、テニスコートまで揃っていて、外を出歩かなくともここだけで十分楽しめるホテルだ。


  

このホテルはどの部屋でも50㎡以上の広さがあるのだが、我家にとっては1年に1度の長期旅行ということで、大奮発してワンランク上のカヌチャスイートという部屋を予約した。車で部屋まで案内してもらい部屋でチェックインができる。


        

この部屋は64.8㎡+テラス32.4㎡の広さがある(我々のマンションよりも断然広い…)。


        


        昼間はここで読書をしたくなるようなベッド。


  


洗面室も広々                      ゴロゴロできるソファーもあり


                          

   

バルコニーにはジェットバス             テーブルと椅子も完備(奥には洗濯物干しまである)                   


         

               

アメニティーも充実していて、何から使ってみようかとワクワクする。



夕食は、このツアーの特典の一つである“夕食1回付き”のチケットを利用して、ホテル内の「HOPE」というレストランでステーキをいただいた。

  

ホテルをカヌチャベイに決めて、ツアー会社の比較をしたが、今回はANAスカイホリデーが一番色々特典が付いていてお得だった。夕食1回付きに加えて、レンタルすれば1日5,250円の料金がかかるカートも5日間ついており、全滞在中のランチもついていたため、ホテルで過ごすことが多かった我々にとってはとってもありがたい特典ばかり。しかもANAスカイホリデーの利用客限定でホテルの一角にラウンジが設けてあり、インターネットも使えて、サーターアンダギーと飲み物・泡盛が飲み放題。



この日は前日の疲れもあって、早めに就寝する。



今年に入ってから、夫の出張が増えている。

7月にアメリカへ出張した際、夫は大きな忘れ物をした。




「ごめん、指輪なくしちゃった…」





まだ買って1年ちょっとしか経っていない結婚指輪をなくしたというのである。

風呂に入っていて、スコーンと抜け落ちたのに気付かなかったらしい。普段家で風呂に入っているときもそれは何度かあったので、なぜ早くサイズ直しをしておかなかったのかと非常に悔やまれたが、もうなくしてしまったものは仕方がない。込み上げてくる怒りを何とか抑え、夫のお小遣いをしばらく減額にし、冬辺りに買い直すことにした。



そして先日のこと。

夫は兵庫県で接待ゴルフだった。

9月に入ったと言えども、関西はまだまだ蒸し暑い日々が続いている。汗かきの夫のために着替えを2枚夫のバッグに入れ、私は仕事のため夫より先に自宅を出た。


そして夜、汗だくで帰宅した夫の腕には、なぜかジャケットがかけられていた。


しかも、この季節に見ただけで気分が悪くなるような厚手のコーデュロイのジャケットである。接待だったので、念のためジャケットを持参し、結局一度も袖を通すことはなかったらしいが(←こんな猛暑のなかで、このジャケットを羽織っていたら逆に常識を疑われる…)、なぜ新調したベージュの薄手のジャケットではなく、独身時代からの古いコーデュロイのジャケットを選んだのだろうか、と疑問が湧いたが、こちらも仕事で疲れていたのでその日はぐっすり寝て、翌日改めてクローゼットを探してみることに。
























ない。∑(゚Д゚)




どこを探してもない。しばらく狭い部屋を探し続けるが、ジャケットは見つからない。新調したジャケットは、これから長く使うことを考えて、お値段もそこそこするジャケットを購入した。クリーニングに預けたままだったか、いやそれはないはず…と色々考えても埒があかず、とうとう仕事中の夫に緊急電話。





「ねぇ、ベージュのジャケットが

         行方不明なんだけど」




「…実は…アメリカに忘れてきた」














な、んてことを

     (/TДT)/嗚呼、めまいが…


夫よ、君はアメリカに一体いくら分の忘れ物をしてきたのでしょうか。

帰国してすぐに忘れ物に気付いた夫は、ホテルにメールをして送ってもらう手配をしたというが、1ヶ月以上経った今もジャケットは戻ってきていない。昨日もう一度メールをしたらしいが、恐らく戻ってくることはないだろう。


これからは、夫のスーツは2着で1万円の青○、私服はユ○クロと固く心に決めたのであった。





8月11日から1泊で島根県に行った。

夫の友人Toshiさんご夫妻に赤ちゃん誕生!!ということでお祝いに駆けつけさせてもらったのである。新大阪から岡山まで新幹線で行き、そこから「特急やくも号」に乗って松江を目指す。やくも号からの眺めは最高で、時々観光案内のアナウンスが入り、ごうごうと雄大に流れる川のそばを走ったかと思えば、大自然の森の中を駆け抜けたりと、乗っているだけでワクワクした。


松江駅からはToshiさんご夫妻が迎えに来てくれていた。

赤ちゃんは、生まれて1ヶ月半なのに何とも端正なお顔立ちで、パパとママの遺伝子の良いとこ取りでホントに可愛いったらありゃしない。


ランチは数奇屋料亭「松翠亭」を予約してもらっていて、出てくるお料理は美味しいものばかり。個室だったのでクーラーを調整してもらいながら、赤ちゃんはお座布団の上でお昼寝、我々はランチに舌鼓。

(浅漬けさえも手を抜いていない美味しさ!!)

ランチをした後は、ママと赤ちゃんを自宅に送り、Toshiさんと我々の3人で松江城のお堀を屋形船で廻る「堀川遊覧」へ。


 

名前を呼ばれて船に乗り込む。           

屋形船では船頭さんが運転とガイドをやってくれるのだが、この船頭さんになるためには歌声テストなどの試験があるそうだ。その美声を活かして船頭さんは橋の下のエコーがガンガンかかる所で歌ってくれる。

  

水辺から見る景色もこれまた新鮮。        ゆっくりと船は進む。    


 

この日は風があまり吹かず暑かったためか、鷺もグッタリ気味…。


                  

途中で散策するために、途中駅のカラコロ広場前で降りるが、あまりの暑さ(日陰の温度計で36度を越していた)で、散策もそこそこに喫茶店へ避難。

  

注文前に1杯水を飲み干し、3人とも迷わず「コーヒーモカパフェ」を指差し、パフェを一気に食べながら水を1杯、食後にもう1杯と計3杯の水分補給。



       


日も傾いてきたところで、再び船に乗り込み松江城を目指す。



真下から見る松江城は迫力満点。        天守閣からの眺めは、自分をお殿様気分にさせてくれる。

                              

夕方からは、奥様のご両親も合流して下さって、お宅の庭でバーベキューパーティー。

お肉の他にも新鮮なアジやイカを炭火で頂き、最後に特製の炒めた焼きそば麺に卵をかけたシンプルながらも唸ってしまうほど美味しい麺に大満足。(食べることに夢中で写真を撮り忘れました…)


ここでも赤ちゃんを抱っこさせていただいたのだが、夫の抱き方の何とぎこちないことか…。

まるでロボットのように手を硬直させ、額から汗を噴出してオロオロとしている夫を見ると、将来の子育てに不安を抱く妻シオリ。あやし方も分からない夫を見て、奥様から「高い声だと安心するよ」とアドバイスをいただいたはいいが、我が夫何を勘違いしたか、













「ヒャーン、ヒャーン」










と、訳の分からない声であやし始め、大人だけでなく赤ちゃんにまでドン引きされる始末。(どうも夫は高けりゃいいと思ったらしい)


               



翌朝は、奥様のお姉さんご夫妻のマンションへ。

「ちょっとした観光ができる」と聞いていたが、高層階にあるお姉さんご夫妻のマンションからの眺めは、天守閣以上の眺めだった。このマンションは窓がとても大きく、広いリビングに足を踏み入れるとドーンと宍道湖がパノラマサイズで目に飛び込み、バルコニーに出ると遠く優雅にそびえる大仙を望むことができる。他の部屋からは松江城が一望でき、もう最高のロケーション。コーヒー美味しいケーキと桃をいただきながら楽しいひと時を過ごすことができた。



帰りは4時間の道のりでバスで新大阪へ。

隣同士で席が取れなかったため、通路を挟んで夫と私は座った。長い車中のため、運転手さんが韓国映画を流してくれていたが、私は籠弁当で満腹になりウトウトと寝入ってしまう。

            


ふと目が覚め、テレビ画面を見ると映画はクライマックスシーンに入っていた。

夫はどうしているのかと横を見ると、顔にタオルを当てている。てっきり寝入っているのかと思いきや、何だがゴソゴソと目元に手をやっているのだ。


            















…もしや、泣いてんの…?(゚Ω゚;)

                              ちょいと、車内ですよ、車内。




小声で夫の名前を呼ぶが、タオルを当てたまま、頑なにこちらを向こうとしない。

そうだった、夫は韓流映画に非常に弱いのだ。以前1人で「猟奇的な彼女」を観たときでも号泣したらしいが、そんなに車内で泣かなくても…と思いつつ、夫の姿を見て笑いすぎで涙が止まらなかった妻シオリであった。

本当に楽しい2日間をありがとうございました!!



長い間、ご無沙汰をしておりました。

7月は夏風邪を引きながら仕事をこなし、落ち着いた頃に夫が10日間のアメリカ出張のために自宅のパソコンを持ち出したためブログが更新不可能に…。


6月に入ってから、出張続きだった夫。

5月の連休に夫の実家鹿児島に行った以来、外出らしいことは何一つできなかった我家に、お得意先の社長さんと、夫の会社の社員で京都の貴船で川床料理のお誘いが入った。


   


貴船へは、大阪から「淀屋橋駅」から京阪本線特急に乗って終点の「出口柳駅」で一旦下車、そして叡山電鉄叡山本線・鞍馬行に乗り換えて終点「貴船駅」下車だが、そこから料亭まではバスで迎えに来てもらわねばならない。


  


着いてみてビックリしたのが気温の違い。

家を出る時はあまりの暑さに吐きそうになるくらいだったのに、ここはまるでクーラーが効いているかのようにヒンヤリと涼しくマイナスイオン大放出で自然のありがたさを感じる。




我々が今日お世話になるのは左源太という料亭。

マイクロバスに乗り込んだはいいが、i一番後ろの3席に座ることになり、なぜか私の右隣はお得意先の社長が、左隣は夫の上司である課長という席順で、オッサン方に挟まれて超緊張のなかバスは出発。幸い10分で到着する。




清流沿いには何件もの店が軒を連ね、川床を作っていてまるで大きな屋形船のようだ。


   



      

         食事前に記念撮影(夫撮影)





料理は会席料理でどれも美味しかったが、中でも鮎は香ばしく焼かれていてとっても美味しかった。会には奥様方も呼ばれていて家庭話(夫・姑話)に花が咲く。

食後は貴船神社へ皆で散策。

     

貴船神社は縁結びでも有名だそうで、笹には「良縁!!」「玉の輿」などの内容のお願い事が沢山ぶら下がっていた。


    


今回のこの貴重な会を利用して、妻としては確かめたいことがあった。

それは夫の普段の仕事ぶりである。多忙で帰宅が深夜の毎日ということもあるが、普段夫はあまり会社の話をしないため、さっぱり夫の仕事をする姿がイメージできずにいた。口数が少なく普段家で牛乳片手にボーっとテレビを見ている姿しか見ていない妻としては、夫はちゃんと会社でやっているのだろうかという不安があったのである。


意外なことに、夫は会社ではまめに動いて良く喋るらしい。

普段疲れて帰宅する姿しか見ておらず、会社では楽しみながら仕事をやっているのだろうかと常々心配に思っていたのだが、上司や同僚ともガッハッハと楽しそうに話に興じている夫を見て一安心。


お得意先の社長さんからは「○○ちゃん(←夫の愛称)は良くやってくれてます、話も丁寧だし。」というお言葉をいただき妻有頂天。

(←出張先の畑で一枚)

それにしても、この夫の忙しさ何とかならないだろうか。

最近浮かんだ一句、会の時に奥様方に御披露したら大層褒められた。



“いつまでも あると思うな 妻の笑顔”



夫よ、夜露四苦!!(←古い?)