久しぶりに書いてみるとする。

更新していない間にも色々なことがあり、時間が過ぎていったように思う。季節は春から梅雨を経て夏に変わり、大学院生としても後輩がつくようになった。

この期間、自分は本当に成長できたのだろうか。ふと振り返ると恐ろしくなってしまう。なんだかSNSも以前ほどは呟いたり更新することもなくなってしまった。おそらくSNSで他者の生活を見ることによって人が日々の暮らしで成長していく中で自分だけが取り残されているんじゃないかという現実を突きつけられるのが怖いのではないかとふと分析してしまう。最近はというとあいも変わらず研究は遅々と進み、同じ場所で足踏みしているような気がする。人から怒られることもまぁ多くなった。果たして自分は本当に前にちょっとでも進めているんだろうか?

焦燥感を抱くのには別の理由があり、そろそろ企業のインターンも始まる季節に差し迫っているというのもひとつある。インターンということは社会に出て行くための準備をしなければならない、つまりは大人にならなければならないということだ。このまま大人になっていいものなのか本当に迷う。大人の世界に踏み入れるために自分は何ができるのか、何をするべきなのか、どれからすればいいのか、不安なことが多い。自分の武器を作るために研鑽を積むといって大学院に行ったはいいものの未だに研究で同じ部分をどうどう巡りしている何も成していない自分が社会に出るとどうなってしまうのだろうと夜な夜な考えることも多くなってしまった。

あの人は大人になるのが好きと自書で語っていた。なぜそう思える?将来に不安を抱える自分にはまだわからない感情である。正直めちゃくちゃ直接聞きたい。七夕なんだし願いが叶うのであればもう一度姿を現してくれないだろうか、とふとそんなことを思ってしまった。

今日もまた夜空を見上げる。星座も夏らしくなってきた。あの人の星、見つけられたらいいなぁと思った七夕であった。