西国33観音参りに興味はありました。
でも・・・巡礼のきっかけが やってきませんでした。



やっとこさ 2008年10月28日にやってきました。
~今 働いている職場は、わりにシフトの交替をお願いできやすい環境なんです。
とっても恵まれた環境で働かせていただいております。


次の日の29日は 仕事でしたが、スタッフの一人から連絡が入り、シフトの交替をお願いされまして、1日フリーになりました。



私の1番目にお参りさせていただくお寺さんが決まりました。
2008年10月29日が2巡目のお参り始めの日となりました。


そのお寺さんの日記の前に・・・


<<参考にしたサイト>>
西国三十三所巡礼の旅


<<参考にした書籍>>
西国三十三所結縁御開帳公式ガイドブック
2008年は 西国巡礼中興の祖・花山法皇没後1000年にあたり、これを記念して西国三十三所の寺院では 順次秘仏のご開帳がなされます。
なかには136年ぶり、83年ぶりに御開帳される観音さまもあり、まさに一生に一度あるかないかの機会です。ぜひ本書を旅のおともに、西国三十三観音霊場のお出かけください。



はじめての西国三十三所巡り (NHK趣味悠々)
~西国三十三所のお寺は、1番から33番まであり、この札所をまわることを、一般に巡礼といいます。
1番札所、2番札所というような番号がつけられていますが、実際にお参りするときには、番号に関係なく、どこから参拝してもかまいません。
住んでいるところの近くのお寺から、あるいは交通事情などから行きやすい場所を選んで、コースを組むのもひとつの方法です。
最初にお参りをするお寺を決めたら、さあ、気軽に出かけましょう。


~西国巡礼の大原則は、「観音菩薩」との縁を求めて修行を重ねていく旅です。
西国三十三所参りは、そんな五感で味わう自分再発見の旅でもあるのです。


~後白河法皇が、平安後期の民衆の歌謡を編集したという「梁塵秘抄」に載っている有名な歌のひとつ。

仏は常に在(いま)せども 現(うつつ)ならぬぞ あわれなる
人の音せぬ 暁に ほのかに夢に見えたまふ


(仏さまは いつも私たちのそばにいらっしゃるけれども、現実には この目で見ることはできない。
でも、まだ人が眠っている明け方に、わずかにも姿をお見せになることもある)という意味い受け取れる。さまざまな困難の中にいても、一筋の灯りが見えてきたら、それが仏さまかもしれない。



白洲正子さんの西国巡礼 (講談社文芸文庫)
~美をもとめ こころを訪ねる観音紀行// みずからめぐり歩いた西国三十三カ所 巡礼の旅のなか、日本人の心に息づく“ 信仰 ”の姿を探った名著


~日本には「信心」という言葉がある。「何ごとのおはしますかは知らねども」の何ごとかを信じる心である。
たしかに、私達は、外国人がいう意味での宗教も信仰も持たないかもしれないが、もしかするとそれ以上に、強烈な信心を秘めていないとはいい切れない。
何ごとのおわしますかは知らないものを、信ずるほどむつかしいことはないのだから。
大げさなことをいえば、日本の文化は、文学も美術も芸能も、みなそういう心から生れたといえるのではないだろうか。



何ごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに 涙こぼるる

~西行法師が お伊勢参りのときに歌わはったようですね。
伊勢神宮の会報誌から また関連記事を抜粋したいと思います。



<<参考にしたDVD>>
御詠歌 (高野山金剛流) [DVD]


花山法皇の観音巡礼が西国三十三箇所巡礼として現在でも継承されており、各霊場で詠んだ御製の和歌が御詠歌となっているっていうのを もうお参りの終盤になって知りました。

御詠歌 習ってみたいンですよね。


それぞれに思い出深いお参りをさせていただけました。
巡礼の日記を書いていたら、また3巡目のお参りをしたくなるやろナァ~