ヴォクレール、シャバネル、ピノー、ピエールロラン、マルタン、バルデ、
数々のフランス人レーサーがフランス全土の期待を一心に背負いツール・ド・フランスを駆け抜けた。
しかし届かなかった総合優勝。
ベルナール・イノー以来のフランス人総合優勝の可能性があるのは現在はロメン・バルデ、ただ一人とされていた。
そんな中、彗星のごとく現れたフランス人レーサーがいる。
リリアン・カルメジャーヌ、君はフランスのニュースターだ!
カルメジャーヌはかつてのフランスの英雄。シャバネル、ヴォクレールと同チームのディレクトエネルジーに所属する若きアタッカー。
彼の才能が花開いたのは2016年のブエルタ・ア・エスパーニャ。
3大ツールの一つであるブエルタに初出場したカルメジャーヌは山岳ステージでアタックを仕掛けた。
徐々に集団を引き離す。
タイム差が縮まる。カルメジャーヌは諦めずにアタック。
逃げ集団から独走に持ち込んだ。
終盤。舌を出し、決死のヒルクライム。
その姿はまさにトマ・ヴォクレールであった。
結局カルメジャーヌは先頭を譲らずステージ優勝。
フランスが湧いた
そんな彼は2017年。ついにツール・ド・フランスに参戦。
第8ステージ。
前半のステージから逃げに乗っていたカルメジャーヌに遂にその時が。
逃げに乗ったカルメジヤーヌはまたも独走に持ち込む。
最後は足をつりながら先頭を守り抜いた。
ツール・ド・フランス、ステージ勝利。
一人のフランス人レーサーはこれからどう進むのか。
ステージレーサーとなり総合優勝を目指すか…
アタッカー、逃げ屋としてステージ優勝を重ねるか…
フランス全土の期待に潰されず走るカルメジャーヌの姿を望む…
