パコのテーマパーク分析

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テーマパークに関するニュースや雑学を紹介。たまに関係のない話題について書くこともありますが。

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映画「ジュラシックワールド」を見てきました。
面白かったです。無難に。



以下ネタばれみます。

印象としてはジュラシックパークの続編というよりリメイク的な感じ。
あえてなんでしょうが、おおむね一作目をなぞったような展開となっています。
音楽はジョン・ウイリアムスではありませんが、一作目の音楽を踏襲しているので、ファンには嬉しいです。
特に序盤でメインテーマが流れるシーンの高揚感は非常に良かったです。
(個人的には一番テンションが上がったシーンでした。)

一方で、一作目から20年が経っていますが、正直あまり映画の進歩は感じられませんでしたし、一作目を見た時のような衝撃はありませんでした。むしろ一作目の方が恐竜がリアルに感じられたのは気のせい?
それから、やっぱり恐竜はティラノサウルスがカッコイイですね。ハイブリッド種はどうも恐竜というより怪獣という感じで好きになれませんね。きっと全世界の恐竜ファンが思っているはずです^^;。


大絶賛というほどでもありませんが、普通に楽しめる作品です。
ジュラシックパークシリーズを映画で見られるというだけでもファンには大満足でしょう。


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本日、劇団四季のアラジンを観てきました。
四季の会の会員の先行発売日の予約開始時間にログインし(アクセス多数で実際にログインできたのは40分後)、即座に予約してもぎ取った本公演のチケットです。
リトル・マーメイドもそうでしたが、ディズニー作品は相変わらずの人気ぶりです。

感想ですが、素晴らしい作品でした。
演奏が生でないのは残念ですが、素晴らしい楽曲に豪華な舞台セット、華やかな演出。
元のアニメーション作品の良さを見事にミュージカル作品に仕上げていました。
個人的には、ややイマイチな印象を持ったリトルマーメイドに比べ、完成度は高かったように思います。

特に素晴らしかったのは、ジーニーのナンバー、フレンド・ライク・ミーのシーン。
派手で楽しくて、最高に盛り上がるシーンでした。
ジーニー役の役者の力量がこの作品の出来を左右するといっても過言ではないと思いますが、歌唱力、演技力、コミカルさ、どれをとっても素晴らしく、見事にジーニーになりきっていました。
アラジンの歌では、映画ではお蔵入りとなった「プラウド・オブ・ユア・ボーイ」が非常に良かったです。この歌が入ることで、よりアラジンに感情移入しやすくなりますし、何よりメロディが素晴らしい。元の作品でお蔵入りになってしまったのが残念です。

その他、導入部のアラビアンナイトはカッコイイですし、一足お先にのシーンはセットの展開が目まぐるしく、見ごたえがあります。

一番の見せ場と思われる「ホール・ニュー・ワールド」ももちろん良かったですが、歌に感動するというよりはセットが凄い(どうやって絨毯浮いてるの?)という印象が強かったかも。もちろん美しくて良いシーンでしたが。

アブ―がいなく、代わりに3人の友人がいる点や、イアーゴが人間になっている点など、原作の改変部についても悪くなかったと思います。
ジャファーとイアーゴも適役で、良い味を出していました。


ニ幕がやや失速気味なのと、相変わらず悪役の最期はあっけない(ディズニー作品ミュージカル化の宿命か。というかアラジンはそもそもアニメ自体もあっけない。)ですが、全体的に作品の再現度は高く、エンターテインメント性が強く、楽しいミュージカルとなっていました。
お子さんにもオススメですよ。



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最近リニューアルされたマーメイドラグーンシアター、どんなものか観に行ってきましたので、簡単に感想を。

良かった点
・アリエルの可動範囲の拡張
・曲から曲へのテンポ感
・トリトン王の作りこみ

イマイチな点
・歌が日本語(←これは人によってはむしろ良くなったとも)
・吹き替え版と声が違う(ラプンツェルの声でした)
・登場キャストの減少

アリエルの可動範囲が増えたことについては、今回一番の改良点といえるでしょう。
海の中を自由自在に泳いでいるという感じが以前よりも増しましたし、何よりゲストの近くを泳いでくれるのはとても良いですね。個人的には縦向きに泳いで上へ上がっていく動きが人魚らしくて良いと思いました。
設定はアリエルたちがゲストに向かってコンサートを行う形式なので、ゲストとの一体感がある点も良い点といえるかもしれません。(以前は第三者視点で劇を見ているという印象が強かったので)
一方それによって、話のスケール感はだいぶ小さく(薄っぺらく)なってしまったとも。
トリトン王は良くできていました。アースラほどのインパクトはありませんが。

ショーの始まり方は以前の方が好きだったかな。
静まり返った会場の中パート・オブ・ユア・ワールドは以前の方が美しかったような気がします。

イマイチな点としては、なんといってもキャストの減少でしょうか。
人件費削減などとネット上では言われていますが、そういった大人の事情はともかく、やっぱり観ていて寂しいなという印象を受けてしまいます。
アリエルのお姉さんたちが実写の映像というのは違和感はあるものの、思ったほど悪いとは思わなかったのですが、最後のアンダー・ザ・シーは圧倒的に以前の方が良かったのではないでしょうか。
広い空間がなんとなくスカスカで、背景の映像の粗さも際立ちます。妙にCG調の映像が余計にお粗末な印象を受けてしまいました。
人を使わないのならせめて人形等を使えないものかと思いますが、アリエルの可動範囲が広がったことで空中の使用制限が大きくなってしまったのでしょうね。


観終わった後は凄くあっさり終わってしまったなぁという印象でした。
アリエルの空中演技を楽しむショーという視点で見れば以前よりも楽しめるかもしれませんが…
うーむ、個人的には全体的に前回の方が良かったと感じております。
ちょっと残念。

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ここのところ新要素の多い東京ディズニーリゾート。
直近ではストームライダーの廃止&ニモの新アトラクション導入、北欧エリアの導入が記憶に新しいでしょう。




TDLとTDSの今後の予定(及び最近のアップデート)について、簡単にまとめてみましょう。


まず東京ディズニーランド。

ワンス・アポン・ア・タイム
2014年5月19日
約20億円

ジャングルクルーズのリニューアル
2014年9月8日
約16億円

エレクトリカルパレードのリニューアル
2015年7月9日
約20億円

スティッチ・エンカウンター
2015年7月17日
約20億円

グリーティング施設および飲食施設
2016年後半
30億円

新ファンタジーランド
2017年以降
投資額未定




東京ディズニーシー

メディテレーニアンハーバー鑑賞エリア改造
2015年4月2日
約25億円

マーメイドラグーンシアターのリニューアル
2015年4月24日
約40億円

ハンガーステージ新エンターテイメント
2016年前半
投資額未定

ファインディング・ニモのアトラクション
2017年春
約50億円

北欧エリア
2017年以降



それぞれの計画を見ていると、なんとなーくOLCの方向性が見えてくる気がします。
毎年小~中規模の投資(主に既存施設・エンタメのリニューアル)を行っていき、2017年度以降にドーンと大きな投資を行う。
最終的にはキャパシティの拡大を見据えているようです。

また、印象的なのが、新要素のほとんどがディズニーアニメーションに基づくものである点。ディズニーリゾートなので当たり前といえば当たり前なのですが、シーの方は当初のイメージからかけ離れているという意見も少なくないようです。
特にポートディスカバリーにニモの新アトラクションができることについては、期待の声よりも、ストームライダーの廃止を残念に思う声の方が大きいように見えます。
今までのスクラップ&ビルトでここまで反対の声が大きいものはなかったように思います。
私も残念に思う一人ではありますが、USJのE.Tがなくなったことに比べれば全然あり。(←未だに根に持っている)




ここまで反対の声が大きい理由としては
①ストームライダーがそれなりに人気アトラクションである点
②エリアの設定に綻びが生じる点(ストームライダーがなくなることにより)
③新設のニモのアトラクションにそこまで魅力を感じられない点
④ニモ関連のアトラクションが別エリアにも存在する点
⑤エリアの設定が曖昧になる点(ニモができることによって)
あたりが挙げられるでしょう。

ストームライダーの廃止については賛否あるでしょうが、アリかナシかでいったら個人的には、まぁ「アリ」。エリアの設定を大きく変更する必要はありますが、それなりの修正をしてくるのでしょう。
そもそもストームライダーがレトロフューチャーなエリアの雰囲気にマッチしているかというと微妙なところなのですが、それでもエリアの目玉であったのは間違いありません。多くのゲストにとっては「ポートディスカバリー」と言うよりも「ストームライダーのあるエリア」と言った方が伝わるのではないでしょうか。
そういった意味では、これを廃止するのは大きな決断。
それをもってしても、ニモを導入することによる集客増のメリットの方が大きいと判断したのでしょう。
上記の①、④についてはどうしようもないですが、②、③、⑤については設定を上手く修正し、新アトラクションが魅力的であれば、結果オーライとなるのでは。
しかしあのピンク色の潜水艦のイメージ画像はいかがなものかと思いますが。
2台体制なので、一台をストームライダー、一台を潜水艦にすれば万事解決ですが、プレショーもありますし、まず無いでしょうね。


それはそうと、今後ディズニーリゾートは、よりファミリーエンターテインメントを意識した戦略で進んでいくことを強く感じるのですが、一方でハンガーステージは、ディズニー要素を取り入れずに、オリジナルショーを行うという姿勢も見せています。
正直こちらはライオンキングかポカホンタスかターザンあたりに代わる日も近いかと思っていたので、ほっと一安心。というか意外でした。守るべきところは守るという方針ではあるようです。


では北欧エリアはどうでしょう。
これも意外と反対の声があるようですが、こちらは個人的には大賛成。
もともとあるものを壊すわけではないので、失われるものは特にありません。
(強いて言うなら7つの海という語呂の良さと緑の景観くらい)
フィヨルドということで一応海にも関連していますし、アナと雪の女王という魅力的なコンテンツが導入されることは素直に嬉しいですね。
イメージ図を見る限りでは、北欧エリアと言いつつ実質アナ雪エリアですが、まあ良いんではないでしょうか。
できれば北欧の伝説とか、ヴァイキングとか、一般的な北欧要素も取り入れてくれると非常に嬉しいですが。




おそらく設置されるのは大型アトラクションが1~2つ、グリーティング施設、レストラン1~2つ、ショップいくつかといったところでしょう。
イメージ図から予想すると、後方の山の部分に大型ライドアトラクション、アレンデール城の部分に中型ライドアトラクションorショーアトラクションorレストランor大型グリーティング施設といったところでしょうか。
大型ライドが2つなら、アレンデール城にアナ雪テーマのファミリー向けダークライド(プロジェクションマッピングを多用したものor3D映像を組み合わせたもの)が一つ、雪山にスリルライド一つといったところでしょうか。
いずれにせよ、ファミリー向けのものが最低でも一つは作られるはず。
個人的には、香港のミスティックマナーのような、プロジェクションマッピングを上手く取り入れたダークライドに期待しております。


しかし小規模なものとはいえ、毎年のように新要素を取り入れている近年のTDRはなかなかの攻め具合。
大規模な投資でキャパシティを拡大するまでに、いかに飽きられずにゲストを集客していくか。USJのハリーポッター導入の際もそうでしたが、今のTDRは大規模開発に向けて着々と準備を進めている段階なのでしょうね。
今後も既存施設のリニューアルがちょこちょこと行われていくのは既定路線。中にはストームライダーのように失われるものもあるかもしれませんが、新しいものを作っていこうという姿勢は素晴らしいと思います。
(でもシンドバッドや海底ニ万マイルを絶対になくさないでね。)

当初のコンセプトと乖離している部分があるにせよ、今ゲストが求めているものこそがパークのあるべき姿であるならば(果たしてこれが求められている変化なのかどうかは別として)、こうした変化も肯定的に受け止めていきたいですね。



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2年目の魔法第一段ということで、USJのハリー・ポッターエリアの目玉アトラクションが早くもリニューアルしました。
3D化したことに加え、映像の内容も一部変更になっているようです。
これはフロリダに先駆け、USJが初の試みとなります。すごい。
しかし実際に乗ってみないことには何とも言えませんが、3D化はメリットだけでなくデメリットもある模様。

あくまで現時点での体験者の感想をもとにした所では、

メリット
・3D化により奥行き感や臨場感の向上
・スニッチやディメンター等の迫力アップ

デメリット
・メガネにより視野がやや狭くなった
・生で見ているという感覚の低下
・メガネが落ちそうで不安
・映像がやや短くなった(?)

といった意見があるようです。
映像については、どうやらクディッチ競技場の隙間を飛ぶシーンがなくなっているようで、残念。一番お気に入りのシーンだったのに。


しかし、メリットも当然大きいわけで、早く体験してみたいです。
また大阪に遠征しなくては…。

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