$魚利庵【奥の間】

◆庵主は

Wally【魚利】と申します。

◆年齢は

お陰様で、
四十路の大台を迎えて御座います。

◆出身地は

東北州の州都に御座います。

◆庵の在り処は

高舘山の頂に、
自前の庵を構えさせて頂いて御座います。

◆生業は

上達の気配の無いトロンボーン、
誤魔化しだけは自慢出来るサキソフォン、
数分で音が出なくなるフリューゲルホーン、
回転翼機の無線操縦、
建設経理(二級)、
陸上特殊無線技士(第二級)、
等で御座います。

◆庵では

庵人と二人で、
間も無く壱歳を迎える愛娘の世話を焼きつゝ、
忙しく在り乍らも睦まじく過ごして御座います。
極く稀に晩酌を致します。
腰に持病があります故、床に物を置くべからず。

◆移動は

平成二十一年式、
日本産業製、角籠に御座います。
本日現在、製造後三万里近くを走破して御座います。

◆親類縁者は

庵人方共々、至近に居ります。
全員が、汁物の冷めない距離に御座います故、
煎じた一献と顔を見せに度々参じております。

◆健康状況は

腰痛に加え、肩首痛を持って御座います。
所謂「瓶底眼鏡」を愛用しております。
鼻紙が手放せません。

◆当庵にて一献を煎ずる写真機は

一、
F90X
(日本工学工業製)平成八年~
今日の今日まで遂に使い熟す事敵わず、
一線を退いております。

二、
コニカⅠ
(小西六写真工業製) 平成十年~
1950年製。解放f値=2.8。
古き良き沈胴式で御座います。

三、
D70s
(日本工学工業製)平成二十四年~
流行り廃りの目まぐるしい電子世界に在りながら、
庵主に似た緩生(=感性)を持つ類稀な写真機に御座います。
現在は、低い解像度の利点を活かし、
超望遠域での利用に限定して御座います。

四、
D200
(日本工学工業製)平成二十八年~
此方も既に生産中止となって久しいかとは存じますが、
拙庵ではまだまだ主力に御座います。
連写性能と合焦速度の向上(あくまでもD70と比して)を
見込んでの投入に御座います故、
干支を一回りするぐらいは頑張って頂きとう存じます。

五、
D300
(日本工学工業製)平成二十九年~
此の機械の性能の高さたるや、
完全に持て余して御座います。
宝の持ち腐れにならぬように連れ出すのが
精一杯な現状に御座います。

六、
Phantom3 Standard.
(大疆創新科技有限公司製)平成二十九年~
所謂「DJI」社が此処十年来主力としてゐる
一連の製品群の中の廉価版に御座います。
併し乍ら、飛行や撮影の性能は、
庵主の行動の程度や傾向から見ましても
必要十分かと存じます。

◆初めてシャッターを切ったのは

中学三年頃かと存じます。
当時、誰かに一献をご覧頂く事は
微塵も意識しておりませんでした。

◆単鏡胴写真機との出会いは

高校三年の春頃かと存じます。
日本工学工業製、FE2に御座います。
完全に父の影響で御座います。

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線路際で庵主をお見掛け頂きましても、
直ぐに其れとお分かり頂ける事は僅かかと存じますが、
現物と認識されましたら、
お声掛け頂けますと望外の幸甚に存じます。