WALL CELL(ウォルセル)から
コンテナ式災害備蓄住宅(災害に備えた態勢作り)の提案

☆災害復興住宅に求められる絶対条件
 □いち早く完成すること
 □コストが必要最小限であること
 □相応の居住性が確保されること

☆提案内容
 災害に備える保険として各都道府県に災害復興住宅の備蓄を
 □各都道府県に人口の0.01%の戸数(全国で1万2千500戸分)の住宅を備蓄
  ~4人用住宅として最大5万人に対応~
 □災害発生時には当該都道府県の備蓄分を使うだけでなく、近隣の都道府県から
  即時運び込む。相互扶助・コスト分担する仕組み作り
  ~防災対策の公共事業重点型から、災害復旧対策重視型への転換~ 

☆WALL CELL(ウォルセル)の特徴
 □運びやすい コンテナで備蓄・搬送・回収可能
 □組み立てがすぐできる コンテナ自体も仮設住宅の一部に利用
  ~素人10人で1棟(10坪)が1日で立ち上がる~
 □組み立てが簡単
  ~被災者・ボランティアの方々で組み立てできる~
 □安い
  ~人件費がかからない~
 □パーテーション(間仕切り)として利用できる
  ~体育館や公民館でプライベート空間を創出できる~
 □木製品によるぬくもり感と安らぎ
  ~WALL CELLは100%国産杉(島根県産杉)合板利用~
  ~間伐材利用のため環境にやさしい~
 □撤去も簡単
  ~素人10人で1棟が半日で解体できる~
 □再利用可能で環境にやさしい
 □CELL分解により備蓄スペースの省スペース化が可能


☆波及効果
 □間伐材利用の促進
 □中山間地域における雇用の拡大
 □ボランティアの活動領域の拡大

今回の新潟中越地震被災地、そしてそのニュースにかき消されてしまった各地での
台風被災地では今なお大勢の人々が避難場所である体育館、屋外テント、あるいは
車中での困難な生活を過ごされています。
そのような中で私は自然災害の多発するこの国の新しい危機管理のあり方として
「災害備蓄住宅」というコンセプトをこれから広く世に問うていくつもりです。
その住宅は何もWallCell工法に固執する必要は無いとも思っています。
それでも 被災者自身とボランティアとで建設可能であればそれに越したことは
ありません。
自治体の相互扶助、国産木材の大量消費、素早い供給、再利用の可能な建材である
事etc.多くの要点を満たす工法が望まれます。
中央政府に依存せず各自治体が1万人に1軒の割合で住宅を備蓄しておけば
全国で 約12,500戸の被災者住宅が備蓄されることになります。
今後起こるであろうと予測されている東南地震や関東地震の被災時には、とても
対応できる戸数ではありませんが、それでも数万人の被災者にはすばやく住宅が
確保されることになります。
先週、県の消防防災課、営繕課で伺ったところ被災者住宅は
「社団法人 プレハブ建築協会」
という組織がそれを供給しています。
以下の文章はそこのホームページからの部分転載です。

    〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2番6号 東京倶楽部ビル
    TEL 03(3502)9451(代表) FAX 03(3502)9455
  課題と行動目標
  安全安心への配慮
     都道府県との協定に基づき平時から緊密な連携を保ち、地震、風水害などの
災害時における応急仮設住宅の迅速な建設に努め、被災者の安全と生活の確保に
寄与する。
  ストック化への配慮
    規格建築物は、部材、施工などの標準化、省力化を行い、品質の安定を図り、
良質なストック形成に努める。
  地球環境への配慮
   リサイクル率・リユース率を高め、省資源、省エネルギーを推進し、
地球環境の保全に努める。
  国際性への配慮
   海外における災害、難民用の応急仮設住宅及び国際紛争での平和維持部隊用
宿舎などの建設のため関係機関などとの情報交換を密にし、住宅、施設などの
提供に協力する。
2003年 1月31日

被災地に国の災害救助法が適用された後に基本的には2年間のリース契約を
この協会が各市町村と交わし建築に着手します。
その建設、リース、撤去費用(32~35万円/坪)を一定額(その金額は
きちんと明かして貰えませんでした)までは各県の事後請求に対して国が負担し、
それ以上の額に関しては自治体の負担となるようです。管理は市町村長が
知事委託のかたちでその任にあたるようです。

皆様ご承知のように今回の震災では積雪地帯向けの復興住宅の備蓄が協会には
ほとんど無く、今まさにプレハブメーカーの工場でフル生産が続いている段階です。

もし仮にこの構想が現時点で実現していたのなら、
新潟県の備蓄分が245棟、豪雪地帯である山形県から122、秋田県から116、
青森県から145棟、合計628棟の積雪地帯用災害復興住宅が震災直後から搬送され、
1週間目からは数百人の入居が可能になっていたはずです。
少なくとも1ヶ月以内に2,000名以上の被災者がまともな屋根の下で寝起きが
できていたはずです。

仮設住宅の建設が遅れるのは これら住宅部材供給の問題点の他に 
用地の確保、上下水道、電設等のインフラ整備など多くの問題がその背後にあります。
もし、皆様が報道機関の一員としてこのコンセプトに賛同して下さるのなら、
この協会に対しての取材をお願いしたいのです。
今 協会は新潟中越地震の仮設住宅供給対応に追われていて取材困難であるかも
しれませんが、ぜひお願いします。

調査事項は
1.協会傘下のプレハブメーカーが全国で常時ストックしている被災者用の
  仮設住宅数の合計。
2.震災後の供給体制の規模。具体的には増産体制に入って被災時点の1ヵ月後に
  ストック以外にどれだけの住宅数が供給可能なのか、その供給数。
3.プレハブメーカーの多くは表日本に集中しているはずです。
  生産工場が被災した場合、計算通りの供給が困難になるはずです。
  その場合のシミュレーションあるいは危機管理のあり方がどのように
  なっているのか?
以上3点を柱に取材調査して頂きたく存じます。

おそらく、その結果からは「災害備蓄住宅」のコンセプトの合理性が自ずと
浮かび上がってくるのでは・・・と小生睨んでおります。
この取材はコンセプトを補強する意味合いを持ってはいますが、そのことには
言及する必要は無いと思います。
1日でも早い仮設住宅の建設が望まれている現在、マスコミで仮設住宅供給に
関しての掘り下げたニュースを読者に提供するという意味で時宜を得た特ダネに
なるはずです。  

我々は忘れてしまう存在です。
この震災も台風被害も半年後、そして1年後、事件としては風化してゆきます。
しかし、被災地での暮らしはダメージを抱えたまま続いているはずです。
我々自身もいつその当事者になるやも知れません。
震災後の体力健康面かつ精神面での消耗を極力低減させ、明日からの復興に余力を
蓄えるためにも
「災害備蓄住宅」
は社会的に意義のある構想であると信じて止みません。
この観点からの調査報道どうぞ宜しくお願いいたします。
新潟県中越地震他の災害の被災者の方々の映像を
テレビで見るたびに思います。

 プラーベート空間がない!!

 プライバシーが守れない。

ほんの間仕切りをするだけで、目隠しにできるのに。
せめて寝るところだけでも他人の目につかないところがあれば、
落ち着くことができるでしょうに。

WallCellの特徴として、パーテーション(間仕切り)に
向いた素材であるということを挙げることができます。
また、体育館の中に、いわばカプセルホテルのような、小狭いけれど、
プライベートな空間を作るのには最適です。

本格的な仮設住宅を建てるまでのつなぎとして使っていただけないか?
発明者の思いです。
WALL CELL (ウォルセル)からの緊急提案

新潟県中越地震をはじめとする災害で、家屋に被害の出た被災者の方々の仮設住宅として提供したい。

☆WALL CELL(ウォルセル)が仮設住宅に向いている理由(ワケ)
□運びやすい
□組み立てがすぐできる
~素人10人で1棟(10坪)が1日で立ち上がる~
□組み立てが簡単
~被災者・ボランティアの方々で組み立てできる~
□安い
~人件費がかからない~
□パーテーション(間仕切り)として利用できる
~体育館や公民館でプライベート空間を創出できる~
□木製品によるぬくもり感と安らぎ
~WALL CELLは100%国産杉(島根県産杉)合板利用~
~間伐材利用のため環境にやさしい~
□撤去も簡単
~素人10人で1棟(10坪)が半日でできる~
□再利用可能で環境にやさしい

~先日、中国新聞と広島ホームテレビの取材に対して説明した資料より(一部変更)~
~以下、親しいメンバーに送ったメールをそのまま転載します~

熱燗の恋しい季節となりました、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
このメールはBCCにてWallCell関係者各位に配信いたします。

朝夕めっきり寒くなり、虫の音も聞かれなくなりました。
その代わり早朝には百舌が喧しくその縄張りを主張し、
ジョウビタキは一日中「ヒーヒー」と鳴いているところなど
金欠病の誰かによく似ていて哀れをさそいます。
 
「男の隠れ家」よりシンプルな建物「多目的自由空間Ameri」が先月末、
弥栄村島根県西部山村振興財団の工場内に仮組み建設されました。
その様子を添付ファイルにて皆様にご報告いたします。
考案者の本人が驚くほどの短時間で躯体が完成しました。
その日のうちに再び分解して整理梱包作業を終え、
11月3日に東津田の我が家に2トントラックで持ち帰りました。

山深いところまで泊り込みで付き合い
工事参加いただいた方々にここで改めて感謝を申し上げます。

その時の模様が
中国新聞の島根版に6日7日と掲載されていますので読んでやって下さい。

週間天気予報では芳しくない空模様のようですが一応
11月14日、朝十時より着工予定です。
工事参加者と駐車場案内係りとを若干名募集いたします。
工事中の傷害保険の申し込みの都合上、11日(木)までに小生宛の
メールにてお伝えください。
野次馬は大いに歓迎いたします。寒くない格好で高みの見物を決め込んでください。
雨天の場合は一週間の順延です。

夜中に咳き込む悪い風邪がはやっております。
皆様体調くれぐれもお気を付け下さいませ。
断面が正方形のパイプ構造を内包した木質ブロックの
組み合わせで、設計が自由。
接着剤、釘、ネジ、特殊金具等を使用する必要がないので、
素人でも容易に家を建てることができます。
子供のおもちゃのレゴのように、
建築物その他の壁面を積み木感覚でできる工法です。

私、三島昌彦が考案したもので、特許申請中です。
 中国新聞地域ニュース
「男の隠れ家」有志が木質ブロック開発 島根県

■「仮設」利用も提案

<略>

三島さんは「素人で組み立て、撤去ができ、保管、運搬も簡単。新潟県中越地震など災害時の仮設住宅、間仕切りとして自治体で備蓄もできる」と提案している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/index.html

 →中国新聞のページ中、11月6日(土)右の行、下から2番目の
  同名記事をクリックして下さい。
「男の隠れ家」よりシンプルな建物「多目的自由空間Ameri」が10月末、
弥栄村島根県西部山村振興財団の工場内に仮組み建設されました。
その様子を以下の写真で皆様に公開いたします。

考案者の本人が驚くほどの短時間で躯体が完成しました。
その時間はおおむね3時間です。

その日のうちに再び分解して整理梱包作業を終え、
我が家に2トントラックで持ち帰りました。

その時の模様が
中国新聞の島根版に6日7日と掲載されていますので読んでやって下さい。