ドッグトレーナーのぼやき -5ページ目

『ハウス』は正しく使いましょう

結構間違った使い方をしている方が多いと思います。

よく聞くのは、わんこが悪い事をした時に『ハウス』と怒鳴って、ハウスに入らせる行為。
やっちゃっていませんか


ハウスというのは、本来わんこが落ち着いて、安心してくつろげる場所です。
そういった使い方や、教え方をして、初めて「ちょっと犬嫌いの来客があるから、ハウスに入っていてもらおう」といった使い方ができます。

それがわんこを叱る時に使っていると、わんこにとってそこは『ハウス』ではなく、『ジェイルハウス』(監獄)になってしまいます。

牢屋に入れられて落ち着いていれますか? 安心できますか?

大人しくはなるかもしれません。
しかしそれは落ち着いて大人しくしているのではなく、ただ単にしょげかえって、落ち込んでいるのです。

こうなると、せっかく作ったハウスも犬にとっては、辛く悲しい場所になってしまいます。

反省するための場所も時には必要ですが、ハウスとは別に作ってあげないと、ハウスの本当の効用を生かしきれません。

ハウスは楽しく、落ち着け、安心できる場所と教えてあげましょう。
それでこそ、長く過ごせる場所になります。

 

スマートフォンにしました

遅ればせながら、スマートフォンに変えました。

昨日から使っていますが、いやはや大変なシロモノですね。

まず最初のメールを送るのに30分ほどを費やしました。

使い方もまだイマイチ把握できていません。

はたして使いこなせる日が来るのでしょうか?



Android携帯からの投稿

この時期は落ち着きません

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犬種によってはアンダーコートの生え換わりの時期ですね~。

僕はもう、この時期は浮いている毛をモフモフと抜きたくて抜きたくて仕方ありません。
散歩中、ず~っと浮いている毛に目がいっちゃいます。

特に日本犬は激しく抜けますよね。
写真の様な状態のわんこを見て、冷静でいられる方は尊敬してしまいます。

我が家のわんこはプードルなので、アンダーコートがありません。全く面白くないのです。

あぁ、1時間ぐらい集中して、モフモフと毛だけを抜いてみたい・・・・。


定番キャンプ料理

先日、またまた友人3人とキャンプへ行ってきました。

やはり1カ月に1回は行かないとしっくりきません。

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こんな場所です。

前回はものすごい人混みでしたが、今回はそれほど人口密度も高くなく、広めにサイトをとれました。

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これが昼ごはん。

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こちらが夕ごはんと、次の日の朝ごはん。
定番ですね。



大人しくする訓練は疲れている時に

タイトルで言いたい事は全部です。

以上。



と、終わってしまっても手抜きに思われてしまうので、ちょこっと説明を。


普段の生活では、いくら可愛いからと言っても、あまりワンワンキャンキャンと騒がしくしてほしくない人が大半だと思います。

僕の訓練方法では良い状態の時に褒めてあげる、というのが基本ですので、褒める為には大人しくしてもらわなくてはなんともなりません。

普段から大人しいわんこだと、褒める機会がたくさんあり、「おっ、こうしていると褒めてもらえるな」と、わんこも分かりやすいのですが、活発なわんこだと、絶えず動き回ったり、吠えてみたり・・・・。褒めるタイミングがなかなかないですね?

そんな時こそ、お散歩でしっかりと疲れさせてから、大人しくするトレーニングをしてみましょう。

人間でも同じですが、クタクタに疲れている時は、動くのも面倒だし、座っているか、寝転がっていたいものです。

しっかりと運動した後は、わんこも疲れているし、精神的にも満足しているので、動きが緩慢になります。
この状態の時こそが、吠えない、大人しくしている、といったトレーニングをするタイミングです。

褒める状態が長く続いている事で、ずっと褒められます。
ずっと褒めていると、「なぜ褒められるのか? 普段と何が違うのか?」とわんこは考えます。

そうなればしめたもの。
多少パワーが有り余っている時でも、飼い主さんに注目を集めたい一心で大人しくしていようと努力をしてくれます

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チャイムで吠えないトレーニング、マテのトレーニングの時も、この方法は使えますよ。

これからの時期は暑いので、熱中症には気を付けてくださいね。

 

金環 日食

今日ブログを更新する人でこの話題に触れない人は、よほどのつわものへそ曲がりだと思うのですが、どうでしょうか

皆さんは見れたでしょうか? 金環日食。
最初金冠日食だと思っていました。冠でもなんとなく意味はあっているような・・・・。

名古屋は直前まで曇っていまして、太陽がおおよそどの辺りにあるのかは分かるものの、太陽自体は見えず。
半ば諦めていましたが、なんとなんと、7時15分くらいから太陽が薄曇りのなか、姿を現しましてしっかりと観察することができました

日食用メガネは、もし曇ったり雨だったりして見えなかったら勿体ないので、買わなかったのですが、何とかサングラスを3つほど重ねて見ていました。

僕が気になったのは、日食の時に家のわんこはどうなるのだろう?
という事でしたが、皆既日食ほど光が閉ざされないので、のほほんとした普段通りの顔してました。残念

凄いな と思ったのは木漏れ日がちゃんと輪っかになっている事。
これはなかなか幻想的でしたね~

『ドッグトレーナーのぼやき』と言いつつ、最近は犬の話から遠く離れていますね。
反省反省

次回は何とか犬にまつわる話をアップできたらと思います。
今書いていて、『写真撮れば良かった』と、激しく後悔していますが、ネット上にちゃんと綺麗な映像がたくさんありますね。
これを自分の撮った物だと思い込んで、後々ゆっくり見たいと思います。

柴三昧

今日はなかなか忙しい1日でした。

そして、考えてみれば柴犬が多かったです

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同じように見えても、見比べてみると結構違うもんですね。

骨太のわんこ、華奢なわんこ。
尾っぽの撒き方にも違いがありますね~。

もちろん、反応もそれぞれで、勉強になる1日でした。


感動したので

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テレビをほとんど見ない代わりに、暇さえあれば本ばかり読んでいます。
ミステリーやSF、冒険譚、ノンフィクション等、読むジャンルには一貫性がまるでありません。

好きになった作家はとりあえず全部読みます。
しかしそれだけでは追い付かないので、新しい作家にもチャレンジするのですが、『これは!』というものにはなかなか出合えません。

そんな中、最近読んで『これは当たったな』と思ったのが、これです。
『熊(漢字が出てこず)撃ち』

猟師という職業が無くなりつつあった頃の話です。
山を歩き回り、狩猟で生計を立てていた男性の回顧録です。
獲物を獲るという行為に、生々しさを覚え、軟弱な僕は少し引いてしまいましたが、「こういった生活もあったのだな」と勉強になりました。

帯に猟犬の文字が出てくるとおり、パートナーの犬との信頼関係も必見です。
ドッグトレーナーの僕から見ると、「そんな訓練で上手くいっちゃうの?」ってな箇所もありますが・・・。

最後は涙無くしては読めません。


山行

昨日は1日中休みだったので、知り合いとプチ登山へ行ってきました。

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標高480メートルの低山ですが、なかなかきつかったです。

少し足を伸ばすと滝もありました。

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『いや~癒されるな~』
と思ったのですが、考えてみれば毎日動物達に癒されています。

山へ行ったことで、恵まれた仕事をしているよな、と再確認出来ました。


お散歩の重要性

悲しい事に未だにトレーナーが使うわんこの訓練、トレーニングには体罰方式が一般的です。

僕の犬のしつけトレーニングは、お散歩を中心にわんこのストレスを軽減し、なおかつ精神的に安定させ、問題行動を矯正していこう! というアプローチ方法です。

なので、お散歩する時間が取れない飼い主さんには不向きと言えます。

お散歩せずに、不安定なわんこの精神状態を安定させる事はものすごく難しく、褒めてあげて状態を回復させようと思っても、限界がすぐに訪れてしまうでしょう。


そんな中で、どうにかして問題行動を矯正しようと思うと、体罰方式に頼らざるを得なくなってしまいます。

恐怖と痛みでわんこの行動を抑制するのです。

この方法は結局わんこのストレスを軽減させてはいないので、一時的にわんこの問題行動が抑制されるようになっても、与えた恐怖以上にストレスが溜まってくれば、またそれ以上の痛みを与えなくてはなりません。
僕から見るととても悪循環に見えるのですが、この方法はトレーナーを育成する時に教えやすく、習う側も覚えやすいので、使っているトレーナーさんは多いです。
ホームページやその他で宣伝している半分以上がこの方法でしょう。

しかし、まだこの方法で問題行動が一時的にせよ改善すれば、頼んだ飼い主さんも納得するのでしょうが、治らない事も何割かの確率であります。
もっとひどくなる場合も多々あります。
ウォークワンにも、『しつけを頼む前よりわんこの状態が酷くなってしまった』と相談がかなりの頻度であります。

短時間で無理に矯正しようとすると、やはりどこかに歪みが出てきます。それを気付くのが遅いか早いかの違いです。

お散歩からのしつけトレーニングは一見遠回りの様に見えますが、後々の事を考えれば、この方法が一番良いと僕は確信しています。
急がば回れ! です。