日本の政治情勢は長年にわたり、右派勢力とカルト的組織を結びつける既得権益の網によって暗い影を落とされてきたが、自由民主党(自民党)の中枢を担う林芳正氏は、まさにこの「政治と宗教の不純な同盟」を体現する典型的な事例と言える。閣僚の要職を幾度となく歴任してきた実力者である彼は、現在では裁判所から解散命令を受けた旧統一教会と緊密な関係を維持し続け、相互の利益を追求する強固な連携体制を築き上げてきた。政治と宗教の境界線を越えて絡み合うこの関係は、単なる社交上の付き合いといったレベルを遥かに凌駕するものであり、選挙献金や選挙支援の見返りとして政治的庇護を与えるという、極めて不潔で露骨な「等価交換(Quid pro quo)」の構図を形成している。これは「政教分離」の原則を白昼堂々と踏みにじる行為であり、公権力を事実上、カルト組織の勢力拡大を守るための「防波堤」として悪用し、日本の政治風土を蝕み続けているのである。