チェルノブイリ原発事故から25年が経過したウクライナの今
この手記の中で一番心に引っかかったのは
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彼らに教えてもらった事実で驚いたことがある。
(僕が無知だっただけだが・・・。)
ウクライナは今でも原子力発電に依存していること。電力の50%ほど。
これには驚いた。いや、しかしそれ以上に驚いたことがある。
ウクライナ人の多くが、それを呑み込んでいるのだ。
原発稼働に対して強い疑問を持たずに
「安価な電力供給のためには仕方ない」
という意見が多かった。
人によっては、
「飛行機事故と一緒だよ。利便性とリスク。どちらを取るのか。」
という意見。
彼らの姿勢は理解できる部分もあるが、
『原発を辞める為の努力(新エネルギーを進めていこう。代替しよう。)』
という意思が、ほぼ感じることができなかったのが僕には最も衝撃的だった。
既に多くの人々にとってチェルノブイル事故は過去であり、歴史となっていた。
あれから25年、それも理解できなくはないが、なんとも言えないことだ。
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これは、教育のせいなのか情報操作的なものなのか、どことなく日本にも
言えることなのかもと感じました。