で、長すぎて読まない人がほとんどだろから要約も載せておく。
1.自分の任務は「総理に情報提供や助言」を行うことであり
一部は現実の対策として実現された。
2.官邸と行政機関は法律などに沿って原子力災害対策を進めるという
基本を軽視し、その場限りの対応をして収束を遅らせているように見える。
3.「緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)」が、
法令などに定められた手順通りに運用されていない。
4.甲状腺の被ばく、特に小児が受ける放射線量を関東、東北地方全域にわたって
迅速に公開すべきである。
5.放射線業務従事者の緊急時被ばく限度の引き上げで、官邸と行政機関が
場当たり的な政策決定をとっているように見える。
また、放射線審議会での決定事項を無視している。
6.年間20ミリシーベルト近い被ばく者は約8万4000人いる原発の
放射線業務従事者でも極めて少ない。
年間20ミリシーベルトとした校庭での利用基準に強く抗議する。