サボったのを挽回しようと出たがりのウォ~カ~です。
IPOが9日以来途絶えており、次の予定も立っていない。4月の時期に承認がないのはゴールデンウイーク(GW)日程を挟むことを発行企業が嫌うため毎年のことだが、4月の上場自体が1社にとどまるのは相場低迷期と比べても異例。例年ならGW前の駆け込みや期末までに間に合わなく、やむなく期越え上場となる案件でどちらかといえば多くなる時期だ。減少の理由として上場審査厳格化はよく挙げられるが、3月が12社あった事実からすると急減の理由とするには物足りない。そのあたりを関係者などに探っていくと、2つの理由が浮上した。それは年明けの株安と、大阪証券取引所による審査状況である。まず今回は前者について触れたいと思う。
現在、取引所の審査は新興企業で申請から承認まで2カ月ほどかかる。承認から上場までは約1カ月であるため、4月にIPOする企業は通常1月に申請することになる。ところがその1月、日本株市場は暴落から始まった。月末までに日経平均株価は約2000円、率にして10%も下落。一時は3000円も下げる場面があった。新興市場はさらに深刻で、マザーズ指数は17%、日経ジャスダック平均10%(ジャスダック株価指数では15%)、ヘラクレス指数(総合)15%それぞれ下落した。当然ながらファイナンス金額もそれに併せて下げなければならず、上場メリットは急激に薄れた。
そうした中で4月上場にこぎ着けた唯一の企業、アールテック・ウエノ<4573.OJ>は製薬企業のためディフェンシブ銘柄に位置付けられる。このセクターも外国人株主の多い武田薬品工業<4502.T>などの国際優良銘柄は下落したが、中堅どころの株価は底堅い値動きとなっていたものが多かった。そのためそれほど条件を引き下げなくともよい環境下にあり、上場申請に至ったとみられる。たださすがに初値買い意欲の大幅低下を受けて、承認後にファイナンス金額は大幅に引き下げざるを得なくなったわけではあるが。
しかしながら、そのほかの企業では申請に二の足を踏むところも多いという。特に上場前に第三者割当増資や売買があった企業を中心に、その時の株価を下回る価格を主幹事から提示されるとオーナー系などでは「そんな価格なら自分で買う」と納得しないところもあるようだ。ベンチャーキャピタルに関しては出資金額を下回っても、出口の手段ができるだけよいとするところが多いようだが、IPOとは裏返していえば「会社を売る」という行為でもある。より高く売るには相場の回復は欠かせないということになる。
そんな中、やっとプライムワークスが5月23日に上場決定!!!
ネット関連だね、たぶん。
しかし、IPO空白期間・・・
直近IPO見直し相場に乗っかるのが一番手っ取り早い???
素直に考えれば、アクセルマークかな~?