米stem cells社が今年3月に始めた慢性期脊髄損傷のフェーズⅠ/Ⅱ臨床試験。

フェーズⅠ/Ⅱと言うとその試験の安全性と効果を確かめる段階。
どちらかと言うと安全性がメインなので移植する神経幹細胞も少ないです。


その結果が出ました。
安全性はもちろん麻痺域の減少も確認されたそうです。


現在のips細胞は急性期脊髄損傷治療に重点を置いています。

私のような慢性期はさらに先のようなのでこの臨床試験や結果はとても勇気をくれます。



完治でなくとも歩ける日が来るのは本当に近いのかもしれません。
今日、脊髄損傷を題材にしたテレビがありました。

結婚式を控えた花嫁が友達とふざけててC7損傷になる
リハビリを経て物を掴めるまでになり結婚する
ってストーリーでした。


番組内では手が不自由な事、歩けない事が大変だと言っていました。


確かに歩けないのは精神的ダメージは大きいです。
先を考えると死にたいと思えるくらいに…

だけど、それ以上に辛いのは膀胱直腸障害、感覚障害、疼痛なんですよね。

見た目はただ何もなく車椅子に座ってるだけのように見えるけど
想像を絶する痛みに耐えてたり
ジョクソウに蝕まれぬよう苦労してたり
トイレの心配をし続けてたり
脊髄損傷は目に見えない苦しみが多いのです。
そして辛さは本人にしかわからないので他人には中々理解してもらえません。


テレビ映えするよう美化するのはいいけどメディアには正確に伝えてほしいものです。
さすると切れた神経が伸びるそうです。

そんな記事が過去にありました。


どっかに体をぶつけて痛いと何となくさすったりしませんか?

あれは無意識に衝撃で傷ついた神経の修復を促進させてるそうです。


と言うことは傷ついた脊髄や脳をさすると…再生する?

あとはどうやって脊髄や脳をさするかだけです(笑)


自己責任でお願いします(笑)