第54回 ポストコロナon-line会議×ジーニマムプロジェクト「各国のコロナの現状~女性に必要な教育の今までと今から~」
昨日の夜に参加しました。
●プレゼンテーターポストコロナ復興プロジェクト共同発起人 洞爺協会病院医師
長岡 美妃ドクター
「小医は病を医す 中医は人を医す 大医は国を医す」
●ファシリテーターポストコロナ復興プロジェクト 代表発起人
Noh Jesu(ノ ジェス)氏
令和哲学者/nTech創始者
●柏田 ひろみ氏
看護師・保健師・健康経営アドバイザー★https://lit.link/romy
●星蘭 真弓氏
合同会社 Re'Lien代表
●波多野 輝未氏
EQビジネスコンサルタント 株式会社 Brifu CEO
今回は上記の素敵な方たちのお話が刺激的でした。
ジーニマムの口野さんから、女性の現状のプレゼンを聴いて、世界や日本で当たり前になり過ぎていて、気づかないジェンダーギャップがあることにショックを受けました。
長岡先生の『女性の教育』のプレゼンでは「女性性の自然化、男性の文化化」をまざまざと感じました。
子供を産む女性は、生産手段が体。
男性は剣や弓などの道具になる。
男性が道具を活用して自然を支配していくことになるが、その対象に女性が入っていく。
宗教の中でも支配者は男性、被支配者は女性として描かれています。
フランシス・ベーコンが科学は女性を解剖するようなものだと語った言葉の中に、科学文明に根強い男性性を感じました。
そして近代に入り、女性は主婦、男性は稼ぎ手というイメージが定着。
資本主義は自然資源を加工して商品化して利益を出しますが、その自然資源に女性も入ってきます。
自然は死を連想させるが、死を遠ざけたり、覆い隠そうとする文化。今まで文化をリードしてきた男性。
これからの教育は男性と女性、生と死の「間」を理解すること。その教育に成功させたのがポストコロナオンライン会議発起人Noh先生だという長岡先生のメッセージに感嘆。
柏田さんのお話では、セルフコンパッション(自分への思いやり)自分の大切な人を大切にするように、自分を大切にすること。自己犠牲の限界とセルフコンパッションによる愛が溢れることにより、愛を与えていく「愛の連鎖」が起こっていくイメージができました。
星蘭さんのお話を聴いて、女性の自己肯定感の大切さを実感。
自己肯定感が低いと自ら問題を生み出してしまう。
男性や女性が女性自身をどう思うのかという、些細なことの反復の大切さを感じました。
波多野さんのお話では、分からないことを放置すること。
自分のこと、人のことが分からない代償はとても大きいことを、波多野さんの人生を通して実感。
「人を認め、人を受入れ、人を理解する 世界に心のつながりをつくる」というメッセージが特に心に響きました。
今では脳と心が混在してしまっているから、心が使えなかった。
心と脳を完璧に分解、分離できることで心を活用する新しい教育を語るNoh先生の話にわくわく。
また、自分や相手、人間のことを知るという、非常に大切なことを放置してきた今までは「放置文化」というコメントが心に響きました。
大切なことに、しっかり向き合っていこう。
川名 哲人