第46回

ポストコロナon-line会議×Next Renaissance地球市民会議コラボ企画

「各国のコロナの現状 ~教育の今までと今から~」 

 

昨日の夜に参加しました。

印象に残ったこと感じたことを書きたいと思います。

 

●プレゼンテーターポストコロナ復興プロジェクト共同発起人洞爺協会病院医師 
長岡 美妃ドクター 
「小医は病を医す 中医は人を医す 大医は国を医す」 

●ファシリテーターポストコロナ復興プロジェクト 代表発起人
Noh Jesu(ノ ジェス)氏
令和哲学者/nTech創始者

 

<ゲスト>

・SHINY STARS 子ども国際交流オンラインスクール代表
キャレしゅか(キャレシュカ)氏
SNS:Facebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100073687935163
Instagram
https://instagram.com/mespetitesbelles

 

・心教育研究家、心感覚アンバサダー
JeiGrid 株式会社PR部
田中 佳奈江(タナカ カナエ)氏
SNS:https://ameblo.jp/kanae-new-education123/entrylist.html
https://twitter.com/123kanae1

 

・世界で活躍する日本人、尊敬される日本人を輩出する・英語コーチ/ライフコーチ
吉田メイ(ヨシダ メイ)氏
SNS:https://ameblo.jp/kayo59

 

昨日は教育に対する熱い想いが飛び交う場でした。

 

人間がいかに素晴らしいか、人間の最高機能を発揮するようにさせるのが教育だとした時に、今の教育はそれができているのでしょうか?

 

今の暗記教育の勝者である世界のリーダーがつくっている世界が今の悲惨な世界でしょう。

一度覚えた知識から自由になれずに、それが絶対だと思って

摩擦衝突を繰り返している人類800万年の歴史があります。

 

知っている世界をオールゼロ化させる教育の必要性を説いた長岡先生の熱いメッセージに魂が揺さぶられました。

 

 

型にハメる教育は教育する方もされる方も苦しいでしょう。

個を尊重し認めてあげ、本当の和ができるようになること。

違う国や地域の子供たちが一緒に学べる教育環境によって、各国のアイデンティティと同時にグローバル感覚を養えるのではないかという、キャレしゅかさんのお話にワクワクしました。

 

そしてキュレさんからNoh先生に、日本の和を教育の中に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?という質問がありました。

 

主語、述語。

どんな人間になって、何をするのか。

人間が好きで好きでたまらない自分。

源泉動き、やる気が冷めないアイデンティティを極める意識の拡張が起きること。

 

意思決定する時には他者がいるから、自分と他者の両方を満たすことができることをやれるのか。

 

どんな人間になって、一番やりたいこととつながることで、すべてを抱きしめて生きていくことができる。

絶対的和、世界基軸教育が必要ですというNoh先生の回答に感動しました。

 

 

田中さんのプレゼンでは、周りの顔色をうかがい主体的な考えや行動ができず、周りが敵にみえ、夢や希望を持つことができない子供たちが量産され、子供たちの自殺が増える一方である現状に心が痛みました。

 

脳からみて、自他の境界線を引いて、自分より圧倒的に大きい環境に従うしかなく、受動的にならなざるを得ない教育でなく、脳機能を超え、成り立たせている心から出発する教育の必要性を感じました。

 

先生たちの心をヒーリングするには、人間とは何を知り、何をやり、何を希望することができるのかを分からないとなりません。

自分で整理ができたとしても、相手がいるからうまくいきません。

学生たちと接する中で、やりたいことがあっても、全体でやらなければならないというダブルバインド構造もあるでしょう。

 

教育が倫理道徳に走り、真理を諦めてしまったこと。

このままでは、人類に希望がありません。

完全学問が必要というNoh先生の意見に納得。

 

 

吉田メイさんのプレゼンでは、ご自身が社会人になって大学院に入った経験を通して感じた、学校内の閉鎖的、明治のままのメンタリティ、少ない女性割合、学生の自己肯定感が低いなどのお話しに驚きできした。

 

さらに、日本の優秀な子供たちが世界で通用しない現状を象徴的したお話がショッキングでした。

リトアニアの子たちのディスカッションで、日本人とのディスカッションは、つまらないと言ってリトアニアの子たち席を立ってしまったということがあったとのこと。

言語力ではなく、その根底である何を伝えたいのか、教養や愛国心が無いと話にならないというお話しに深く納得。

 

世界で通用する日本人を育成するためには、日本が世界一である倫理道徳からの礼儀や和では限界です。

 

目で見ている現実はすべてではありません。

その限界を突破するために、西洋は観察の幅を広げた哲学精神、科学精神を持っており、体感覚を超えた世界を体系化させるパワーがあります。

その西洋を超える観察革命を起こすこと。

 

それで幸せ成功、感動が無限大にすることができます。

 

そのためにアルファとオメガとプロセスの再構築が必要で、アルファとオメガを観察できる観察革命、一番大きい世界から一番小さい世界を整理でき、すべての概念をオールゼロ化して、新しい概念で整理できること。

判断とは概念のつながりなので、そうすることで判断が進化します。

プロセスはチームプレイですが、これは日本が一番得意です。

 

目で見た経験知識では未来がありません。

観察革命を起こす完全学問の必要性が必要とおっしゃるNoh先生のイメージに感嘆し、これができたらすごい日本になる可能性をみました。

 

出演者の方々の教育に対する熱い想いと問題意識。

そしてNoh先生の完全学問、世界基軸教育への無限大の確信を実感。

 

教育のことを忌憚なく話すことができる、このような場がいたるところであったらいいなと思いました。

 

今ここ観察革命から出発しよう!

 

川名 哲人