昨日のもう一つの参拝した神社は出雲市にある「長浜神社」。
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国引きの神として知られる八束水臣津野命(ヤツカミズオミツヌノミコト)を主祭神として祀られている。
このヤツカミズオミツヌノミコトは出雲の神様だが、石見にも関係している。

浜田市にある石神社(いわじんじゃ)こと
天豊足柄姫命神社(
あめのとよたらしからひめのみことじんじゃ)。

広小路/石見の神々/石見天豊足柄姫命 に詳しい内容が書かれている。

八束水臣津野命(出雲風土記に登場する神)が天下ったとき、ひとりの姫神が、八色石のため石見の国の山は枯れ川は干上がり、蛇を化して民を悩ましていると 告げた。八束水臣津野命は姫神の手引きのままに赴き、八色石を二段に(※三つか)斬ると、その首は飛んで邑智郡の龍岩となり、その尾は美濃郡の角石となっ た。これで災いがなくなったと姫神は喜び八束水臣津野命をもてなした。命はどうにも否むことができず、庵に宿をとったが、夜が明けると姫は忽然として一つ の磐となっていた。命は訝しくお思いになって、これは不思議な岩を見たことだなあとおっしゃった。

↑これが、石見の語源ともいわれている。

八束水臣津野命と天豊足柄姫命の話は前から知っていたのだが、長浜神社のことは最近知った。
そして、東部の方に行くことがあったら是非行ってみたい神社だと思っていた。

駐車場から階段を上がっていく。
車でも神社まで上がることはできるが、天気も良く気持ちがいいので歩いて上がる。
うぐいすが鳴いている。
桜はもう終わりを迎えていた。
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鳥居をくぐり
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神門に着く。
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やはり出雲の神様だけあってしめ縄が太い。
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いや、綱で土地を引いてきた神様だからと言ってもいいのかもしれない。
拝殿の奥にも綱が祀ってあった。〈この画像では見にくい…)
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本殿が素晴らしい。
桐の紋が入っていたが、徳川家に関係しているのだろうか〈この画像もわかりづらい…)
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長浜神社の狛犬は大きくてかっこいい。
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そうそう、参拝前にロウソクの火を灯すことは知っていた。
しかし、100円がなかった…
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なので、参拝後お守りを買った後に火を灯した。
紫の丸いロウソクを水に浮かべた。
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散った桜の花びらと水ロウソクがマッチしてかわいかった。

「出雲」の語源となった「厳藻(いづも)かけ」。
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安産はもう願わなくても良いが、夫婦円満を願い、要石・夫婦石をナデナデした。
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「弓掛(ゆみかけ)の松」
豊臣秀吉の唐入り(朝鮮出兵)の際の百日祈願に加藤清正や片桐且元、福島正則といった名だたる武将の参拝し、勝利したといわれる。
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昔から有名?な神社なのだ。
物部神社もそうだが、この長浜神社も由緒ある神社なのに参拝客は少ない。
神様が参拝する人を選んでいるのか???と、思うほどだ。

お守りを買おうと思い社務所に立ち寄ると、国引きの絵が。
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その横に八束水臣津野命の掛け軸が。
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お守りもたくさんあったが勝負運向上の黒に深緑のお守りを買った。
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長浜神社をあとにし、階段を降りると、散った花びらの中に「きつねの小判」がたくさん落ちていた。
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主人に「きつねの小判を100個集めると願い事が叶うよ。」と言うと、きつねの小判を集めだした。
まさか、100個拾うきじゃぁ…ドラゴンボールでも7つだよ!
…ちょっとだけ拾って、持って帰ったようだ。
何を願うのだろうか…