今日は2月3日、節分祭だ。
主人を店まで車で送った時、出雲大社石見分祠の前を通ると、少しだが人出があった。

子どもの頃の浜田市の節分祭は、人が多くて動けないほどの人出があった。
分祠から市民会館(今は市役所の駐車場)までずらりと出店が出ていて、何を買おうかとワクワクしたものだ。

一番の思い出は当てくじ屋さんで天地真理と浅田美代子、麻丘めぐみの特大ブロマイドを当てたことだ。
もちろん、こういう出店には当たりは入っていない。
しかし、父親がその的屋さんと顔見知りだったため、当たりくじを入れてもらった。
子どもだった私と姉は調子にのって、次から次へと当たりくじを入れてもらい大当たりを引いていった。
「いいかげんにしなさい」と母親にたしなめられ、そこでくじを引くのをやめたが、たくさんの戦利品が手に入った。
その特大ブロマイドたちは当分の間子ども部屋に飾ってあった。

なんだか、ちびまるこちゃんの話のようだ。
まぁ、同世代だからなぁ。

それから、もう一つのお楽しみは、分祠で買う福豆の中にくじが入っている。
…また当てくじかよ…
ハズレはないのだが、大体当たるものといえば、ナイロンタワシかおたまだった。
台所用の三角ゴミ入れやボールなどは当たりと言っていいぐらいだった。

主人とこの話をしていたら、1等は牛一頭だったような気がする、と言った。
牛!!Σ(゚д゚;)
何時代の人だ!!!
確かに私より10歳上だが、牛って…
おしゃれな格好をして、美容師をしていても牛の時代なのだ( ̄ー ̄;

今日は長男の22歳の誕生日。
おとといは二男の19歳の誕生日だった。

主人が「自分の子どもが大人になるって思わなかったなぁ~」とボソッとつぶやいた。
親からすると子どもはいつまでも子どものような気がする。
しかし年齢的、社会的にはもう大人なのだ。

親は子どもの小さい頃の記憶が強い。
子どもが生まれて、親も親として生まれる。
ありがたいことだ。
子どもに感謝して過ごそう(*^o^*)