今日は、市観光協会が主催する『古事記の入門講座』に行ってきた。
今週、広報でこれを見つけ、今日は出勤だったのだが、代替さんを立てて休みを取った。

人数は30人ぐらいだろうと思っていたら、すごい人数で、100人近くはいただろう。
なので、資料はレジメだけで、本当はいただけるはずだった3冊の本は60部しか用意されておらず、手に入らなかった(  ̄っ ̄)
石見神楽との関係もお話されるということで、人気だったのかもしれない。
まぁ、ほとんど年配の方ばかりだったが…

「はじまりの物語。『古事記』を学ぼう~島根の魅力再発見」と題し、講演が行われた。

古事記の内容的には知っていることだったが、『日本書紀』と『出雲国風土記』とを比べてお話されたところがおもしろかった。
私は、古事記はすべて本当のことが書かれているとは思っていない。
どちらかというと、捏造されたもの、という感覚が強い。
出雲の神様が追いやられている、悪く書かれている、その背景に政治的なものが隠されている、と思っている。

その関連性を神々の国しまね実行委員会学芸専門委員の鈴木織恵さんはどのようにお話しをされるのか興味があった。

鈴木さんは古事記について「天皇を中心とした一つの物語として体系化した」と何度も話された。
やはり、専門家だけのことはある。

鈴木さんは最後に、旅をする人はそこに行って自分を見つける。
迎え入れる地域の人は、自分の住んでいるところに興味を持ち、いろいろと調べて良さを再発見し、発信していって欲しい、と言われた。
そうだ、これなのだ、私のしていることは。
ただ自分の興味あることをブログに書いているが、これも一つの発信なのだ。

そうそう、『神々の国しまね』の実行委員会の鈴木さんが『くぎうまちゃん』を紹介していたよ。
島根県公認も夢ではない!!かも。

くぎうまちゃん/popopさんのイラスト