こんにちは。
今日は島根県益田市の『高津柿本神社』へ行って来ました。
隣の市の益田市はしょっちゅう買い物などに行きますが、神社や柿本人麻呂には全く興味がなく、1度も行ったことがありませんでした。
最近は古事記や日本の神々様に興味を持ち出し、いろいろと調べています。
この高津柿本神社は万葉公園、飛行場、蟠竜湖(ばんりゅうこ)の近くにありました。
万葉公園、飛行場、は子どもが小さかった頃よく遊びにいった場所です。
もちろん私が幼い頃も蟠竜湖でボートに乗り、鯉にえさをあげたものでした。
話を柿本神社に戻しましょう。
鳥居をくぐり階段を上がると大きな門があります。
柿本人麻呂が祭られている神社です。
『鴨山の岩根し枕(ま)けるわれをかも知らにと妹(いも)が待ちつつあらむ』と書いてある石碑は、人麻呂が亡くなる時、読まれた歌とされています。
この『鴨山』はどこなのか未だに不明ですが、この神社では益田の海にその昔、鴨島があったとされ、そこではないかとされています。
柿本神社にお参りに来ているにも関わらず私は、鴨山は浜田市の城山(亀山)ではないかと思っています。
亀山はその昔、鴨山と言われていました。
そして、『石川』という言葉が入っている歌がありますが、亀山の麓に流れる浜田川は昔、石川と言われていたそうです。
梅原猛氏の『水底の歌』では人麻呂は水死の刑で死んだこととなっていますが、私は浜田川の氾濫ではないかと思っています。(浜田はしょっちゅう水害にみまわれていました)
この和風休憩所は人麻呂の資料館のようになっています。
和風休憩所の外には人麻呂の歌が書かれたものがあります。
ここから高津川が見えたので写真を撮ろうとしたらカラスが運良く?写りました。
階段を下りながら益田市内を一望し、来てよかったな、と思いました。
子どもさんの夏休みの研究に、柿本人麻呂は面白いと思います。
いろいろと調べ、自分なりの文献を出されてみてはいかがでしょうか?