バルバラ 一台の黒いピアノ・・・未完の回想 | 大ママのブログ

大ママのブログ

.
演歌からシャンソンまで…ボーカリスト斗南良子の徒然日記

12月に入り何かと忙しなく… すっかりご無沙汰してしまいました

日毎に朝夕の寒さが厳しくなってまいりましたが いかがお過ごしでしょうか



先週末、光琳の昼下がりシャンソンライブに ある女性が訪ねて来て下さいました


      


10月に渡仏した際に LE CONNETABLE ―  『スカーフ』の作曲者ファノンさんのお店にて

お目にかかった 小沢君江女史 


パリで配布されている日本語情報紙 OVNI オブニー の 発行人であり

伝説のシャンソン歌手 バルバラ の未完の自伝を 翻訳した方です



バルバラ… ユダヤ人として生まれ、ナチスからの逃亡生活の中、終戦を迎える

空想の中でピアノの鍵盤をたたく幼い日々…

そして人生を左右する悪夢のような体験 父親より受けた近親姦…


彼女は黒いドレスをまとい 神秘的な歌声で 自ら作詞・作曲し 二十世紀後半のパリで歌い続けた


バルバラの内面は複雑に錯綜し、自らが生きた愛の波間に揺れる悲しみや喜び、

人生の重さを ひとつひとつの言葉に紡ぎ ピアノの調べにのせて 名曲が生み出される


『黒い鷲』はナチスの象徴か 父親の大きな黒い影なのか


バルバラの息遣いが感じられるような 小沢女史の翻訳  とてもいい本でした


冬の暖かい部屋の中で バルバラを聴きながら ページをめくってみてはいかがでしょうか



『一台の黒いピアノ・・・未完の回想』


    バルバラ 著  小沢君江 訳  緑風出版 刊 ¥1800




小沢女史は パリに住んで40年!


日本語情報紙(フリーペーパー) OVNI  とともに生きた半生と

フランス社会の素顔をリアルに書き綴った本も出版されています


異国の地に生きる強く誇り高き女性  是非こちらも手に取ってみてはいかがでしょうか



 小沢君江 著  緑風出版 刊 \2000 




亡き夫が 年末になると 本を買い込んでいたことを思い出します

カレンダーを見ますと 来年は少し長めのお正月休みになりそうです


気になっている本を読んでみるのもいいですね





◆ 好評発売中!斗南良子のシャンソンアルバム 「千夜一夜~時を越えて~」 ◆


                大ママのブログ

          全国のレコード店でご注文出来ます どうそよろしくお願い致します


アマゾンでも購入出来ます↓

http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%83%E5%A4%9C%E4%B8%80%E5%A4%9C~%E6%99%82%E3%82%92%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%A6~-%E6%96%97%E5%8D%97%E8%89%AF%E5%AD%90/dp/B00CC2FAX6

こちらはタワーレコード↓

http://tower.jp/artist/379442/%E6%96%97%E5%8D%97%E8%89%AF%E5%AD%90

ラジオ日本 毎週火曜23:00~ 斗南良子シャンソン千夜一夜 PR動画 
http://www.youtube.com/watch?v=Esir6wQrcE8&feature=player_detailpage


ラジオ日本 番組紹介  http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/tonami.php

ラジオ日本 パーソナリティー紹介 http://www.jorf.co.jp/PERSONALITY/tonami.php


http://www.wako-gr.com/ 斗南良子のお店♪和光グループ ホームページ

<a href="http://music.blogmura.com/chanson/ ">にほんブログ村 シャンソン</a>