ど、どうしよう

汗が、女の人の足に落ちてしまいました。

ど、どうしよう

焦れば焦るほど、ドンドン汗が落ちてきます。

顔も赤くなっていくのが分かるくらいです。

慣れていないって、こんなもんですよね。

かくして最初の授業が終わりました。

他は誰も汗をかいていません。

女房に家に帰ってこのことをいったら、

汗のでないツボを先生に教えてもらえばいいじゃない。

と、涼しい顔。

いやはや女房にまで、バカにされてしまいました。

この専門学校。実は大当たりでした。（だと思います）

卒業生の就職や開業のめんどうまで見てくれるようですし、現に卒業した人が、
就職していきました。

開業している先生も多く、活躍しています。

中には、整体が今流行っているので、きちんとした技術や、
理
論を教えない学校もあるらしく、高い金を払って、

たいしたこと教えないで、認定証だけよこすとこもあるとか。

また、忙しいので、授業といって実際に生徒に整体もどきをさせて、

従業員代わりにしているところもあるようです。

そんなことはとっても危険です。

整体師にかかるとき、きちんとした技術と理論に裏付けられている整体師にかかってください。

そうでないと、身体を壊すことになりかねません。

この学校入学に関しても面接があり、院長が見極め、入学を許可しています。

多分真剣にやる気のない人は、入学を進めないのでしょう。

みんな真剣な生徒ばかりです。なので、私がちょっと浮いています。

この年で整体学校に入ろうとした私は、ちょっと疑問だったらしくかなり、

なぜ入学したいのかしつこく聞かれました。

親の介護のためという人はいなかったようです。

大部分の人が開業のためという理由だったようです。

なので、みんな真剣なので、私はその気迫に押されています。

変なおじさんに見えたのでしょうか。

けして見えるだけで、変なおじさんではありません。（見えないと思うけど）

でも、確かにおじさんはたいへんです。

覚えなければならないツボの名称とか経絡名とか手技名とか、

普段知らない身体の器官の名前から覚えなければなりません。

今聞いたことをすぐ忘れるんです。

こ、困った。

あまりの記憶力の悪さに、汗たらたらです。

学生以来、使わなかった豆単語帳（解りますか？）を買い、日々暗記の毎日です。

体力も記憶力もどこかに忘れてきてしまいました。

今あるのは、口数力だけです。おまじないのように、ただ、ただ繰り返すだけです。

今日も言っています。

さんいんこう、ろうこく、ちき、いんりょうせん・・・・・・・・・・・。
じんそう、ゆにょうかん、ぼうこう、にょうどう・・・・・・・・・・・。

これから、どうなることか。(>_<

続きはまたこの次に ♥