太陽系 1
宿命を主題として、不慣れな宇宙や銀河などに近づいて見てきました。その結果として、私の視点が拡大しつつあるのを感じ取れたのが収穫でした。太陽系に絞り込めば、もう少し身近な話題となって関心を寄せていただけるのではと思います。我々の住む太陽系は、1兆〜2兆もあると言われている銀河の中の天の川銀河に属しています。天の川銀河をただの銀河系とのみ表現しているのはなぜなのかは分かりません。太陽系は天の川銀河の中心から26,000光年も離れた銀河系のかなり端のほうに位置しています。銀河の中心には前述のブラックホールがあって、その中心から太陽系までの距離が遠くにあるとすると、フランスのパリから数十キロ離れた田園風景の広がる田舎の村が太陽系にあたると思って見て下さい。天の川銀河の大きさは100,000光年と言われています。光が銀河系円盤(和菓子のどら焼きの三笠山のような形状)の端から端まで到着するのに100000年もかかると推定されています。200年ほど前には、宇宙には天の川銀河しかなかったと思われていました。よく晴れた夏の夜空を見上げると、薄くなった牛乳を流したように銀河が見えるので、ミルキーウェイと呼ばれています。銀河系の中には、2000から4000億個の星があると推定されています。これらの星は恒星の集まりで、我々の太陽もこの中に含まれています。三笠山のような形の銀河系の円盤は、ゆっくりと回転しています。規則正しく公転しているのです。ゆっくりといっても、地球から月までに行く所要時間が30分ほどで384,000キロメートルを一気に行ってしまいます。首都から遠く離れたところにある田舎の村の太陽系はどうなっているのでしょうか。宇宙に関心のある人にとっては、太陽系については十分な知識がお有りだと思いますが、私たちの母なる地球が太陽系の第3惑星(プラネット)である以外、大した知識のなかった者にとっては、改めて正面から太陽系に向き合ってみるとそうだったのかと思うことだらけです。まず私が思ったのは、宇宙は拡大、膨張しているので確かな広さはわからないと思います。銀河も銀河と銀河が衝突をして、成長を続ける宿命を負っているのですが、銀河系だけは広さや形状など伝えました。太陽系も宇宙の拡大に伴って成長はしていますが、急激な変化では無いので、現状はほぼわかります。太陽系の広さは「天文単位AU」で表されます。IAUは、地球から太陽までの平均距離である。1億5000万キロメートルで表現されています。小さな日本列島の市や町で暮らしている私たちにとっては月への距離さえ、とてつもなく遠いと思うわけですから太陽系の広さは想像もつきません。月までは384,000キロメートル強です。地上100キロメートル以上が、宇宙で、国際宇宙ステーションのある位置までは400キロメートルです。いずれ触れる機会はあるのですが、この機会に火星はひょっとしたら人類が住めるかもしれないと言い初めていますので、火星までの距離を記しておくと約8千万kmです。火星が再接近する際は6000万キロメートルで、1番遠くになる時は、1億キロメートルほどで、月への距離の200倍ほどです。少し横道に触れましたが、宇宙は人間の想像力を遥かに超えていますが、人間の想像力を培う上でも宇宙的感覚は必要です。太陽系の広さに戻ります。太陽系とは、太陽の重力が影響を及ぼす範囲のことを太陽系と呼んでいます。これが私にはわかりやすいので、この説を取ります(他に異説あり)太陽圏とは太陽が放出する太陽風が外側の星間物質と混じり合う境界線を「ヘリオポーズ」と言い、そこまでを太陽圏といいます。星間物質とは前述したように、主に水素とヘリウムを主成分とする星間ガスと炭素や鉄などを含む固体微粒子である星間塵を言います。太陽系全体の直径は、主要な天体を含む範囲だけでも約30兆キロメートルに及び外側の天体(オールトの雲やエッジワーズ、カバーベルト)まで含めるともっと広大なものになります。オールトの雲とは太陽系を球殻状に取り囲む、氷やメタン、一酸化炭素、水、小天体やちりが集ってできた雲のようなものです。エッジワーズ、カイバーベルトとは太陽系の海王星の軌道の外側にある氷の小天体が帯状に集った領域のことです。この領域は、太陽系が誕生した頃の惑星になれなかった微惑星の残りと考えられており、短周期彗星の期限とも関連付けられています。私たちが太陽系と聞いて、想像できるのは8つの串刺しになった星が太陽を中心にして列んでいる図です。太陽を中心として、近い順に、水星、金星、地球、木星、土星、天王星海王星と並んでいます。未来は明るい❣️