生贄羊計画/その1
とうとう、舞台がはじまった。
君をどうやって料理しようかな。まったくあきれるくらい無防備だね。その無防備さは、俺を誘うための罠か君の性なのかどっちなんだろう?でも俺には通用しない。
君とは同じ属性の生き物だから心の動きも、無意識な欲望も手に取るように感じるよ。
まず、第一段階は俺に興味をもってもらうこと。どうやらそれはうまくいったみたい。君は面白いくらいよくしゃべる。聞いてもいない個人的なことまで・・・自己アピールだったのかな?(笑)表だけじゃなく裏からも話しかけてくる積極的な君には少し驚いたけど、俺を気に入ってくれたのだろうか。それとも誰にでもそうなのかい?
とにかく俺の最初のアプローチは成功したわけだ。
また会いに行くからね。筋書きを十分練って次はもっと仲良くなれることを願っているよ。
たくさん話そう。俺の羊になって少しだけ楽しませてね。悪いようにはしないから。









