【早読み!週刊誌】インチキ科学者の正体(10月15日~21日発売)。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

【早読み!週刊誌】インチキ科学者の正体(10月15日~21日発売)。。。

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~時事通信~


【早読み!週刊誌】インチキ科学者の正体(10月15日~21日発売)

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の心臓移植手術を行ったとして、読売新聞に誤報を打たせた森口尚史氏(48)。いったい彼は何者なのか。「週刊文春」が詳報している。

 森口氏は「千葉県市川市で一人暮らし」。自宅は「1Kのアパートで、家賃は6万2000円」だという。近所の人には「自分は東大教授でハーバード大に研究室もある」と話していたようだが、実際は東大病院の特任研究員だった(後に懲戒解雇)。日ごろから自慢話が多く、私生活でも小さなうそをつく性癖があったという。しかしほら吹きの才能は、既に大学時代に開花していたようだ。「仮面浪人の期間も含めれば6浪の後に、24歳で入学した」東京医科歯科大は、医師ではなく看護師を養成する学科。周囲に「自分は京大法学部と二重学籍を持っとるんや」と話し、一部の生徒に疑われている。森口氏は、高校は新設の「偏差値は50程度」の学校で、京大医学部受験には3度失敗しているという。理想とする自分と現実の自分。この乖離(かいり)が学歴コンプレックスを刺激し、インチキ科学者を作ったのではないだろうか。

 

 「週刊新潮」も森口氏の話題を取り上げている。巻頭グラビアに森口氏のアパート内部が映っている。前出の「週刊文春」でアパートの大家が「床が抜けそうなほど本が積んである」と評した部屋だ。本はもちろん学術書ではない。「足の踏み場もないほど床一面に増殖した新聞、マンガ、週刊誌、紙袋…」。そのごみの中にちょこんと座っている森口氏は、妙に風景に溶け込んでいる。だが、うそがばれたこの期に及んでも、ごみの中にハーバード大の特許などがあり、「探せば、ものの2分で出てきますよ」と豪語している。同誌の関連記事によると、森口氏は中学、高校受験でも関西の有名進学校を受け、失敗。「週刊文春」が「仮面浪人の時期」としていた間は、どうも駿河台大学にいたようだ。

 

 口直しに本家本元、iPS細胞でノーベル賞の山中伸弥・京大教授の話題を。「アエラ」の「『偉業』を支えた女性たち」の記事が面白い。奈良先端科学技術大学院大で山中助教授(当時)と一緒にiPS細胞の研究をしていた大学院生やスタッフに光を当てる。山中氏を入れた7人の研究チームのうち、5人が女性だったという。「生物実験の『シロウト』」だった男子大学院生が「コロンブスの卵的発想」で突破口を開いたかと思えば、女性大学院生が女性スタッフと失敗の中から、iPS細胞の開発につながる成果を挙げる。こんなチームを山中氏は講演で「家族以上に大切な仲間」と紹介するという。謙虚で温かな人柄がノーベル賞を引き寄せたことは想像に難くない。

 

 「週刊朝日」は、第1回で連載中止に追い込まれた「ハシシタ 奴の本性」の記事。周知のように、橋下徹・大阪市長の出自をめぐる記事で、ノンフィクション作家の佐野眞一氏と同誌取材班の共同執筆。連載中止の理由は、「同和地区などに関する不適切な記述が複数あり…」(発行元の朝日新聞出版)とのことだが、同和うんぬんより、内容がひどい。他人の言葉を引用する形で、品性下劣な言葉のオンパレード。地の文章も悪意に満ち満ちている。(花崎真也)