【早読み!週刊誌】いまどきの「政治家の器」(9月10~14日発売)。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

【早読み!週刊誌】いまどきの「政治家の器」(9月10~14日発売)。。。

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ワカ」こと…


川口市議会議員の若谷正巳です。


恒例の…


~時事通信~


【早読み!週刊誌】いまどきの「政治家の器」(9月10~14日発売)

 松下忠洋金融・郵政民営化担当大臣(享年73)が自殺した。その一因ともされるのが、「週刊新潮」に掲載された松下氏の女性スキャンダルである。いったい何が書いてあるのか。鹿児島市在住の元ホステス(70)が、松下氏との21年にわたる情交を赤裸々に告白している。なぜ彼女はこのような行動に出たのか。記事を客観的に読めば、別れ話のもつれだろう。しかし、それにしても、内容は赤面するほど破廉恥だ。例えば、松下氏が彼女に送った手紙には、「初めて肌を重ねた熱いニューオータニの朝のベッドを胸キュンで思い出しています」とある。一方、女性の告白には「松下さんのエッチは品がなく、乱暴」「自分本位」などとあからさまに批判されている。その上、テレホンセックスまで強要していたことまでばらされては、政治家生命が終わると考えても不思議はない。しかし、かつて女性スキャンダルに見舞われた宇野宗佑元首相は、自殺などしなかった。醜聞を笑い飛ばすくらいの度量がなくては、政治家としては失格だろう。

 

 9月26日に投開票される自民党総裁選挙。事実上の次期首相の座を争う選挙だけに、目が離せなくなっている。「サンデー毎日」は、自民党が分裂状態に陥り、長老支配が復活していると指摘する。その長老とはズバリ、森喜朗元首相、古賀誠元幹事長、青木幹雄元参院議員会長の3氏。彼らは「幼稚で軽い石原(伸晃)氏を担ぎ『リモコン政治』を狙っている」(村上正邦元労相)という。しかし、長老の覚えめでたい石原氏も、万全ではない。2004年の日本歯科医師連盟(日歯連)に絡む迂回(うかい)献金問題では、石原氏も疑惑を持たれており、古傷が再びさらされる可能性もあるようだ。

 

 では、自民党総裁は誰に? 地方票に強く、世論調査でも人気の高い石破茂元防衛相か。「アエラ」は、石破氏には「オタクの壁」があり、総裁選で勝っても人脈が希薄だと危惧している。石破氏が安全保障政策通だということはつとに知られたところ。農政通でもあり、政策面ではあまり心配はないようだ。しかし、慶応義塾高校出身なのに、経済界に親しい人はなく、愛好歴45年のプラモデル制作にしても、人脈づくりに役立っている形跡はないという。孤高の存在ゆえに、ブレーン探しにも苦労するだろうというのだ。だが、時代は非常時だ。「オタク」が日本政治を変えるかもしれない。

 

 国が20億5000万円で購入することが決まった尖閣諸島。「週刊文春」では、尖閣の地権者代表としてメディアに登場する栗原弘行氏の娘と元妻が、栗原家の正体を暴露している。栗原家は大正時代に「小豆相場で大もうけし、そのお金で埼玉県の大宮一帯の土地を買いあさった。それが始まり」だという。栗原氏の女遊びや豪遊などの話もあるが、それはひとまず置く。注目すべきは、栗原家が石油などの海洋資源を目当てに、5000万円で尖閣を手に入れたことだ。栗原氏は「領土を守る国士」でも何でもない。しかも、作家の有吉佐和子がかつて著書の中で尖閣上陸を拒否する栗原家を批判した際には、訴訟まで起こしているという。石原慎太郎都知事が「男の約束」をしたのは、どうやら一筋縄ではいかない相手だったようだ。(花崎真也)