(立)田中 覺-百田 (鳥)杉沢-大友
【三塁打】 杉沢(鳥)
【二塁打】 樋浦、藤原、中原(立)
立命館宇治スタメン
立命館宇治の先発投手は本格派エースの
田中 覺(3年、183センチ・84キロ)
威力あるストレート、スライダー主体に制球良く打たせて取る。
鳥羽スタメン
鳥羽の先発投手、左腕エースの
杉沢 大輔(3年、173センチ・73キロ)
この日はいつもよりベルトから高めのボールが少なく、かなり出来が良かった。
:立命館宇治1回表の攻撃
1死から2番・森田がショートゴロ悪送球で出塁
しかし続く3番・寺田の打席で1走・森田が盗塁失敗、相手のミスを生かせず
:鳥羽1回裏の攻撃
1番・奥村が四球で出塁
しかし続く2番・宇田がスリーバント失敗、送れず1死1塁となり
3番・伊那夏はショートゴロで1走が2封され、2死1塁と変わり
4番・大友はドン詰まりのピッチャーゴロ、無得点
:立命館宇治4回表の攻撃
この回先頭の1番・長谷川が両チーム通じて初ヒットをライト前に運ぶ
続く2番・森田がきっちりと送りバントを決めて1死2塁とする
しかし3番・寺田はライトフライ
4番・百田もライトフライに倒れて先制ならず
:立命館宇治5回表の攻撃
1死から6番・藤原がセカンド左へヒット性の鋭い打球を放つも、鳥羽・奥村二塁手がスライディングキャッチ、ノーステップのスナップスローでアウトにするファインプレー
:鳥羽6回裏の攻撃
この回先頭の9番・伊那真がセンター前ヒットで出塁
続く1番・奥村がバスターエンドラン、高いバウンドのセカンドゴロで1走が2進、1死2塁とし
2番・宇田の進塁打となるセカンドゴロで2死3塁とし
3番・伊那夏は四球で歩き、その後盗塁を決めて2死2,3塁となり
4番・大友も四球を選んで2死満塁とチャンスが広がり
ここで5番・上原が放ったレフトフェンス際のファールフライを、立命館宇治・樋浦左翼手がフェンスにぶつかりながら好捕、
チームのピンチを救うビッグプレー
:立命館宇治8回表の攻撃
この回先頭の6番・藤原がレフト前ヒットで出塁
続く7番・中原がきっちり送りバントを決めて1死2塁とし
8番・松原の進塁打となるセカンドゴロで2死3塁となった後
好投を続ける8番・田中覺みずからレフト前へタイムリーヒットを放って待望の先制点、
立命館宇治1対0鳥羽
ようやく均衡敗れる
:鳥羽8回裏の攻撃
この回先頭の1番・奥村がライト前ヒットで出塁
続く2番・宇田が送りバントを決めて1死2塁と同点機
しかし3番・伊那夏はライトフライに倒れて2死2塁となり
4番・大友はショートゴロに倒れておいつけず
:立命館宇治9回表の攻撃
2死から5番・樋浦がレフト線ギリギリに落とす二塁打、好走塁で間一髪2塁を陥れ2死2塁となる
ここで6番・藤原が右中間を破るタイムリー二塁打を放って貴重な追加点、
立命館宇治2対0鳥羽
なおも2死2塁から7番・中原もレフトオーバーのタイムリー二塁打、
立命館宇治3対0鳥羽
立命館宇治はこの回2死からの3連続二塁打で2点を追加
:鳥羽9回裏の攻撃
この回先頭の5番・上原がレフトフライ、6番の代打・高田もサードフライに倒れて2死走者無し
最後は7番・杉沢がショートフライに倒れて試合終了。
立命館宇治・田中覺は百田捕手の好リードもとバックの堅い守りに支えられて、昨年の代表校で試合巧者の鳥羽を3安打完封。
里井監督の采配も素晴らしく会心の勝利。
昨夏決勝で涙を飲んだ相手にリベンジを果たしました。
鳥羽も杉沢投手がよく投げましたが、援護なく敗れました。
立命館宇治はバッテリー中心に手堅い野球で安定感ある戦いぶり、昨夏後一歩だった無念を晴らすことが出来るのか、注目です。