立命館宇治VS鳥羽~第98回全国高等学校野球選手権京都大会4回戦~ | arawashi高校野球

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田中 覺-百田 (杉沢-大友

【三塁打】 杉沢
【二塁打】 樋浦、藤原、中原


立命館宇治スタメン



立命館宇治の先発投手は本格派エースの
田中 覺(3年、183センチ・84キロ)
威力あるストレート、スライダー主体に制球良く打たせて取る。



鳥羽スタメン



鳥羽の先発投手、左腕エースの
杉沢 大輔(3年、173センチ・73キロ)
この日はいつもよりベルトから高めのボールが少なく、かなり出来が良かった。



立命館宇治1回表の攻撃








1死から2番・森田がショートゴロ悪送球で出塁







しかし続く3番・寺田の打席で1走・森田が盗塁失敗、相手のミスを生かせず



鳥羽1回裏の攻撃


1番・奥村が四球で出塁



しかし続く2番・宇田がスリーバント失敗、送れず1死1塁となり







3番・伊那夏はショートゴロで1走が2封され、2死1塁と変わり





4番・大友はドン詰まりのピッチャーゴロ、無得点



立命館宇治4回表の攻撃




この回先頭の1番・長谷川が両チーム通じて初ヒットをライト前に運ぶ



続く2番・森田がきっちりと送りバントを決めて1死2塁とする





しかし3番・寺田はライトフライ





4番・百田もライトフライに倒れて先制ならず



立命館宇治5回表の攻撃










1死から6番・藤原がセカンド左へヒット性の鋭い打球を放つも、鳥羽・奥村二塁手がスライディングキャッチ、ノーステップのスナップスローでアウトにするファインプレー



鳥羽6回裏の攻撃




この回先頭の9番・伊那真がセンター前ヒットで出塁







続く1番・奥村がバスターエンドラン、高いバウンドのセカンドゴロで1走が2進、1死2塁とし





2番・宇田の進塁打となるセカンドゴロで2死3塁とし



3番・伊那夏は四球で歩き、その後盗塁を決めて2死2,3塁となり



4番・大友も四球を選んで2死満塁とチャンスが広がり



















ここで5番・上原が放ったレフトフェンス際のファールフライを、立命館宇治・樋浦左翼手がフェンスにぶつかりながら好捕、
チームのピンチを救うビッグプレー



立命館宇治8回表の攻撃




この回先頭の6番・藤原がレフト前ヒットで出塁



続く7番・中原がきっちり送りバントを決めて1死2塁とし


8番・松原の進塁打となるセカンドゴロで2死3塁となった後









好投を続ける8番・田中覺みずからレフト前へタイムリーヒットを放って待望の先制点、
立命館宇治対0鳥羽
ようやく均衡敗れる



鳥羽8回裏の攻撃




この回先頭の1番・奥村がライト前ヒットで出塁



続く2番・宇田が送りバントを決めて1死2塁と同点機





しかし3番・伊那夏はライトフライに倒れて2死2塁となり







4番・大友はショートゴロに倒れておいつけず



立命館宇治9回表の攻撃










2死から5番・樋浦がレフト線ギリギリに落とす二塁打、好走塁で間一髪2塁を陥れ2死2塁となる













ここで6番・藤原が右中間を破るタイムリー二塁打を放って貴重な追加点、
立命館宇治対0鳥羽











なおも2死2塁から7番・中原もレフトオーバーのタイムリー二塁打、
立命館宇治対0鳥羽
立命館宇治はこの回2死からの3連続二塁打で2点を追加



鳥羽9回裏の攻撃

この回先頭の5番・上原がレフトフライ、6番の代打・高田もサードフライに倒れて2死走者無し







最後は7番・杉沢がショートフライに倒れて試合終了。
立命館宇治・田中覺は百田捕手の好リードもとバックの堅い守りに支えられて、昨年の代表校で試合巧者の鳥羽を3安打完封。
里井監督の采配も素晴らしく会心の勝利。
昨夏決勝で涙を飲んだ相手にリベンジを果たしました。
鳥羽も杉沢投手がよく投げましたが、援護なく敗れました。
立命館宇治はバッテリー中心に手堅い野球で安定感ある戦いぶり、昨夏後一歩だった無念を晴らすことが出来るのか、注目です。