実は半年前位から昼夜問わない激務とプレッシャーで、不眠症と風邪でダウンしてしまっていた。
週末は休みがあれば大体ジムや整体でメンテナンスをとっていたのだが、なかなか回復に至らない。そもそも寝れてないから。
そんな中、京橋のあたりで、とある整体治療院さんを見つけた。
そこは普通の整体とは違った治療を行っており、
なんと！
揉まない、つままない、刺激の全くない、
ただただ、色んな箇所を触るだけ
の治療を行っていた。
だけど、それなのに終わった後は身体の歪みや凝り、内臓のしこりや気持ち悪さがすべて取れて、身体全体が心地よくなっている。
調べたところSOT治療を行っているらしいが、よくわからない。
そこに何度か通ううち、段々薬に頼らなくても寝れるようになってきて、身体の調子も凄くよくなってきた。
ある時医院の院長が話してくれたのは、
『身体には本来、自己回復機能が備わっているけど、
現代人はあらゆる情報、外部に意識を傾け過ぎているせいか、身体の内部に意識がいかず、治癒能力が落ちていっている。
僕の治療は貴方の身体の内部に働きかけて、許容を促しているだけです。
自分自身に意識を持っていくには、過去のことや未来のことは考えず、今の時間を感じること。
今触っているもの、見ているもの、聞いているもの、頭から足の爪先までの感覚を味わうこと。ほとんどの人は過去のことや未来のことばかり考えて今の時間、今自分がここにあることを感じて生きれていない。』
という、精神的な話にもなったけど、つまり
デカルトの『我思う故に我有り』的なものかな。
ということで、そのトレーニングの一環として、ヨガや瞑想を始めてみた。
数日して、心に余裕も生まれて、身体の調子もよくなってきた。
ハーバード大学の研究で、ヨガや瞑想を行うと病気の防止が望めるのではないか？という記事があがっていたが、
これが証明されれば、確かに整体の先生の話にも繋がってくる気がする。
私の出身高校では授業の前に、必ずMeditationっていって瞑想させてたが、何気に理に適った事だったのかもしれない