冬休みに日本に一時帰国した際に受けた人間ドックで
いくつか気になる点が見つかったので、ナイロビで精密検査を
受けてみる事にしました。
な、なんとナイロビで初・胃カメラ。
事前の問診の際に「もし小さいポリープとか見つけたら
内視鏡で取っちゃうからね~」と言われたので、
そういう事態になったら家族の承認サインとか必要かと思って
パパも半休位の勢いで付き添ってくれました。
朝食抜きで8時半に病院へ。
簡単な問診票に記入したら、荷物チェック。
持ってきたカバンはパパに預け、それ以外にもメガネや結婚指輪も
外してパパに預けて~と言われました。
どんだけ仲間を信用してないのナイロビ病院。
洋服を手術着みたいなものに着替えて、いざ
・・・と思ったら、まだお医者さんが到着していない模様。
ベッドで待たされたものの、携帯も何も持っていないのでする事なし。
結局、横になって寝ていました。
やっとお医者さんが来て手術室の様な場所に移動したのは10時半。
お医者さん2時間遅れだった模様です。
さすが、ケニア人。
マウスピースをして喉の麻酔薬をスプレーで飲まされた後、
点滴で麻酔を・・・
入れてくれたらしいけど、そこから記憶はすっ飛び
気づいたら回復室のベッドの上でした。
既に時刻は12時。
「胃カメラでえづいて大変だった」という経験談をよく聞くので
かな~り身構えていたのですが、全く記憶に無くてラッキー。
これだったら毎年受けてもいいわ。
しかも待合室で待っていた(こちらも相当長時間待たされたはず)
パパには「終わりましたよ~。小さいポリープがあったから
取っておきましたからね。一応検査に回すけど、心配なさそうですよ。」
といきなり検査の終了が告げられたそうで、
内視鏡手術については同意書もサインも何もなかったそうな。
さすがケニア、この辺も大雑把というか。
更に術後の感染症予防の薬をくれたのですが、
これがあり得ない粒の大きさ。
私の指の関節一つ分くらいあって、飲み込めそうにありません。
だから毎回ガリガリ齧って飲んでおります。
ケニア人はこの粒、飲み込めるの
ちなみに日本で受けた人間ドックですが、ケニアへ戻ってから
結果が出たので、とりあえず母に結果を聞きに病院へ行ってもらおうと
思っていました。
・・・がしかし、母が代理で結果を聞きに行きますと電話したら
「個人情報保護のため、本人以外には結果をお知らせできません」
といわれたそうです。
親でも、家族でも駄目なんだって。
なんだかこの「個人情報保護のため」って言葉、変に厳格に適用されて
生きにくい社会になってませんかね?