一生お付き合い出来る先生 | 若葉日記・・・ナイロビ編

若葉日記・・・ナイロビ編

我が家のナイロビ生活も3年目に突入。
若葉ちゃんはナイロビ日本人学校3年生になりました。
どんな出来事が待っているかな~!?

我が家の娘は1歳前なので、彼女の「先生」と言えば小児科の先生くらい。

でも当然これからの人生、学校の先生、お稽古の先生、塾の先生と、

たくさんの先生と出会うことになるでしょう。

そんな時に「先生って凄い!」って素直に尊敬できるような、

素敵な先生に1人でもめぐり合えたら良いなあと思います。


ちなみに私にとっての「凄い先生」は、小学校3年生の時の担任。

多分、先生になりたてだったであろう若い女の先生でしたが、

音楽が専門だったので、ピアノを習っていた私はそれだけでメロメロ。

真っ白な秋田犬を飼っていて、ちょうど自分も犬を飼い始めた

私はさらにメロメロ。

先生の作曲、クラスのみんなの作詞で、クラスの歌を作ってくれて、

なんとその歌、25年後の今でも歌えます。

学校代表で町の音楽会に出ることになった時、どんな難しい曲を

やらされるのかな~と思ったら、先生の選曲は当時大流行していた

ドラマ「太陽にほえろ!」の主題歌。

皆、それはそれは真剣に練習し、当日もみごとな笑いと拍手を

いただいたのを覚えています。


本当は4年生もそのまま担任してもらえるはずだったのですが、

先生が勉強したい事が出来て辞めることになってしまい、

(本当は何か他の事情があったのかもしれませんが)

それを3学期の終業式の日に聞いた時には、クラス中の生徒が

泣きました。


でもその後も、ず~っとお手紙をやりとりしたり、先生のお宅に

遊びに伺ったりしてお付き合いが続き、私達の結婚披露宴にも

出席してくださいました。

スピーチをお願いしたら、「秘密のカセットテープ」というのを

持ってきてくださって会場で流したのですが、

なんとそれはあの時の「太陽にほえろ!」。

再び披露宴で笑いと拍手を頂くとは、夢にも思いませんでした。