昨日午後1時45分ごろ、、外房線の新茂原駅で千葉発安房鴨川行き下り普通電車(8両)が、ホームから約80メートル過ぎて停車しました。電車は同駅所定停止位置に戻り、約8分遅れで発車したそうです。
JR東日本千葉支社では、男性運転士(59)が考え事をしていてブレーキを忘れていたことが原因としています。
たまたま今朝のニュースでオーバーランなどを防止する、運転士支援システムを取り上げていました。近鉄やJR西日本の一部路線で導入されていて、導入後は一件もオーバーランが起きてないそうです。
カーナビと同じようなシステムで、GPS技術を利用して列車の走行位置を特定し、その位置情報をもとに端末装置の画面表示・音声及びLED の発光により運転士に対して注意喚起を行うものです。予め注意喚起の地点を登録した車載端末装置を運転士が携帯し、担当する列車の運転台に装着することにより必要な注意喚起を行います。
停止ブレーキを開始すべき地点で音声と画面表示により「停車!」、「停車!」と注意喚起したり、ホームに近づくと「8両停車」、「8両停車」と何度も音声と画面表示で、停車することと、停車位置とを知らせます。