高額な海外出張経費を使わなければ、東京都は魅力のある都市になり得ないのか? | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

東京都知事の海外出張経費について、
首都圏の神奈川、埼玉、千葉3県の知事が
その高額さを批判しています。
また、舛添都知事の宿泊費は、条例の上限額を
大幅に上回っているといわれています。

そうした中、新年度の4月が始まって3週間が過ぎました。

進学や就職で初めて東京に来られた人も少なくないと思います。
そんな方々にとって、東京の第一印象は、どんなものでしょうか。
もっとも、
今回の熊本地震により、九州に家族等を残して上京されている
方にとっては、
気が休まらない日々が続いているものとお察し致します。

私は、東京生まれの東京育ちで、これまで、
新鮮な目で東京を眺めたことはありませんが、
それでも、最近の変わり様には目を見張るものがあります。

2016.04.21_新宿_R 

上の写真だけ見せられると、何だかニューヨークの風景のように見えますが、
ここは、東京都庁からほど近い新宿駅南口です。
先ごろ、懸案だったバスターミナルが完成し、
ますます多くの乗降客で賑わっています。

東京五輪に向け、また、その後の更なる外国人観光客の呼び込みのため、
東京は、更に魅力的に変わり続けます。このこと自体は大変結構なことです。

ただ、一層魅力的な都市を目指すからといって、都知事らの
海外出張経費が高額すぎてよいはずはありません。

特に、同じ首都圏の他の知事から、高額すぎると
批判を受けていることは、相当問題があります。

そもそも、東京都は、神奈川・埼玉・千葉の首都3県とは違うなどの事情がある、
と言うのであれば、東京都においてその説明責任を果たす必要があるでしょう。
あくまで税金で賄われる海外出張経費が高額でなければ、
東京の発展が望めない、ということはなさそうには思いますが。