昨日1/8(金)に出席した衆議院予算委員会で、出生率についての質疑が出ておりました。
安倍政権が掲げる「1億総活躍社会の実現」のうち、達成すべき1つの数値として、
希望出産率「1.8人」が挙げられていますが、実は、この数値をとうにクリしている
小さな市町村が数か所あるとのことでした。
おそらく、それらのコミュニティは、出産しやすい、子育てに不安のないサポート体制が
とられているのではないかと推測しますが、こうした実例を見れば、
安心して子育てできる環境づくりが少子化問題にとって大事なのだと分かると思います。
なので、そのノウハウや経験知を全国的に共有するためのサポートも必要だと思います。
日本社会にとって、少子化問題は危機的な状況です。
以前のブログにも書きましたが、このままでは、昨年生まれた子が80歳になるときには、
日本の人口が半減近くとなり、好むと好まざるとにかかわらず、移民受入れの政策をとら
ざるを得ないほど危機的です。
ただ、やむを得なく移民受入れを検討する前に、
出産しやすく子供を育てやすい環境づくりを
国民レベルで考えたいものです。
子は、社会を崩壊から救う「かすがい」なのです。
以前、私は、電車内で子供が騒いでいると、
うるさいとばかりと思っていましたが、
最近では、こうした子供が日本の将来を支えていくのだから、
うるさいぐらいの方が、活気があってよいと思うようになりました。
上の写真は、昨年、地元の東京都足立区の青井小学校で、高学年の小学生相手に、
国会や議員の仕事を紹介する授業をさせてもらったときのものです。
今年から、18歳以上に選挙権が与えられます。
この子たちも、もう数年後には、投票所へ行くようになります。
彼ら彼女らが大きく育って、頼もしいリーダーが生まれてくるのが楽しみです。