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若佐大貴の「わかさ生活」

※某ブルーベリー会社さんとは全く関係ございません


舞台終わると必ずというか、多少なりとも体調を崩します。








今回もちょっと、崩しましたね。








冬の公演とかだと特に風邪引きます。








ある種のルーティーンになりつつある、どーも、わかさです。








遅れ馳せながら『メイツ!』無事に全公演が終了いたしました。
ご来場くださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。









開幕のファンファーレを告げる記事を更新することなく、さらに幕が降りてからだいぶ時間が経ってからのご報告、申し訳なく思っております。









時間がなかったです、と言いたいところですが
他のキャストのみなさんはしっかりマメにブログとか書いてましたのでね、僕の性格のズボラさ故ということです。申し訳ありません。









とまぁ、過ぎてしまったことは仕方ないのでね、公演のこと書きたいと思います。













千秋楽でのスタンディングオベーション。
あの景色、本当に感無量でした。








わかさがこの景色に立ち会えたのは計3回。








2012年 スペースゼロにて『信長』
2014年 シアターKASSAIにて『メイツ!』

そして今回。








状況や人数は違えど
その全てで言葉では表現できない感情が溢れてきます。








目に映った瞬間に思考が停止するんです。
そして涙が溢れてくる。
どんな言葉を並べても伝えられない気持ち。








たぶんですけど
頭で理解する前に
心が反応してるんです。
体が反応してるんです。
だから説明が利かない感情になるんですよね。









本当にお客様から頂いた素敵なプレゼントです。








でもちょっと思うのが
あの景色に涙していいのはメイツガールズのみなさんとか他に大変だったみなさんだと思うんです。








やっぱ体力的にも大変なスケジュールを乗り越えたからこそのあの景色なわけで
大したこともしてない僕が泣いてはいけないと。








と思ってたのに泣いちゃうんですよねー。
主演の亜音さんだって最高の笑顔をお客様にお届けしてるのに。
そんな姿を見てさらに込み上げてきて泣くんですよねー、僕。









芝居とかもそうですけど、泣きゃいいってもんじゃないっていう考えの僕ですけど
泣いちゃったんですよねー。
涙腺弱くなったんですかね、年ですかね。








本当に不思議な力を持つ唯一無二な作品に参加させて頂けて心から感謝です。








そして役的なとこを言うと
初演と同じく柏木ミチオをやらせて頂いて。








同じ作品に出演させて頂くことは以前にもありましたが
全く同じ役というのは初めてで。








一年ちょい前の自分が真っ向から勝負を挑んできて。








僕だってあれからの間、たくさんの舞台に出演させて頂き、ちょっとは成長してきたつもりで。








いま持てる力を全力で出してはみたものの、前とは違う姿を見せれたかは定かではありません。








何にも進歩してなかったかも知れないし、前の自分より良かったかも知れない。








でも正直どちらでもいいんです。
どちらにせよ、まだまだに変わりはないんです。








そして初めて立った六行会ホール。
やっぱ広かったですね。














本番始まる前にいちばん後ろの席から撮った写真です。
ここから見てくださる方にも届けないと、と思い一度座ってみました。








動き、声、ダンス、そして表情までもをこの席の方にも届けたいと思ってやってましたが
正直届いていたかは不安です。
わかさのまゆ毛が届いていたか不安です。








全ての表現を遠くまで飛ばすんだと強く思えた今回、この六行会ホールに立たせて頂けたことに感謝しております。








そしてこの広いホールでの「僕らメイツ親衛隊」のパフォーマンス。
まぁ楽しかったです。








いろんな作品で踊ってはきましたが、過去最高に楽しかったダンスでした。








演出の松本さんが
「曲中の手拍子と終わりの拍手が全楽曲の中でいちばん大きいのが親衛隊のやつ」と仰ってました。








曲のテンポとか終わりのポーズとかの関係もあるでしょうけど本当に手拍子も拍手も嬉しかったです。
なんせ終わりが組体操の扇のポーズでバーンですからね、子どもの運動会を見に来て「よくできました!」的に拍手したくなりますよね。
改めて本当にありがとうございました。








ただダンスで唯一心残りなのが
100%を出すと公言したにも関わらず、それができなかったことです。








自論ですけど、100%を出すってのは余力もなくなることです。そのあと立つことも歩くこともできないとこまでいって初めて100%を出したと言えると思うんです。








でも僕は普通に立って歩いてました。
だから100%を出してなかったということなんです。








ま、あの場で倒れて次に向かえないことの方が大問題になるのでいいっちゃいいんですけど








でも力も技術もない僕なんかはそれだけの気持ちを持ってやらなければいけなかったと思うんです。








周りの方には「いや、ストイック過ぎじゃね?」なんて言われましたが
あの場に立たせて頂けた以上、そんだけの覚悟は必要だったと思います。
100%を出せなかったことには無念が残ります。覚悟が足りなかった。








とか自分に思うところは多々ありますが
自分たちもお客様も楽しい時間を共有できたこと、本当に嬉しく思います。








最後になりますが
『メイツ!』の打ち上げで宇田川さんがあのスタンディングオベーションについて仰ってました。








「もちろんあの感動に感謝し、忘れないでいてほしいけど、みんなの中であれを通過点にしてほしい。」と。








僕もそう思います。
良くも悪くも僕らの仕事は前に進んで行かなければいけない。
楽しかったこと、嬉しかったことに浸っていては止まってしまうんです。









そこがゴールならいいんでしょうけど
僕にもまだまだやりたいことがある。
野望がある。
あれもしたい、これもしたい、あの方と共演したい、あの場所でバンジージャンプしたい。








そう思ったら立ち止まってなんかいられないです。








今回、みなさまから頂いた素敵な景色を胸に前へ。とにかく前へ進みます。








改めましてみなさま!
『メイツ!』を愛してくれてありがとうございました!
僕も『メイツ!』を愛してました!














メイツ!









では
そんな感じで(´∀`)