中学校の理科で習う密度の単位は、
「グラム毎立方センチメートル(g/㎤)」
ですよね。
体積1㎤あたりの質量(g)という意味ですが、
この1㎤という大きさの感覚を生徒にもってもらいたいと思い、
今回の教材を考えました。
これは、単純に1cm×1cm×1cmの箱が飛び出すものです。
構造も仕組みも、とてもシンプルで、
おそらく工作時間は10分~15分くらいでしょうか。
ものさし等がなくても、
1cm、10cm、1m の長さくらいは、
実生活でイメージできるようになって欲しいですよね。
(質量も、100g、1kg、10kg くらいは感覚をもってほしいかな。)
中学生くらいだと、時間は意識しても、
長さや質量は、意識する機会が少ないのかなと思います。
せいぜい、自分の靴のサイズや身長、体重くらいでしょうか。
授業で学習したことと実生活とを結びつけることができれば、
計算で出した単なる数値が、活きたものになるはずです。
そのためにも、このイメージする力を養うことは大切だと思います。
この教材が、少しでもその役に立てれば嬉しいです。
今回の教材と同じ原理で、
1L(10cm×10cm×10cm)の箱も作りたいのですが、
大きくなりすぎて、ノートに収まらないのが難点です。
↓↓↓ 展開図はこちら ↓↓↓
密度の立方体