溶解度曲線のグラフ・再結晶

この教材を使うと、
各温度での状態に注目して
溶解度曲線を見ることができます。


仕組みは、以前紹介した
「飽和水蒸気量のグラフが動く」
と同じです。
真ん中にあるシートが左右に動きます。


溶解度曲線のグラフから、
・飽和水溶液になる量や温度、
・再結晶として出てくる量
などを求めることがあります。

上の写真の場合だと、
水 100g に硝酸カリウムを 80g 溶かしています。(赤色部分)
(食塩の溶解度曲線は比較のために記入)
約48℃まで冷やすと飽和水溶液になり、
30℃まで冷やすと約32g 再結晶(青色部分)として取り出せます。


この教材の欠点は、
溶質の量を変えられないことです。
(上の写真では80g )
でも、
グラフの読み取り方を理解するだけなら
これで充分ですかね?