朝がくる不思議 ☆早春の風鋭角に仁王の眼 季節は春に向かっているはずなのに 風は冷たく冬の扉は閉じたり開いたり それでも朝の光は少し柔らかく 春の兆しを感じる。 街が動き出す前の静かな時間 空と大地の間を風の箒が そうっと光を集めている。 小鳥のさえずりに耳をすませ お気に入りの茶葉を選び ひとりでアーリーモーニングティ 私のささやかな朝の楽しみ。 ほっと一息ついたころ 遠くで車の走る音が聞こえ 廊下を歩く足音が近づいてくる 空気が流れいつもの朝が始まる 毎日朝が来る不思議。