昨年夏に仕事を辞めてから、
ずっとずっとずーっと、しつこくグダグダと、
自分の置き所がわからずに、悩み続けていました。
働く意欲が全くわいてこないのに、
「仕事」への未練がどうしても残っていて、
働き続けている友達と話したりすると、
働くことから離れてしまった自分に残念な気持ちが
その一方で、
あんなに嫌いだった料理が、
今は時間と心に余裕があるからか、
あんまり嫌いじゃなくなったりしているので、
不器用な私には、今の過ごし方が一番あっているのかもなぁと思えてきていました。
そんな中、辛い事が。。
私たち家族を近くでずっと支えてくださっていた、
大切な方（夫の親戚）が難病であることがわかりました。。
進行性の病で、将来的に24時間介護が必要となります。
私がこの世の中から一番なくなって欲しいと思っていた病気。
どうして、どうして、、、
初めて聞いた時、胸が切り裂かれる気持ちでした。
でも、
もっともっと辛いのは、その方。
私にできることは、ただただ力になることしかありません。
これまでしていただいたたくさんのことやあたたかい気持ちを思うと、
どれだけ尽くしても尽くしきれませんが、
そばにいて、少しでも力になりたいと思っています。
以前、心療内科で、
仕事をしていない自分に焦るという話をした時、
先生から言われた言葉があります。
「あなたにしかできないことをしてください。」
と。
仕事は他の人でもできる。
だから、それ以外で自分にしかできないこと、
家族のサポートなど、
他の人ではなく自分にしかできないことをするように、と。
家族のこと（夫や娘のサポート）は当たり前のことなので、その他で自分にしかできないことってなんだろうと思っていました。
でも、
親の生活のサポートを少しずつするようになり、
また、
大切な方のサポートも今後することになると思うので、
先生が言われたのはこのことなのかなと思えています。
そして、ふと気付きました。
私の残りの人生は、これまでの恩返しをするためのものなのだと。
まずは自分の両親と夫の親戚へ。
そのために、
介護の情報や知識をできるだけ得たいなと思います。
以前から少しずつ、本やネット、ラジオなどで情報を得始めていますが、
今後はもっと具体的なことも学びたいと考えています。
身体介助の方法や、食事介助のことなど、
何も知らずにするのは怖いので。
調べてみると、自治体が無料で介護関係の講座を行っているようなので、いろいろ参加しようと思います。
そして、強く思うことは、
自分の健康が何よりも大事、ということです。
さらに気を引き締めようと思います
私にしかできないことを、これからはしていこう。
やっとそう思えて、腹をくくることができ、
前向きになれました
決して無理はしないようにして、
でも、頑張ろうと思います。